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「スタジアムが見えた!」vs.岐阜

明治安田J3リーグ 第23節
vs.岐阜
1-0 勝利
サブ

今節も遠い岐阜の地まで、たくさんのサポーターが来てくださいました。本当に熱い応援ありがとうございました!
そして、12試合ぶりに勝利を収めることができ、ホッとした気持ちでいっぱいです。
もちろん、この勝利で全てが変わるわけではありませんが、何かしらのいい方向に向かえている証となる勝利だったと思います。
まだまだこれからですが、一戦必勝で、リーグ戦を戦っていきたいと思います。
共に戦いましょう。

では、岐阜戦で感じたこと。

2点。

Jリーグが僕をワクワクさせるようになった原体験について。

今まで、さまざまな場面で、Jリーグっていいなーって感じてきましたが、今回、ふと、あ、この感覚が僕の中で特にワクワクするな、と感じた場面がありました。

それは、会場入りする時のバスで、スタジアムが見えた瞬間です。
今回、長良川競技場が見えた時、めちゃめちゃ似てるわけじゃ無いけど、なんとなく色味が札幌ドームと同じ感じで、あ、なんかこの景色が僕をワクワクさせる原体験なんだなと。

僕自身、札幌出身で、Jリーグといえばコンサドーレでした。
そして、その試合は基本札幌ドームで行われてました。
試合を見に行く時は、いつも、最寄りの福住駅から歩いていくんですが、その時にだんだん近づいてくる札幌ドームにいつもワクワクしていました。

それを、今節、ふとした時の感覚で、あっ、この気持ちはこういうことだったのかと上手く言語化できるようになりました。

改めてスタジアムって、大切な存在なんだなと思いました。
ここ数年で、陸上競技場だけでなく、多くのクラブがサッカー専用スタジアムの建設を進めてきました。
FC大阪もガイナーレもコンサドーレも陸上トラックがないスタジアムでサッカーが行われています。
僕はたまたまそうでしたが、まだまだ、スタジアム建設に関して課題のあるクラブもあると思います。
サッカー専用スタジアムだけが正義だとは思いませんが、良い空間を作るという点に関してはスポーツ興行と切っても切り離せないなと感じました。

育った環境、原体験を作れるクラブ、選手に。

12試合ぶりの勝利の味について。

この試合を語る上で、この点について話さないわけにはいかないと思います。

チームにとって、選手それぞれにとって、本当に大切な試合でした。

試合後のリリースにあったように、今節はキャプテンの世瀬選手のラストマッチでした。

世瀬とクラブとの関係は、正直なところ、たった半年しかいない僕には想像もつかないくらい濃い関係だと思います。
そんな彼のために、チームのみんなは勝って送り出してあげたい。
そして、彼自身は、勝たせてから出ていきたい。
そんな想いが詰まっていた試合でした。
11試合勝てていないという状況と相まって、前向きに勝ちたい、勝たせたいという思いが90分間に詰まっていたと僕は感じました。

12試合ぶりの勝利の味、と書きましたが、それ以上に、誰かのために戦うことの大切さというのに改めて気付かされました。

もちろん、自分のために戦う時もありますし、選手それぞれ、どんな思いを背負って過ごしているかなんて、チームメイトですら分からないことがあります。

だからこそ、想いが揃った時の強さにはいつもいつも驚かされます。
W杯やそれこそサッカーだけではなく、今、開催されているパリオリンピックの色んな種目を見ていると、世界ランキングが下位のチーム、個人が勝ったりします。

それらをオリンピックの魔物、オリンピックの舞台は何が起きるかわからない、と表現しますが、特に、その思いが揃う感じがこの魔物を引き出しているのかなと僕は思います。

なかなかいつでもできることでは無いからこそ、これからもどんな思いでこれから戦うかを揃えて行けたら、自分たちの想像を超える結果が手に入ると思います。



終わりに、

今、J3は夏のブレイクにはいっています。

心身ともに、この期間をしっかり休めて、再開したときにまたフルパワーで戦えるように時間を使いたいと思います。

僕は、実家に帰省しています。

日中でも25度とかです。

いくらでも外で活動できます。
夏にちょっと肌寒いという久しぶりの感覚を味わっています。
全国ニュースで、本州の猛暑をよく目にしますが、みなさん、一旦、本格的に北海道に避暑した方がいいですよ。笑

めちゃめちゃおすすめです。

明らかに熱中症のリスクが少ないですよ!!!



では、また、元気な顔で会えるのを楽しみにしてます!

美瑛の青い池より。


櫻庭立樹

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