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自己分析し強みを言語化する 複業スタートアップキャンプVol.2


「複業スタートアップ」ゼミ2回目へ参加してきました。自分のキャリアを棚卸し、自己分析、強みを言語化し把握するためのワーク多めのゼミ。2泊3日以上で行う会社研修メニューを2時間に凝縮したので、主催者側は消化不良の方もいるかも?との事でしたが、私的にはワーク全体の流れが理解できたので良かったです。ワークフレームは変わらないので、やればやるほど精度が上がるので定期的に行うといいのだとか。早速、ワークを紹介していきます。

2015の複業フリーランス従事者は343万人だったのが2030年には592万人にもなるそう。そんな激戦になる、これからの複業市場では何を求められているのか。

実際の副業の募集では、職種ではなく、スキルを求められる

たとえば「人事採用をやっている」ではなく「人事採用を通して、何が出来て、何が強みなのか」を伝える事が出来るか。パラレルワーカーをこなしている人は、自分と向き合い、自分の強みを把握し、自分の価値を明確にしている人が多いそう。それには自分のアピールポイント・価値を把握し、自分を肯定し、成長意欲が高い事が大切だそうです。

では、ワークを通して自分と向き合ってみましょう。大きく分けて3つのワークを実践。(ゼミでは①、②-1は宿題 )

① 他者にインタビューする
仕事をしている時の姿を知っている人、プライベートを知っている人3名に「イキイキしている時はどんな時?」「嫌そうなときはどんなとき?」「客観的に見た強みは?」をインタビューし自分を客観視する。

②-1 エピソードの洗い出し
プライベート(ピンク付箋)や仕事(黄色付箋)で楽しかったこと、悲しかったこと(青付箋)を、計100個のストーリーを目指して書き出す。

②-2 用紙にマッピングし共通項を洗い出す
白い用紙の上に洗い出したエピソードの付箋を似ている行動をまとめ、共通項を洗い出す。違うと思ったら崩して再グループ化してみる。

②-3 共通しているスキルは何かを考える
楽しいことには、自分の強みが共通して現れることが分かる。共通項がわからなかったらバラして再考してみる。

②-4 まとめたグループを言語化する
強みやスキルは仕事に活かせる。嫌いなことはボトルネックになるから見直す。複業なら苦手意識がある仕事を選ばないということもできる。

②-5 対話形式でのアウトプット練習
確実なものにするため、対話形式でのアウトプットしてみる。

④動機のポイント:就活時のように「御社の社訓にあこがれて・・・」ではなく、自分の強みやスキルと、やりたい事がバッチングしている事を短時間で伝える事が大事。何が出来るのか強みとスキルをキチンと相手に伝わっているかどうかのチェックも必要。書いてみたけど伝わらない事も多々あるので、話して伝えて自己分析することが大切だそうです。

言語化する時のポイントは
「端的に伝えることができたか?」
「雇用側の気持ちに触れられたか?」
「仕事をお願いされるイメージが持てたか?」
自分の思っていたスキルが上手く伝わっていなかったり、意外と伝わっている場合もあるので、その辺りを自分で把握し修正していく。

③「ジョハリの窓」を使い強みを把握する

窓ごとに、自分のスキルを埋めてみる。
左上【自分は知っている他人は知っている】人に褒められた事を記入
右上【自分は気づいていない他人は知っている】他人からのフィードバックを記入
左下【自分は知っている他人は気づいていない】自分だけが気づいていている事を記入
右下【自分は気づいていない他人は気づいていない】ブランク

各々の枠の価値は下記のようになるのだとか。

【左上】今まで売っていた価値
現在生かせているスキル。実績や信頼もある、安定収入として続けること。

【右上】世界が求めている価値
業にすると高く売れる可能性が大。
(ex:前職や前にPJを一緒にした人から依頼が入る他)出来る仕事が副業につながる可能性が高い。継続して仕事が入るには、このエリアがきちんと伝わっている事が多いそう。

【左下】自分が売り込みたい価値
好きなことなので、長い目で見ると売れる可能性が高い。いつか仕事にできる可能性がある(ex:インスタグラムで好きな事を発信していたら仕事の依頼がきた)

個人でも法人でも、発信し続けることがチャンスを引き込むコツなのだとか。ゼミでは「複業」がテーマになっているけど、大きく捉えると、自分と向き合い、自分を知り、変わって行く過程で、新たな自分に出会えるワークなのかもしれませんね。

今回のゼミで自分と向き合った感想は、①「他者インタビュー」では自分ではネガティブ的に捉えていた事が、角度を変えればポジティブ的に捉える事が出来たり、②-1「エピソードの洗い出し」では、辛くて嫌な事が沢山あったにも関わらず、嫌なや辛い事を綴ったブルーの付箋は数枚に集約され、自分なりに整理がついていると気付いたり、自分が思っていた以上に家族や友達との楽しい時間を大切にしていた事に気づけたり、自分の思考の癖を見つけることができたり、今のスキルの状態を再確認できたりと、久しぶりに自分自身と向き合えたワークでした。

宿題は自分のキャッチコピー作り。

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