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不変と衰退

「ものすごいスピードで変わっていく世の中で、現状維持は衰退を意味する。」
この言葉は、私の心にグサッと刺さった。変わることを恐れるあまり、今にすがりついていないだろうか。そう自分自身に問いかけると、私は心のどこかで常に不変を求めていることに気づいた。このまま幸せに時間が過ぎていったら、どれだけ人生は楽だろうか。

「変わる=失敗する」という罠

変わりたくないという願望がうまれる理由について考えてみた。それはおそらく、変わることで失敗したくないからだと思う。リスクを伴う変化に対して否定的になってしまっている。そしてその失敗したくないという考えは、日本人に多いのではないだろうか。例えば、オーストラリアの語学学校には様々な国から来た生徒がいるが、クラスの中で最も消極的なのは日本人であることが多いと英語の先生は言う。発言する時に、「自分の英語が間違っていたらどうしよう」と考え慎重に行動してしまうからだ。日本の文化だから仕方ないと言えばそれで済む話だが、失敗を避けるあまり衰退していく姿を黙って見過ごすのはもったいない。

少しずつ進む力は大きい

心はいつも不変を求めている。これを意識することが、変化を受け入れる第一歩になるのかもしれない。私は、「ものすごいスピードで変わっていく世の中で、現状維持は衰退を意味する。」という言葉で活を入れられた。
そして、完璧主義にならず少しずつでも進んでみること。考え方を根本からひっくり返すことは難しいが、小さい行動を積み重ねて変化に対応していくことはできるのだ。私はいつもこの言葉を心に留めて前のめりに生きていきたい。

今日の英文

It's now or never.
やるなら今だ。

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