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カワイイ+寿司=日本?

私は週刊ニューヨーク生活のメルマガ登録をしているのだが、最近びっくりする記事があったので、シェアしたいと思う。

テーマは「没入型のカワイイ食体験( Immersive Kawaii Experiences)」。店内に入るとまるで異世界に迷い込んだようなサイケデリックでアイコニックな空間が広がる。ゲストを案内するのはカラフルなオーダーメイドの衣装を身に纏ったキャストたち。

 天井には、3匹の猫のアートが展示され、カウンター席から楽しめる回転寿司レーンは、ピンク色の特注品。増田セバスチャンの「カワイイ」を見て触れて食べる、単なるレストランでの食事を越えた体験を提供するのがコンセプト。

週刊NY生活

没入型のカワイイ食体験ってその言葉の響きに圧倒される。これからの時代はやっぱり現実世界と非現実世界(このレストランは現実世界ではあるが)の融合みたいなのが大切になってくるのだろうか。ちょっと、正直なところ、おばさんの私には理解できない部分もあるが(そもそも私がターゲットでないのは十分承知している)我が娘なんかは「カワイイ!!」となるのだろうか。

アメリカに住んでいると、私達がピザを和風にアレンジしてみたりしているのと一緒で、色々なアレンジを加えられた寿司をよく見かける。日本人からしたら、もはや寿司ではないのでは?と思ってしまうのだが、海外の食べ物を和風にアレンジするのは日本も得意としていると思うので、お互い様だろう。当たり前すぎてレインボーロールとかいう寿司を見ても、なんとも思わなくなったが、さすがにこのお店には衝撃を受けた。
行ってみたいかと聞かれると、なんとも言えないが、行ってみた人の話は聞いてみたいと思う。おそらくこれがマジョリティ。

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