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ヨガを味方に。しなやかに生きる。

こんにちは、Sakuraです。
今回は個人的に活動しているヨガについて綴りたいと思います。

なぜヨガの話なのかというと、実はキャリアのスタートはヨガのインストラクターだった私。学校を終えた後の2年ほどはヨガを教えることを仕事としていました。

最近bosyuを通じてまたヨガを教える機会をいただいた事もあり、自分にとっての「ヨガ」を整理しておきたく、このnoteを書いています。

ヨガとは何か。。。
ここに正解不正解はなく、人それぞれ価値観が違うように、自分にとってのヨガの定義はそれぞれ異なって当然です。ここから書くことも、あくまで私の中のヨガであり、答えはそれぞれの中にあります。

お読みいただく方にとって、ヨガに対する新たな発見や、ヨガと向き合うヒントや気付きがあれば嬉しいです。


ヨガの基本知識

「ヨガ」はサンスクリット語で意味は「つながり」。
歴史を辿れば、身体、心、魂・を宇宙または神に結びつけること、悟りへ向かう修行法と位置付けられています。取り巻くもの全てから解放され、自然や宇宙と繋がる、、という現代には少し置き換えにくい壮大な哲学が存在し、この哲学はインド思想の1つでもあります。

上記通り、ヨガは心身一体のもの。
今の自分に目と耳を傾け、受け入れるための手段が、
呼吸法、アーサナ(ポーズ)、瞑想です。

現代に置き換えたヨガを整理するとこんなイメージです。

・呼吸法、アーサナ(ポーズ)、瞑想を組み合わせ、心の安定や体のバランスを整える
・身体の異常や心の不安定さをコントロールし、正しい自分に戻す術を身につける


体のトレーニング。

アーサナを正しくとる訓練は、同時に正しい体の使い方を身につける訓練でもあり、正しく体が使えれば、自然と正しく筋肉がつき、無駄のない体に近づきます。

ヨガは呼吸と連動しながら心地よく体を伸ばし鍛えられる事から、身体的トレーニングとして日常におくメリットは大きいです。

私がヨガを始めたきっかけも、バレエを続けていく上での体のメンテナンスが目的でした。今でもその位置付けは基本は大きく変わっていません。

・正しい体の使い方を学び、正しい体へと導く
・呼吸と連動した心地よいトレーニングとしてヨガと付き合う


今の自分を正しく知り受け入れる。

自分には「本当の自分」と「認識している自分」の2つが存在しています。「認識している自分」を「本当の自分」と無意識に誤認することが、心の負担やストレスに繋がり、結果自分を窮屈にさせるきっかけとなります。

日常の中で自分と向き合う時間を作る、つまり、思考や感情から距離を置く時間はとても有意義であり、その時間の質を高めてくれるのがヨガです。

私の場合、「素直な自分を見つめる」事を心がけてヨガに取り組んでいます。難しいのが、受け入れがたい自分が見えた時。弱さを認めず強がりを通す方が心のバランスも保ちやすいですし、場合によっては、強がりがエネルギーとなり原動力へと繋がる事もあります。

ただ、それがポジティブにはたらくのは「本当の自分」をわかっている時だけ、という事がヨガを取り組む上で見えてきました。

繕った自分、強がった自分、ずるい自分、逃げてる自分、寂しい自分。
全て向き合うものでもなく、かといって戦うものでもなく。
言い訳はせず、まずは抱きしめる感覚。
少しエネルギーはいるけれど、一旦受け入れる事ができれば、自分を許すことができるので生きる事がとても楽になる。この学びはとても大きかったです。

・自分を知ることはメタ認知トレーニング。
・自分と向き合う時間の質を高めるためにヨガをする。
・「本当の自分」が見えると生きる事が楽になる


心と体の軸を見つける。

・正しい体の使い方の訓練
・本当の自分を知る事の訓練
前段で綴ったこの2つを取り組み何が手に入るかというと、
自分の真ん中、軸が見えてくるという事。

人生いい事もあれば悪い事もあります。変化が大きい日常の中では、常にニュートラルを維持するのはとても難しいです。
大事なのは、ブレない心を持とうとするのではなく、ブレても元の位置に戻せるかどうか。

心と体はいつだってリンクしていて、呼吸の浅さやアーサナがうまく取れない事で、心の不安定さに気がつく時もたくさんあります。

そんなブレに気が付いた時に元に戻す事ができる、つまりそれは本当の自分を取り戻す強さとなります。
外的要因のせいにせず、何事も自分の中でクリアできるようになる事は自分への信頼に変換されていきます。
その信頼が貯まると、より強さも増し、結果としてブレない自分に仕上がるのです。

・ヨガで自分の軸を見つける
・大事なのはブレない事より、ブレても元に戻せるかどうか
・ブレた時に本当の自分に取り戻す事が自分の強さと信頼を作る


私にとってのヨガ。

大変偉そうに綴ってしまいましたが、もちろん全てを完璧にできているわけではありません。

外的要因に引きずられ心が大きく動く時もたくさんありますし、イライラしたり悲観的になったり誰かのせいにしたくなったり。些細な事でも心にダメージがあると何日も立ち直れずに引きずる事もあります。

でも、だからヨガをするのだと思っています。
ヨガを通じて本当の自分、弱さを理解した事で、
ヨガは生きやすく生活するためのライフワークとなりました。

ヨガに救われ、ヨガに励まされ、ヨガが日常にあったからこそ乗り越えられた事がたくさんあります。

「しなやかに強く生きるためにヨガをする」

私にとってのヨガは以上です。

拙い文章ではありましたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Sakura

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