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【後編】沖縄旅行で出会ったものをクイズにする

前編はこちらから↓

中学校からの友人4人と2泊3日の沖縄旅行。どんな体験があったのか、「旅行記クイズ」でお届けする。
ちなみに旅行記クイズというのは、旅先で出会ったことをクイズ問題にするという取り組み。旅先で出会ったこと以外(あとから検索したりとか)の知識はなるべく入れ込まないようにしている。

2日目・3日目(帰郷)までを書いて、今回で完結。

海を内から眺める

大・快晴!

見える景色にはどれも必ずといっていいほど「青」が使われていた。青い空・青い海……鮮やかな色が生活と混じり合っている。そんな風景を見ながらたどり着いたのは読谷村の「Gala青い海」。きょうはここでシュノーケリングツアーをするぜ。

ピッチピチのウェットスーツに着替え気分がシンジくんになったところで、車で10分ほど移動。インストラクターさんが道中、沖縄トークで盛り上げてくださった。

ハブは夜行性なのに、なんと昼行性! ハブ退治のために沖縄へ持ち込まれるも今や害獣扱いされる動物は何?

マングースの面白すぎる(悲しすぎる)エピソードだったり、

銘苅宗和(めかる・むねかず)さんが陸での養殖方法を確立するまではまさにキャビアのごとく希少だった、プチプチとした食感が特徴の、沖縄名産の海藻は何?

海ぶどうはほぼ養殖という事実を教えてくださったりと、これがあまりにもクイズ過ぎたのでたいへん楽しかった。

ダイビングスポットへ向かう船に乗ると首尾よくフィンが配られる。事前にそれなりに時間をかけたレクチャーがあり、多少なりとも「大変なことになったらどうしよう!」という気持ちも出てくる(ならなくてよかった!)。

シュノーケルを装着するときの、「マウスピースを口の中に入れ、軽く噛み、口全体で覆う」という動作を、インストラクターはよく「何・何・何」と総称する?

「はい、あ・い・うで口に入れてくださいね~。噛もうとすると顎が痛くなるので」と教わり、タコの口のまま海へ飛び込む。両手をまっすぐ前に伸ばして船からスライドするようにdive。これ飛行機の緊急脱出スライダーと同じポーズだ。

スタッフさんに撮っていただいた

きれ~~~~~~~~~~!!!!!!

きのう観た美ら海水族館の大きな水槽のなかへ飛び込んだような、底までくっきり見える透明な水のなかを魚たちが行き交うその一部になって、ゆっくりと進んでいく。

スタッフさんに撮っていただいた

空を飛んでいるともいえる。

スタッフさんに撮っていただいた

お魚がいる。エサやり体験は数年前からしなくなったようだけど、すっかりひとには慣れきっているとのこと、エサをやる手つきをすればすいすいと寄ってくる。

差し込む太陽光が神秘的な色合いを見せる、真栄田岬のシュノーケリングスポットは「何の洞窟」?

そうして漂っていると、青の洞窟が見えてきた。インストラクターいわく「きょうは最高の天気です!」。またまた~と思って進んでいくと、どうやって呈しているのかわからないくらいの鮮烈な青色が光っている!

スタッフさんに撮っていただいた

洞窟のなかで青の濃さがグラデーションしていくさまをゴーグル越しに目へ焼き付けながら、記念写真までばっちり。とても楽しかった! 水を掻き分けていく感覚がしばらく残っている。

食べよう沖縄

「今帰仁(なきじん)」や「なかむら」の後ろについて、沖縄県で行列のできる飲食店の名前になる言葉は何?

このふたつもまた、「美味しい沖縄そばのお店ってありますか?」と尋ねてインストラクターさんから教えてもらったものだ。「なかむらそば」へ。
お昼はとうに過ぎたくらいだったけど、まだまだ大行列。水泳学習のあとの国語みたいな時間を過ごして、ついに呼ばれた! 食べるぞ〜!

郷土料理:ラフテーの材料にもなる皮つきの豚バラ肉のことを、肉・脂・皮をすべて残して調理することから、沖縄では何と呼ぶ?

出汁の効いたそばに、甘辛い三枚肉が絶妙。前日のステーキもしかり、これは待った甲斐がある! 美味しい……

沖縄の郷土料理「ジューシー」とは、一般にいうどんな料理?

麺にはジューシーをセットにした。これはいわば炊き込みご飯。お腹が空いていたのでらくらく完食。ちなみにこれ、屋外のテントで食べている。沖縄県民は傘をささないという話を思い出した。

まだまだ食べたいものがある。

「ウベ」や「塩ちんすこう」などの沖縄感あふれるフレーバーを楽しめる、アイスクリームチェーン店は何?

BLUE SEALの店舗に到着。見たことはあったけど、食べたことはないアイスクリーム屋さん。

「ネオポリタン」と「沖縄田芋チーズケーキ」を選んだよ。スプーンを突き刺した瞬間の、ねっっとりとした手応えが印象的。これももちろん美味しかった。

離島と想定外

2005年に開通した 沖縄本島とを結ぶ大橋は島民の悲願であり、1960mの長さは無料通行できる橋のなかで日本一だった、ティーヌ浜に立つハートロックがフォトスポットとしても人気の 今帰仁村に含まれる沖縄県の離島で、天から降ってきた男女がここにたどり着き 琉球人の祖になった……という「沖縄版アダムとイヴ」の舞台として有名で、名前の由来としても「恋島」が有力視されているのはどこ?

長い橋を渡って訪ねる古宇利島こうりじまはおもしろ事実が多かった。

砂浜で透明なカニをたくさん追いかけたよ。

沖縄県最大規模の花火大会の会場となる、美ら海水族館やエメラルドビーチを含む国営公園内の地区のことを、ある国際イベントの跡地に作られたことから一般に「何公園」という?

今回の唯一の旅程変更。海洋博公園の花火大会があるということを知ったのは初日に投宿したとき管理人さんに声をかけられたそのときだった。歩いての距離で見ることができたので、せっかくなら、と見に行った。うれしい想定外だった。

だらだらとアグー豚のしゃぶしゃぶをつつき、オリオンビールを飲み、乾いた水着を仕舞った。終わりが近づいている!

帰ろう

翌朝、帰宅の日。

沖縄のローソンでだけ販売されているホットスナックは、この地の食卓によく並ぶランチョンミートを揚げたものです。ずばり、「何フライ」?

宿を出て、まずはローソンに寄りスパムフライを買った。うまい。
今回の3日間で何度も目にした沖縄のコンビニは本土のそれとは独自に進化を遂げており、たとえばファミリーマートは「ファミンチュ」と題して沖縄料理をガンガン販売している。あちこちで美ら海水族館のチケットを安く販売しているのも印象的だった。

ついに那覇は空港以外で足を運ばなかった。初沖縄で?
お土産を買い足していると出発はもうすぐ。

じゃ!

関西空港駅から長~い連絡橋をわたって1駅でたどり着く、駐車場がたくさんあり中継地点としてもおなじみの副都心は何?

夕方。見慣れた電車。関西空港駅から一駅、長い橋を渡る時間はきのうと重なる。りんくうタウンに駐車していた車に相乗りして、滋賀へと帰っていく。楽しかったよ沖縄! お天道様に恵まれた最高の3日間だった。宿の管理人さん、水族館のスタッフさん、インストラクターさん、いろんなひとに助けてもらえたなぁ。また行きたい!

滋賀に到着して晩飯時、なぜか沖縄料理店に入った。なんで?

沖縄は海ぶどうと並び もずくが有名だけど、この3日間で初めて食べた。帰郷しても求めてしまう、それくらいにはもっと食べたい・居続けたい場所だったということで、ほんとにこれでおしまい。

没写真

ずっとなんて?
空港の、とにかくすぐに腹を膨らませることに特化した牛丼。こういうのも悪くはない

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