ポーリ宮殿

ネプトゥーヌス

画像1

光より速く移動できるのか?
空間を跳躍することは可能なのか?
どのような設備が必要なのか?
どのような事故が予想されるのか?
どのように危機対策して人命救助するのか?



画像2

 ポール・W・S・アンダーソン監督作品の実写版映画「Event Horizon」より、モーフイアスことローレンス・フィッシュバーン氏です。宇宙救助隊の隊長さん役です。この頃は若くて痩せています。
 ↓ ↓ ↓
イベント・ホライゾン



画像3

 宇宙救助隊の女性隊員、若かりし頃のジョエリー・リチャードソン&キャスリーン・クインランさんです。宇宙船のオペレーティングルームから現場の隊員さんに指示を出しています。看護士の資格も有するデキル女性役です。



画像4

 太陽から30AU(45億キロメートル)離れた海王星で漂流している大型宇宙船。全長500メートルぐらいでしょうか・・ ペリカンのような外見で、長く伸びる首と大きな頭部。後方の胴体に大きな翌があります。

追伸)太陽から地球までの距離が1AU(149,597,870,700 m)です



画像5

 スペースシャトルを大きくしたような救助船で向かいます。亜高速なので地球から海王星まで70日ぐらいかかります。全長50メートルぐらいの機体でしょうか、背部に大型のイオンロケット推進エンジンを装備しています。太陽系内では速度の速い方の宇宙船だと思われます。



画像6

 この救助シャトルには人口AIは搭載されていないようです。通常のコンピュータで運行され、地球のNASAでコントロール管理されていると思われます。片道70日間の酸素、水、食料を節約するために乗務員はカプセルで冷凍睡眠していきます。



画像7

 目的地周辺空域に接近すると自動で目覚めます。クルーのみんなで打ち合わせをしています。ペリカン型大型宇宙船は人類史上初の重力推進エンジンを搭載している超光速航行船であることが知らされます。光より早く移動できる宇宙船

追伸)光の速度は 299,792,458 m/s


画像8

 ペリカン型大型宇宙船はケンタウルス座の方向に4.25光年離れた位置にある赤色矮星、プロキシマ・ケンタウリへ極秘任務で7年間の調査航行をしてきました。太陽系へ無事帰還したのに海王星軌道で漂流しています。ちなみに海王星は0.00047光年で超近場ですね・・



画像9

 こちらは実際に撮影に用いられたミニチュアだそうです。機種にマンホールみたいな円筒形が突き出ていますね。この筒がストローのように前方へ30メートルぐらい伸びて遭難船のエアロックに引っ付きます。救助シャトルを遭難船のエアロック直上へ接岸するのがパイロットの腕の見せ所です。



画像10

 こちらはその筒の中です。筒の直径は2.5メートルぐらいでしょうか。相手の宇宙船のエアロックとジョイントしてから気密すると空気が充填されます。以後宇宙服なしで2隻の宇宙船の間を行き来できます。二つのビルをつなぐ空中回廊みたいな感じですね。



画像11

 ペリカン型大型宇宙船の長い首の区画です。この廊下を前方に行くと頭部の居住区画。後方へいくとエンジンルームになります。天井高3メートルぐらいのトンネルみたいな感じですね。ここを徒歩で移動するのは大変そうですね、でも無重力なので飛んでけばいいのかな?



画像12

 ペリカン型大型宇宙船のブリッチ操作パネルで艦内の生命維持装置や人口重力装置を起動します。これで宇宙服なしでも艦内ですごせます。そしてエンジンを修理して自力航行できるようにしないといけません。メーカーのエンジニアさんは大忙しです。



画像13

 重力推進エンジンを制御する基盤を修理中です。アーサーCクラークさんの2001年を彷彿するイメージですね。重力推進エンジンはリアクターに人工的なマイクロブラックホールを内蔵していて、そこから放出される重力波を動力にしています。特異点を任意に発生させてジャンプする形式の航行方法です。



画像14

 このワープ航法は「浦島太郎問題」を引き起こすと予測されています。特異点を通過中の乗務員にとっては数分の出来事が、我々通常空間にいる人にとっては数年になるという時間歪曲現象を生じることが危惧されます。ペリカン型大型宇宙船の眼下に特異点(ホール)を発生させて通過する(ワープする)映像です。
 ↓ ↓ ↓
イベント・ホライゾン

 時間歪曲して未知の素粒子に被爆する恐怖を描いた作品です。隣の星系へ旅行するためには避けて通れない技術的問題ですね、はやくイノベーションできることを願います・・・


ブログに訪れていただき誠にありがとうございます


戻る





ロゴ001


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?