バシャールが語る✨現実世界の基本要素と瞑想
魅力的なバシャールの語りの数々。
最近また本を借りて読み、身体に染み込ませています。
今回の本はこちら👇
全部ご紹介するには長すぎますので、
エッセンスを取り出し、まとめたものを以下にシェアいたします!
「ワクワクする」という言葉の定義
「ワクワクする」気持ちとは、「自分という存在を最も正直に表す波動エネルギーが、この物理次元に翻訳されたもの」です。
ですから、「これをやると本当にワクワクするのだけれど、できるかどうかわからない」というのは、まったく矛盾しています。
この言い方の中に、多くの場合、自分自身を否定してしまうメカニズムが組み込まれています。
本当の自分を否定する、ということです。
もし、みなさんを一番ワクワクさせるものが、みなさんの最も真実の部分の波動を表すものであれば、当然、みなさんはそれをやりとげることが可能です。
「人生とは、あなたに降りかかってくるものではなく、あなたを通して創られるものである」のです。
周りで起きている状況に対して、あなたがどのような意味づけをするか、どのような定義づけをするよう教えられてきたか、ということが、その状況からどのような形の結果を創り出すかを100%決定します。
大きな家を持つことはいいことだけれど、そのためには一生懸命働いてたくさんのお金を貯めなければならない、と小さい頃から教えられていたとします。
ですから、家も20年か30年もすればなんとかなるだろうと考えます。
ここまで考えると、どういうわけか急にワクワクした気持ちがしぼんでしまったりします。
その大きな家を持つことが、自分にとって一番ワクワクするだとします。
でも、自分が一番ワクワクするものを手に入れるためには、まだ何らかの決まった方法でやらなければならないと思っていたとすれば、
誰かに「なぜ?」と聞かれると、あなたは「世の中そういうものだよ」と答えるでしょう。
あなたがすることは、ただひとつ。
毎瞬、毎瞬、自分ができる範囲で、一番ワクワクすることの糸をたぐることです。
これには「統一性をもって」ということが加わります。
これはどういう意味かというと、本当のワクワクからくる行動と、なにかを怖れ、今の状況から逃げたくて起こす行動とでは、微妙に違うということです。
自分で「これは一番ワクワクすることだ」と言いながら、「本当は、もっとワクワクすることがあるのだけれども、それは、ちょっとできないだろう」と思っているときもあります。
統一性をもって、無条件の信頼をしているとき、それが、ワクワクを感じるエネルギーとなります。
「統一性」とは、次のような意味です。
「すべての人は、その人自身を含めて誰も傷つけずに、その人の望むどんな現実も創り出していくのに必要なパワーをすでに持っている」ということです。
これらを、まったく疑いもなく知っている状態が「統一性」です。
それがパワーであり、遊びです。
ですから、いろいろな状況に出会ったとき、あわてて今まで自分が学んできた定義づけで解釈しようとしないでください。
人の性格を構成する三つの要素
みなさんの性格は、基本的には三つの要素から成り立っています。
性格は、「信念」「感情」、そして「思考パターン」の三つからできています。
そのうちのどれでも、信念のひとつでも、感情のひとつでも、もしくは思考パターンのひとつでも変えると、性格全体が変化します。
「信念」が「感情」を創り出します。
「感情」が「思考パターン」を創り出します。
「思考パターン」が物理次元に起きる「現実」を創り出します。
家を現実世界とするなら、「信念」は、造りたい家の設計図にあたります。
ですから、どんな先入観をもっているかによって、家の形が決まります。
つまり、豪邸にするのか、うさぎ小屋にするのかが決まります。
「感情」はちょうど、その家を造る大工さんです。
「感情」は、その「信念」の設計図にエネルギーを与えるエンジンのような役割を果たします。
ですから、どのようなタイプの感情をもつか、肯定的か否定的かによって、楽しく仕事をする大工さんを連れてくるのか、怖れながら仕事をする大工さんを連れてくるのかが決まります。
感情がクリアであればある程、細かいところまで行き届いたきれいな家ができます。
「思考パターン」は、その家の材料そのものです。
クリアな思考パターンは、質のよい材料と同じです。
混乱している思考パターンは、重いものを支えられない弱い材料です。
すべては最初の信念から始まります。
ですから、みなさんのイマジネーションを使って、この物理的現実に関して自分がどんな観念をもっているかを知ることが大切です。
みなさんが現実だと思い込んでいるものの多くは、そう教えられただけのもので、本当は単なるひとつの「ものの見方」にしかすぎません。
よく、自分自身に仕掛けてしまう油断のならない罠は、誰かに「なんでそんなやりたくないことを、やっているのか?」と質問させて、
自分で「でも、世の中、そんなものさ」と答えてしまうことです。
多くの人が「世の中はそういうものだ」と思っています。
でも、実際には「ただ、こんなものなんだ」ということは存在しません。
意識的か無意識的にかかわらず、すべてが「選択されたもの」なのです。
信念は買われ、そして売られています。
他人の信念を買い込んでみたり、自分のを売りつけてみたりします。
この物理次元に生まれ、成長の過程でさまざまな他人の信念を買って、大きくなります。
そして今度は、周りの人や子どもにそれらを売りつけます。
そんなことをしながら、本当は自分はどのような人間になりたいのかを発見することもせず、
ときには自分の子どもに、彼らが本当はどんな存在なのかすら見せることを許さなかったりします。
こういうことをしていれば、自分の信念について考えなくてもすむからです。
すべての感情は、みなさんがすでに「これが正しい」と思っている信念の産物です。
ですから、「なぜ、あなたはそう感じるの?」と聞かれたとき、
「うーん、わからない、ただ感じるだけなんだ」というのは、本当の答えになっていません。
何の理由もなしに、ただ感じるということはあり得ません。
すべての感情は、「自分はこれが正しい」と信じている信念からやってきます。
ですから、感情が出ているのに、それを創り出した信念がわからないときは、その感情や周りの現実を使って、どんな観念があるのかを探っていくことができます。
次のような質問を聞いてみるといいでしょう。
「こんな気持ちになるためには、どのような観念が無くてはならないのだろうか?」
「この状況の中で、こういう気持ちになるためには、どんなことを信じていなければならないのだろう?」と。
現実世界のメカニズム
望む現実を創り出すための道具となる三つのステップは次の通りです。
①「想像」
②「感情」
③「行動」
この三つがひとつとなって「演じる」ことができます。
想像しているとき、あなたはその現実の波動となるのです。
自分の中から湧き出る感情は、その波動が活性化していることを教えてくれます。
でも、ほとんどの人は、そこでやめてしまいます。
そこまでいくと、今までもっていた古い多くの観念がパチっとショートしてしまいます。
想像から感情、そして行動へといく代わりに、想像から疑いを感じる方へ行きます。
「こんなふうになりたいという自分が見えてきた。そんなになったら、なんて素晴らしいんだろう!でも、とてもできない。なぜなら・・・」
と、いくらでも理由が出てきます。
自分を最初にショートさせてしまう信念のひとつは、「自分が本当に望むものを行動に移すには、大変な努力とスタミナがいる」という信念です。
どういうふうにしたら行動に移せるか、その方法をいろいろ考えるだけでくたびれてしまいます。
ここで強調したいのは、「自分が真に一番強く望んていることは、努力の必要なしに実現化できる」ということです。
なぜなら、それがあなたの本質に一番近いからです。
スタミナが必要になるのは、「自分自身でないもの」になろうとしているときだけです。
これをやると本当に疲れます。
多くの人は、「本当にしたいことをやろうとしているけれど、それでもフラストレーションがたまるし、くたびれる」というかも知れません。
それはなぜかというと、あなたが本当にしたいことを「している」のではなく、ただ「しようとしている」だけだからです。
「しようとしている状態」は、本当のあなたの状態ではありません。
その状態は、周りの現実と自分とのシンクロニシティ(タイミングがうまく合うこと)を信頼していない、ということです。
自分が一番ワクワクすることを「自然にやってくる一番明白な機会」に行動に移せば、努力はまったく入りません。
ですから、みなさんの「自分でしたいことをするには、たくさんの努力とスタミナが必要だ」という観念を、丸めて窓から捨ててください。
だからといって、チャレンジがなくなるわけではありません。
自分が本当にしたいことをしているときには、チャレンジをもっと歓迎することができます。
なぜなら、それは本当に自分がしたいことの延長となるからです。
このようなチャレンジは、本当に自分がやりたいことですから、フラストレーションもたまりません。
どちらかというと、興奮のあまり、眠ることも必要ないくらいになったりします。
ここで言っているのは、感情から行動へと移る前に、それをショートさせないで、ということです。
いろいろな言い訳が次々と出てきて、自分のやりたいことができるはずがない、と自分を説得し始めます。
また、こういう方法でやらなくてはいけないと教えられてきたことを頭から信じてしまう必要も、まったくありません。
どんなことでも、それを成し遂げるための、何百万通りの方法があります。
物事に対するさまざまな定義づけの扉を、自分で閉めてしまわないでください。
創造的な定義づけのための瞑想
ワクワクすることを行動に移すとき、それを実行するのにひとつの方法しか見えず、
しかもそのやり方が嫌だということが起きるかも知れません。
そういう時には、何か別の方法を発見するために、次のような瞑想をおすすめします。
瞑想の中で、自分がすでにそれをとても楽しくやっているところを見ます。
次に、その想像の中の自分がゆったりと座って、少し手を休めているところを思い浮かべます。
そしてイメージの中の自分に、どういう過程を経てそこにたどり着いたか、を振り返らせてください。
自分で感心するような答えが、頭の中に浮かんでくるかも知れません。
この瞑想を始める前には、A⇨B⇨Cという段階を踏む以外の考えはまったく浮かばなかったかも知れません。
でも逆に、すでにそれが出来ている自分から想像して、そこから逆にどういうふうにやってきたかを見ると、今度はABCだけではなく、別の方法が見えたりします。
未来のあなたの視点から、過去を見ているわけです。
自分がなりたい状態をイメージしたとき、その行為そのものが、すでにそうなった波動を「今」のあなたに創り出します。
もうひとつのショートが起きる可能性のある部分は、「いつか将来は、こうなりたい」と思い描くケースです。
この考え方自体の中には、ギャップが隠されています。
イメージしている未来の自分の波動が、「今の自分とは違う」と仮定しています。
また、未来のことを「今」想像しているのだと考えることによって、それをいつまでも「未来」のものに、とどめてしまっています。
代わりに「今の自分がすでにそうなっている」ところ見ることによって、「今の自分」がその状態になり始めることができます。
「そんなに簡単にできるはずがない。物事がそんなに早く変わるはずがない」と反射的に思う人がいるかも知れません。
「そのような現実を実現化する準備が自分にはできている。また自分にはそれだけの価値がある」と信じることを、単に、選択するかしないかにかかっています。
そしてこれが、もうひとつのショートを起こす部分です。
これらのショートは、「まだ私には準備ができていない」または「私にはそれを受け取るだけの価値がない」といっている部分です。
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今自分がやっていないことで、それでも本当にやってみたいと思うことを、すでにやっているところを想像してください。
あなたの邪魔をする考えとは、例えば「こんなことはできるはずがない、あんなことはできるはずがない」というような考えです。
今は白昼夢のように、ただボヤッとやってみてください。
自分自身が、今、それをやっているところを、その現実をいろいろな視点から、すべての角度から見てください。
できるだけ、鮮明な色彩に満ちたイメージで。
望んでいることが、できるだけ完全な形で実現したところを見てください。
そのイメージを見たところで、今度は、本当にその自分になったとき、どんな感じがするかを感じ始めてください。
どんなふうに「感じるのだろう」と想像するのではなく、どんなふうに「感じているか」を感じてください。
ここが非常に大切な部分です。
この遊びをしながら、自分の身体の中の感覚を総動員させてください。
視覚、感情、聴覚、嗅覚、触覚そして味覚もすべてです。
あなたのイマジネーションの次元に、どっぷりと浸ってみてください。
それは本当の現実の世界です。
今、この瞬間に存在しています。
感じて、見て、触れて、今、その現実そのものになりきってください。
そして、深い楽な呼吸を身体にさせてあげます。
ひとつひとつの呼吸と共に、その現実を自分の身体に吸い込んでください。
息を吐くたびに、その新しい現実が結晶化されてくることを知ってください。
自分の中にその現実を創ると、外にもその現実が創り出されます。
あなたは、純粋な命をもった光です。
物理的現実に存在するすべてのものは、あなたの生きている光によって創られています。
それでは三つ深呼吸をして、身体の中にしっかりとそれを植えつけてください。
もし、まだ目を開けていなければ開けてください。
立ち上がって、新しい身体を伸ばしてあげてください。
次回に続きます・・・。
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