見出し画像

【海外子育て】自分の子が一番可愛いのって当たり前という空気感。

アメリカで子育てをしていて、この文化好きだなぁ、さらに楽だなぁと思うのが、自分の子が一番可愛いのはそれは当たり前の事だよねみたいな空気感があることです。
皆、愛情表現がめちゃくちゃ豊かで、例えば朝のバス見送りの時は(アメリカの小学生はスクールバスで登校する)キスとハグの嵐だし、バスに子供が乗車した後もバスの中の子に向かって投げキッスをしまくっている人や、手でハートマークをつくって子供に好き好き光線を送っている人やら・・・渡米当初は毎朝、その愛情表現を見ているだけでおなかいっぱいというか・・・文化の違いを感じて戸惑う事もありましたが、今はもうだいぶ慣れてなんとも思わなくなりました。というより、とてもいい文化だなと感じています。皆がもう私の子供って本当に可愛い、大好き大好き!!みたいにしてるので子供達はとっても嬉しそうだし、別に私が大好きって言われた訳じゃないのに、それを見ていて私まで幸せな気持ちにもなれます。私はまだレベルがだいぶ低く、子供とハグをして、軽くキスをして、あとは手を振るというようなスタイルまでしか行きつけてないので、今後さらなる飛躍を目指して頑張ります(笑)おそらく、我が子はだいぶ大きくなってきたので、私が成長した頃には子供に拒否されると思います。

私は、子供達が小さい頃は日本で子育てをしていたのですが、自分の子が一番可愛いというのを全面的に出しすぎるとあまり良くないというか、親バカすぎるとかいうか・・・そういう空気感があるように感じていました。
日本の美学でもあると思うのですが、他人の子をおおいに褒めて、自分の子の事は控えめに褒めるというのに、違和感を感じる事もありました。子供にとったら、それは辛いことなんじゃないのかなぁと思っていました。
小さい子ってそれが日本の美学だなんてわかってないし、ママやパパが自分の事を誰よりも一番褒めてくれたり、大好きだよというのをどんな時でも表現してくれることに大きな喜びを感じると思うので、日本ももうそれが普通みたいな文化に変わればいいのになと思います。

といいながらも、私も気をつけていないと、つい他の子を褒めて、自分の子の事は謙遜するみたいにしてしまう事があります。ついつい、やってしまうんですよね。

文化的なところもあるだろうし、大きくなったら、過度なスキンシップを好まない人もたくさんいると思います。ただ、実際に見ていて、子供達は本当に嬉しそうだし、愛されていると毎日感じまくる事で自己肯定感もUPしそうなので、ぜひまだ小さいお子さんがいる方にはとりいれてほしいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?