書籍:頭がよくなる!要約力

こんにちは。
3人娘を育てている、ベンチャー企業のCTOです。


頭がよくなる!要約力

齋藤孝先生が書かれた「頭がようなる!要約力」を読みました。

齋藤孝先生は、日本の教育学者で、明治大学文学部の教授を務められています。
様々な著書を出されており、論語や学問のすすめの現代語訳もされています。

本書では、要約する力の重要性を説き、要約力を鍛えるための方法について提示しています。

今回は、要約する力の重要性についての箇所を、一部ピックアップして記載いたします。

要約は共通認識の基礎

例えば、「一冊の本を読んで、皆で意見を交わす」という場があったとします。
このとき、この本に対する理解が皆バラバラだったらどうでしょう。
意見が噛み合わなくなるでしょう。

意見そのものについては、皆が違っても良いでしょう。
しかし、前提となる共通認識がバラバラでは、意見を交換しあったとて、お互いの意見が何を指しているのかを理解することすら難しいでしょう。

著者は実際の授業にて、このような体験をされたそうです。
その際に、参加者に本の要約を提出してもらったところ、要約の内容が全くのバラバラだったそうです。

物事をどうとらえて要約するのか。
その要約こそが、共通認識の基礎となります。

的確に要約できる「要約力」は、社内で生きていくうえで非常に重要といえるでしょう。

要約力の効用

要約力は、仕事で関わる人を幸せにすることができます。

業務の中では、限られた時間の中で、情報や状況を理解する必要が生じます。
例えばミーティング議事録、企画書などの資料といった情報の理解。
また、問題発生時の状況整理など。

これらを適切に要約することで、他人が使う時間を大幅に減らすことができます。
それにより、長時間労働が改善されたり、生産性が向上したいすることもあるでしょう。

要約力と状況把握能力

人間にとって、状況を正しく把握するということは非常に重要です。
誤った状況理解をしてしまうと、「こうありたい」と思った未来に向けての手段を間違ってしまうでしょう。

発生した問題を解決するにせよ、ビジネス上の課題に向き合うにせよ、です。

筆者は、経験上、要約力が高い人は、総じて状況把握能力も高いと感じるケースが多かったそうです。

状況をうまく理解できないということは、状況の要約ができていないとも言い換えられます。

要約力の鍛え方

要約力を鍛えるには、要約をアウトプットすること、そしてそのアウトプットに対してフィードバックを受けることです。

数をこなすのも重要ですが、フィードバックを元に要約力の改善を図ります。

要約の基本技

本書内では、要約の基本技が紹介されています。

その中の一つに、「置き石」になるようなポイントを3点用意すること、があります。

人が一度に覚えられる物の数は、3〜4個と言われています。
それにあわせて、「置き石」となるポイントを3点用意し、それを軸にして要約をすると良いでしょう。

トレーニング

まずは短い話を要約するところから始めるといいでしょう。

ショートショートのような小説でもよいですが、本書では4コマ漫画を題材にしています。

Xには4コマ漫画を投稿しているクリエイターの方が数多くいらっしゃいます。
それらを題材に要約を試みてみるのも良いでしょう。


以上、「頭がようなる!要約力」という書籍の一部をピックアップして紹介しました。

さらっと表面的にピックアップしていますが、より深く要約力について知りたい方は、本書を手にとっていただくと良いかと思います。

齋藤孝先生は、東洋哲学、特に儒学に関する書籍も数多く出版されています。

昨今、東洋哲学の重要性が見直されているように思えます。
齋藤孝先生の著作は、少なからず東洋哲学の思想に影響を受けているものが多いでしょう。

齋藤孝先生の著作は、非常に読みやすいものが多いです。
それらを通じて、東洋哲学の思想を少しずつインストールしていくのも良いと感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?