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72-30候 半夏生(はんげしょうず)

 夏 夏至 24節気72-30候 半夏生(はんげしょうず)

 『はんげしょう(半夏生)』といえば、葉の先がとんがったアーモンド型の丸い葉(ドクダミ科)で、この時期になれば半分白くなるという変わった草花が浮かんでくる。
 ところが、24節気72候の文献では、『はんげしょう(半夏生)=カラスビシャク』とある。

 カラスビシャク!

 山間の道や草むらを歩いていると、いきなり、コブラが頭をもたげるかのような緑色の気味悪い雑草が目に飛び込んでくる。それをカラスビシャクだと教えてもらったのがもう四半世紀も前のこと。当時通っていた河内長野の杉の山でのこと。写真に凝っていた私だが、それはあまりにも怖くて画像に収めることすら躊躇いスルーしていた。
 カラスビシャクは、この時期よりももうちょっと早くに見かけるはずなのだけれど・・・納得できないなぁ(笑) 

 やっぱり、カラスビシャクよりはドクダミ科の方が私は好き。

すぐに根がつくからと友人にもらった半夏生
翌年から我がバルコニーの住人となった


 さて、半夏生(はんげしょうず)
 我が家の半夏の食卓は、タコの薄造り(生協の冷凍もの)と、うなぎのちらし寿司で迎えることができました。
 さっ、お父さん、これで暑い夏を乗り切ろうね〜!

解凍して並べる、切って混ぜるだけの調理(笑) 


2024年7月1日(月)【旧暦 皐月26日】半夏に

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