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【クイズ大会スタッフログ】彩色硝子杯 得点表示/デザイン

3月4日、クイズ大会「彩色硝子杯」にスタッフとして参加しました。

やったこと

  • 画面デザイン:得点表示など、スクリーンに映される画面をデザインした

  • 得点表示システム:参加者のクイズの得点を管理するシステムを設計した

  • 準決勝入場映像:準決勝進出者の写真を表示する映像演出があり、それをデザインした

  • 参加者管理(別部屋):参加者が3会場に分かれてクイズをするため、各部屋の勝敗を一元管理するシステムを設計した

  • 採点集計:ペーパークイズの採点結果をスタッフが送信し集計するシステムを設計した

今回の画面イメージ

大きな特徴

  • 規定のデザインコンセプトから考えた
    今回はロゴが先方ですでに決まっていたため、そこから色を拝借してテーマカラーにするなど、デザインコンセプトを共創した。

  • 画面レイアウトを固定化した
    今回のケースは設計時間がやや短かったので、ひとつの画面レイアウトデザインを作ったあとそれを決勝以外のすべてに流用した。普段はけっこういろいろ作りわけている(楽しいので)。
    →これにより早押しボードクイズの得点表示はゼロの状態から10分くらいで作成でき、その後のピンチを乗り切った。

  • VBAを使用した
    もともとはVBA愛用だったが、あるときにバグを取り切れなかった経験からExcel関数のみですべての得点表示を作成していた。今般本業でプログラミングをやることになったので、5年ぶりに感覚を取り戻すために触った。
    →そこそこ良かったが、いかんせん自分の機材が雑魚いので、操作中に投影画面がガッとなったのがマイナス。一方、(Excel全般にいえるが)いざというときはセルをいじれるのが良かった。
    →次はもっと違うやつ使いたい。

  • LINE公式アカウントを使用した
    部屋別の参加者を画面に映したり読み上げたりするのは時間がかかるので、LINEで直接送信した。また、ペーパークイズの模範解答を共有した(=参加者に限定して直接共有することができた)。
    →LINEを使うことのできない参加者がいることはやはり無視できないし、結局読み上げも発生した。一度考え直し。ただ、最小限の入力で組分けされるので、別部屋スタッフにとっては参加者リストをタイムラグなく確認できた。

  • 点数入力業務を分散した
    採点が終わったスタッフから各自Googleフォームで送信→得点表示および参加者管理ファイルに直接反映、という仕組みを採用した。
    →だいぶ時間を巻けたと自負しているが反省点もある。

LINEアカウントと点数入力業務分散については、昨年9月の「saQunaたんたるひまたんダイキリクイズ」で初めて使用しました。これについては以下。

LINEに「いちじはんさいかいよてい」と入力することで模範解答が返信される。依頼時はこのメッセージもカスタマイズ対応します。

反省点

  • 採点集計システムのUX
    フォームに「エントリーナンバー(整数型)」「得点(整数型)」「近似値の解答(整数型)」を入力させたが、「どこにどの値を入れるか」がすぐには分かりにくかったり、本当に入力内容が合っているか確認を要したりした。
    →入力中に参加者名をすぐに出せれば良いが、Googleフォームでルックアップ機能は実現不可っぽい。なにかでアプリを作ってしまう?
    →GASを書けばエントリーリストから一発で参加者名プルダウンを作れるのでまずそれで対応する(しかし100人以上だと探す時間がボトルネックになる?)

  • 漏洩リスク
    決勝戦の直前、表示用に操作していた問題ファイルが一瞬画面に表示された。参加者は全員舞台袖におり画面が見えていなかったこと・文字が小さかったこと・起動した直後で画面がぼやけていたこと より漏洩はしていない。
    →ほんとうによくない。
    →原因:表示設定が「拡張」の状態と思い込み外していたHDMIケーブルを挿したが、設定が「複製」だった。
    →以後:操作が終わった問題ファイルをすぐに閉じるよう徹底する。問題ファイルを触る必要を減らす。

特に後者はバタバタして申し訳ございませんでした……。

このあたり自分が感じたことがメインなので、参加した方で「これダメだと思う」っていうのあったら教えてください(採点集計システムの件はスタッフに言われて気づきました)。「これ良かったと思う」も嬉しいです!

ちなみに大会長の最後のあいさつで「カツカツ」って出てきたときは結構おおきな声で笑ってしまった(カツカツだったので)。大丈夫だぞ!

スタッフの皆さま、見えないところでお疲れさまでした。参加者の皆さま、ご参加ありがとうございました。
主催者さまにおかれましては、この度のご依頼まことにありがとうございました。改めてほんとうにお疲れさまでした。

以上です。

依頼について

クイズ大会の得点表示やデザインを承ります。今は7月以降開催の大会で受け付けます。
金額などは相談となります。
クイズ用オープンアカウント @397__Qmin もしくはcinriddle397[at]gmail.comへご一報ください。

頂戴したサポートは、よりよい作品づくりに活用させていただきます。よろしくお願いします!