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2023年3月21日。男鹿Brasserie Ogresse Queteオープン。
ついにブルワーへの一歩目を踏み出せたような、やっと始まったなという感じ。
オープン1週間前にバタバタっと副業申請やら雇用形態の話やらをし始め、オペレーションも何もない何も知らない状態で
とりあえずオープンの日の夜カウンターに立った。
初日はマスターの友人がほとんどで、ゆるゆる営業だったけど
カウンターからお客さんの入ったホールを初めて見て、今まで想像しきれなかった部分がやっと見えた。やっと見られた景色。
この景色そのものや、それに対する自分の思いがどのように変移していくのかが楽しみ。
決して楽しい嬉しい気持ちだけではないと思うけど、それでも楽しみ。
初日の、仕事という仕事ができずただいるだけのようなふわっとした時間が終わった。帰りの運転中も余韻から抜けられなかった。
それから何日か出勤をして、友達が来てくれたりもした。
同じサービス業でも、本業は目に見えない物を提供しているけど、この仕事は目に見える物を提供している。自分の提供した物が可視化されることによって提供した物の出来がわかりやすい。
本業だと目に見えないので、自分の提供したサービスの出来が良かったのかどうかがわかりにくい。
シンプルに、自分の提供した料理や注いだビールをお客さんが食べたり飲んだりして
感想を言ってくれるとかお金をいただくというやり方のほうが私はやりがいを感じることができる。
要するに仕事が楽しい。
全く異なる業種で、相互的に気分転換になっているのが良い。
皆が応援してくれていて本当に嬉しい。

醸造所は5月から稼働予定なのでそこからが本当の私のスタート。
早くビール作りたい。
終わり。

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