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クイズ大会「IRODORI ONSTAGE」を開催する

6月17日、滋賀県でクイズ大会「IRODORI ONSTAGE」を開催します。

IとOをつなげりゃQになる

大会名について

大会名「IRODORI ONSTAGE」およびこのロゴマークにはいくつかの気持ちがあります。

①InputとOutput

大会名の略称は「IO」です。これは、「InputとOutput」を意味しています。この大会があたらしい知識を手に入れる・Inputする場として、一方ふだんの生活などで仕入れた知識を発揮する・Outputする場として機能できればうれしいなと思います。
言い換えれば、本大会には「会場全体で見ても知っている人が極端に少ないと思っている問題」も一定数出題します。どんどんInputしてください。

I/O

②10周年

大会名の略称「IO」は、「10」とみなせます。私がネットでクイズや謎解きを発信するようになって、2023年で10年になります。個人的な話ですが、この10年でどういうふうな問題作成ができるようになったのか、発表する場として機能させたいと思っています。
なお、9年目の作問が参考になると思われたため例題として掲載していますのでご確認ください。

IO周年

③ステージのみ

「オンステージ」の名の通り、この大会は「ステージ上」でのみ進行します。ほかに会場となる部屋はありません。解答はかならず参加者全員の前で発されます。
これは、過去の自分たちの大会で、部屋に分かれて同時にクイズの対戦を進行する制度を採用した際、「○○さんの早押し正解を見たかった」の声を聞いたことがきっかけです。今大会では「参加者が躍動する」大会にしたいという気持ちから、その様子をぜひ全員の眼の前で披露してほしいと考えています。そして、当初定員100人に収まる人数が参加する場合、全員に早押しクイズへ2対戦以上参加していただきます。エントリー予定の方はその点をご了承ください。

IとOをつなげりゃ「ON」にもなる

④まだ見ぬ「普通」へ

GO TO ORDINARIESつまり「普通・日常へ近づく」を掲げています。誰かにとっての「普通」はほかの人にとっての「普通」ではないことが多々あります。これは私と参加者のあいだでも同じです。この大会を通じて、まだ見ぬ「普通」が交錯しあうといいなと思います。
ちなみに「GO TO ORDINARIES」は、「IRODORI ONSTAGE」のアナグラムです。

きれいだな~

大会で出る問題について

私がクイズを作るとき、大きくみっつのモチベーションで動くことが多めです。
ひとつは、「初めて知って面白いと思ったモノ・コトをみんなは知っているか確かめたい」というやる気です。常識なるものがない現代に、共通の話題があることの幸せを追い求めるわけです。
もうひとつは、「自分が知っているモノ・コトを伝えたい(できれば覚えて帰ってもらいたい)」というやる気です。この場合は、私が知っていることを結構一方的に話す構図になります。正解が出ない可能性のほうが高いと踏んで出題することもあります。そのときは初めて聞く人も知って良かったと思えるようにがんばって作りますし、当日はしっかり最後まで話します。
あとひとつは「とにかくクイズという遊びをやるぞ~」というやる気です。まぁ大部分はこれかな……。

題材選びについても、主に上記のとおり自分が生きていて知ったこと/知っていたことをメインにピックアップします。逆に、自分が生きていて通らないモノ・コトを、無理に探し出そうとすることはあまりしません。すなわち、「題材探し」のための行動はあまりしません。

なお、自分については大会公式サイトの「主催者紹介」をご確認ください。また、「題材」として多く集まるジャンル類型については「ジャンル」をご確認ください。
自分は、芸能と生活ジャンルが好きであり、経済と社会と情報科学ジャンルに仕事で触れている、金融業をしている社会人(3年目)です。

以上に記したモチベを基に、問題作成に取り組みます。目標を達成するために、「自分が用意した題材を、正しく、そして面白く伝える必要がある」と考えています。
クイズの問題文に間違ったことを入れないのは当然ではあるのですが(みんなに誤情報を伝えると何の共有にもならないので)、「正しさ」を最優先にした結果味がしないものになるのは絶対に避けたいと思っています。
私が作りたいクイズ(の文章)は、公文書みたいなのではなく、「民放のニュース番組のVTRのナレーション」みたいなのです。
民間放送を発信する局にはそれぞれの立ち位置がありますし、それぞれの番組が注目を集めようと様々な手を打ってきます。その結果、同じ出来事に対して抱く感想が、視た番組により違うことがあります。しかし、事実を報道しようという心意気はすべての局に通底しています(/しているはず)。
限られた時間で視る人に届くようにニュースを伝えようと編集されたVTRは、限られた文字数で聴く人に届くように題材を伝えようと作問されたクイズと、共通するところがあるのではないでしょうか。
クイズ問題の文章に統一した考えを持ち込み、大会を通して自分の特色を出せれば良いなと思っています。

よろしくね!

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