見出し画像

キマグレエフエム【180】成人男性が紹介文を気にする話を聞いた感想について

今日は夜に散歩しながらポッドキャストを聞いた。

定期的に聞いてるキマグレエフエムというポッドキャストである。今回は、「エピソード180 成人男性が紹介文を気にする話」であったのだが、その中でツイッターでマンガを紹介するときの紹介文の特徴について話されていた。

いくつか仮説はポッドキャストの中でも話されていたのだけれど、こういうことも関係しそうだなと思ったのでとりとめもなく書いてみようと思う。

一つに思い浮かぶのは、有名なツイッターのマンガの形式を真似ている/真似ようと思う気持ちからだと思う。ツイッターの有名なマンガといえば、「ちいかわ」、「100日後に死ぬワニ」、最近だと「ねこに転生したおじさん(ねこおじ)」などがあげられるが、どれも短文(ちいかわに至っては一文字の絵文字)の紹介文である。

かくゆう私も自分でマンガ(もどきももどきである)を書いてツイッターへ過去にアップロードしようと思ったときに、紹介文をどうしようかと悩んで、ちいかわの作品が好きなので紹介文を真似ようと思ったことがある。大きな存在を真似たい、好きな作品に寄せたい、周りの慣れとあまり齟齬が大きくないようにしたい、等の気持ちがあったように思える。

また、もう一つ思い浮かぶのは、マンガの昔からの形式とツイッターの仕様が合わさっていることからだと思う。というのも、こぼちゃんのように昔からあるマンガの形式の一つ、4コマ漫画はその名の通り、4つのコマとタイトル一文だけである。タイトルについて、一文ではなく、単語の場合も多い。とにかく4コマ漫画のタイトルは、文字数が少ないことが多くの場合ある

そしてツイッターの仕様として、画像は最大4枚まで掲載できる。そのため、ツイッターには4コマ漫画の形式に沿った作品も多い。
つまり、ツイッターの仕様上4枚しかあげられない→4コマ漫画の形式→4コマ漫画のタイトルは一文という慣れや文化→紹介文は一文 という流れが形成されたのではないかと考察できる。

4コマ漫画でなぜタイトルが一文、もしくは、単語が多いかと問われれば、4コマ漫画はあくまで漫画が主役であるため、タイトルは補佐的な意味合いで情報量が多すぎると主役を変に邪魔してしまうからだろう。

タイトルが短く、状況設定のみを伝えるような場合(例えば、〇〇と〇〇が〇〇する話)においても、人はある程度想像力が働き、それがマンガというジャンルの場合、特段良い方向に進んでいるのではないかと推測する。マンガは楽しく、わくわくするものという思いを少なからず持っており、このタイトルでどんな話なんだろう…とポジティブな気持ちで画像をクリックできるのではないかと思う。つまり、”マンガ”それ自体に魅力が詰まっているため、紹介文は添えるだけでも充分なのではないか、と思うのであった。


🐳 なんていうことをポッドキャスト聞いて頭の上にふわりと思い浮かんだののであった。(おわり)