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#118知っているようで知らないパスポート

海外へ行ったことのある人なら全員持っているパスポート。パスポートといえば、旅行などで海外へ行くときに必要なものということはご存知だと思いますが、それ以外のことは案外知られていないと思います。

今回は、知っているようで知らないパスポートの基礎についてご紹介します。

パスポートとは?
パスポートとは、世界で通用する「身分証明書」です。入国審査のとき、ビザ(査証)申請のとき、現地で身分証明書の提示を求められた時などに必要です。

海外へ渡航する際には、必ず所持・携帯する義務があります。パスポートは、パスポートの発行国が、外国政府に対して、そのパスポートを持つ者が、自国民であることを証明し、併せてその人が支障なく安全に旅行できるように、必要な保護と扶助を要請する公文書なのです。

日本のパスポートは年齢問わず1人一冊
一部の国では、赤ちゃんのパスポートを母親と共有する場合がありますが、日本では年齢問わず1人一冊パスポートが必要です。
海外に出かける場合は、パスポートが必ず必要になりますので、海外転勤などの可能性があるご家庭では、家族が増えたらその都度、パスポートの準備をしておいたほうが良さそうです。

パスポートは全部で5種類
一般的にパスポートといえば、都道府県ごとのパスポートセンターで発行してもらう5年または10年のパスポートですが、実はあと3種類のパスポートが存在します。

〈都道府県が取り扱うパスポート〉
・5年用旅券
表紙の色が紺色で有効期限が5年間
申請日に満18歳未満の方は5年用のみ申請できます。
・10年用旅券
表紙の色が赤色で有効期限が10年間
申請日に18歳以上の方は、5年または10年を選択して申請します。
〈外務省(国)が取り扱うパスポート〉
・公用旅券
表紙の色が緑色で国会議員や公務員等が公務で渡航する場合に発給される
・外交旅券
表紙の色が茶色で皇族や閣僚等が公務で渡航する場合に発給される
・緊急旅券
表紙の色が紺色で在外公館において特別な理由によりパスポートが至急必要な人に対して発給される

今回は、知っているようで知らないパスポートについてご紹介しました。


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