私という壁
リアルでは
どうしても乗り越えられない壁がある。
「今度こそ」と思っても、やっぱり自分から壁を作る。
それは、相手より自分を下にしてしまうこと。
時には年齢的に。
時には職業的に。
また、時には第一印象で。
大人になれば、部下ができたり後輩ができたりで
少しずつ壁を作らなくて済むんだと思ってたが、
なんのなんの。
歳をいくつ重ねても、自分を下げてしまう。
わかりやすく言うと、
ほとんどの人に敬語を使う。
または、相手の方が偉い!という意味で、私なんぞ足元にも及ばない的行動をとる。
バーチャル空間では それをやりたくない!と
決めていたのに、
最近、その癖が出始めている。
そもそも、
人との距離の縮め方が 亀🐢のように遅い。
というか、何枚も壁を作っているので、一枚ずつ
外すのに時間がかかる。
一瞬でタメ口になれる人もいたり、
会ったらその日から「友達!」と思える人もいる中
私は、「友達」と言わせてもらえるまで、めちゃくちゃ時間をかけてしまう。
で、まわりはどんどん仲良くなって、敬語がなかったり遊んだりしていても、
ひとり、壁を作ってるような感じで踏み込めない。
万が一にも、こちらが気軽に話してみようとしても、
あれ?まだ早かった?という空気感が流れているような気がすると、
あちゃー💦やらかした…と、
亀🐢の甲羅からでてこなくなる。
わかっている事。
それは、一種の職業病。
社会人になった時に先輩に言われた
「友達は作らない。そして、離れていくと思ってください。」
これは強烈だった。
学生に戻りたくなった。社会人になりたい気持ちが一瞬で後悔に変わった。
おまけに、その後
私だけではなく 身内も同じような
立ち位置だったと言う事。
家族のことを話せない。これは辛かった。
相手をたてなさい。自分は出さない。
を守らなければいけなかった。
それから、今日まで、人との壁を取り払う事ができない。
で
性別、年齢、職業など関係なく、
人として付き合っていきたくて
バーチャルの世界🌎に飛び込んだ。
でも、最近、
長く握りしめている壁を
まだどこかで壊せない自分がいる。
誰もそんな風に思ってないだろうし、言われたこともないのに、自分がひとり壁を作り始めている。
私が壁を壊さない限り
私が壁の向こうから見ているから
まわりが私に壁を作っているように見えてしまうのだろう…
結局私。
私か。
私が壁か。
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