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新生活に起こりうるストレス4選!あなたはどのストレスに弱い?

みなさん、こんにちは臨床心理士のさとうです。
本日は新生活に起こりうるストレス(前半記事)とその対処方法(後半記事)についてお話ししていきたいと思います。
興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

まず新社会人の皆様や新入生のみなさまこの度は本当におめでとうございます。
もちろん新社会人や新入生の方だけではなく、4月から進級されたり立場が大きく変わったり、ガラリと生活が変わるという方も多いと思います。
新しい環境や生活様式に適応することは誰にとっても簡単なことではありません。
新生活には多くのストレスが伴い、それがメンタルヘルスに悪影響を与える可能性もあります。

では早速新しい生活に伴うストレスにはいったいどのようなものがあるのかお話ししていきたいと思います。

新生活に起こりうるストレス

1つ目:環境の変化


新しい住居や職場に移ることで、まずはその場所の環境の変化に対応する必要があります。
新しい地域や文化にも適応していく必要があるため、これまでにはない新しいルールや慣習を覚えたり新しい人たちと関係を築くことが必要になります。
また慣れないコミュニティーにも参加する機会も増えると思います。同僚やサークル、グループ、チーム、身の回りの全ての環境がガラリと変わると心が追いつけなくなってしまいます。

こんな人は要注意!


対人関係を築くことが苦手な方や、人見知りな方、新しい場所に対してわくわく感よりも不安感を抱きやすい方はこのストレス要注意です。
ちなみに私はこのストレスが一番弱いです。胃にすぐ現れるので、4〜6月は毎年胃腸炎を拗らせております・・・

2つ目:新しい責任やプレッシャー


新しい職場や学校での新しい責任やプレッシャーに対処していく必要があります。新しい仕事や手順を覚えたり、これまでとは異なる難易度の高い課題をクリアしなくてはならない状況が増えます。

こんな人は要注意!


新しい仕事や難易度の高い課題に対してわくわく感を抱く方も中にはいると思うのですが、失敗したらどうしようとか、ダメだったら自分のせいだとか、自分なんかがこんなことしてはいけないんじゃないかとか考えてしまいやすい方、自分に自信がないなと日頃感じてしまいやすい方は要注意となります。

3つ目:経済的なプレッシャー


新しい環境へ移ることで経済的なストレスがのしかかることもあります。新生活のための生活用品や教科書や参考書代、フォーマルな服、新しい住居などなど、4月はとにかくお金がかかりますよね。
私も4月は学会の更新が重なるので一気にお金が飛びます。他にもやはり4月は新しいものを買い揃える必要が出てくる場合が多いので心にゆとりを持てなくなってしまうことが多いなと感じます。

こんな人は要注意!


お金がなくなると心のゆとりもなくなる方や、生活費への焦りからつい仕事を頑張りすぎてしまう方は要注意です!

4つ目:家族や友人、恋人との離別


新しい場所で新しい人と出会うことはいいことではあると思うのですがその一方で離別せざるを得ない状況になってしまうこともあります。
一気に身近な人に頼ることができない状況になった場合は心にポッカリ穴が開いたような喪失体験を経験します。

けれど新生活は待ってくれません。忙しさのあまり感傷的になることができなかったり、心の中で整理をつけることができないままバタバタと4月がすぎ、少し落ち着いてきた5月に一気に疲労感や悲しみ、喪失感孤独感が押し寄せてしまい心が折れるという方も多いです。

こんな人は要注意!


人と離れることに不安感や喪失感を抱きやすい人や寂しがりな人、今年の4月は離別する機会が多いという方は要注意です!

以上の4つが主に新生活で起きうるストレスになりますが皆様どうでしょうか。
自分は何に弱いか、どういったことがストレスになりそうなのか予想できましたか?

先ほどあげた4つのストレスを念頭に思い浮かべながらこれらのストレスへの対処方法について次回お話ししていきたいと思います。

それでは次回

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