#4_数寄者(すきしゃ)とは?

皆さんは、「数寄者(すきしゃ)」という言葉を聞いたことがありますか?

古くには、足利義政、織田信長、そして、後水尾天皇が、そして、現代では松下幸之助が、代表的な存在と言われています。

義政

信長

御水尾

では、数寄者とはどういう存在を指すのか?当法人がご指導いただいている小泉宗敏先生は、以下のように教えてくださっています。

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●茶文化に心を寄せ、茶人を従え援助してきたときの権力者たち(ただし、必ずしも茶に限って使うわけではありません)

●茶文化の発展に関わってきた有名な大茶人のそばには常に、彼らを金銭的にも精神的にも支援し、自由な発想で新しい風を吹き込む数寄者の姿があった

●明治以降も「社交の場」として茶文化を守ってきた数寄者たちは、しきたりに囚われることなく洗練された趣味趣向を取り入れ、その文化を継承してきた

●このような数寄者こそが、茶文化発展の立役者といっても過言ではなく、そのおかげで私たちは今日も茶道を楽しむことができている

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小泉先生は35年以上にわたり京都大学医学部茶道部で「数寄の精神」を養成する"茶"を教えてきました。「"数寄の精神"とは"リーダーの心得"であり、西洋で言う帝王学に近いのではないでしょうか。海外では『日本の帝王学です』と紹介すると分かりやすいかもしれません」と小泉先生は表現されます。

そして、その本質は「和(調和)」の心です。

私たちはこの「数寄の精神」を日本だけでなく世界で継承していくことを目指し「世界に数寄者(すきしゃ)の輪をつくる」をビジョンに掲げています。

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