19歳、痔の思い出

今回は痔の話です。

痔には3種類有るって知っていますか?

いぼ痔、切れ痔は有名です。残りの1種類に痔ろうというのがあるのです。

今回は大学1年生の僕が痔ろうにかかってしまったというお話です。



痔になるきっかけ

時は遡ること約2年前。1年生の夏休み、自分は友達と免許合宿に来ていました。2週間の免許合宿での問題はなんといっても用意された飯が微妙。

昼食はお弁当でそのお昼ごはんが美味しくなくて、教習所の近所のラーメン屋にほぼ毎日の如く通っていました。

そうするとなぜかお腹の調子がおかしくなっていたのです。ラーメン食べるとお腹を壊す身体になっていました。

それ以外の大きな問題はなく免許合宿は終わって、免許も速攻取れました。


痔の予感

問題は免許をとったその日です。免許試験を午前に受けて合格したので午後は家の車で初ドライブをすることにしました。

その時、なぜかお尻、肛門のあたりが無性に痒かったのです。

ちょっとかゆいかなぁくらいの感じがずーっと続いていたので気にせず寝たのですが、次の日には痛みに変わっていました。肛門の近くの1点がとてつもなく痛い。

慌ててすぐに肛門科を受診しました。

先生にはお尻に指を突っ込まれて診察されました。

せんせい「あー、これは痔ろうかもね。けど、うち肛門科の専門ではないから切ったりできないんだ。」

最初はこんな案内を受けました。

そこで初めて痔ろうという言葉を知った自分。痔ろうとは、お尻のなかのほうで化膿した場所ができてそれを追い出そうとするために肛門の近くが腫れる感じのやつです。肛門の横に細い管ができる感じです。切って穴を開けてもらわないと膿が出せなくて辛いです。

そこでは診断だけで処置はなかったです。


痔の手術

痛みに耐えて寝ると翌日、熱が出てました。

痛いだけじゃなくて、熱まであって死ぬんじゃないかというくらい辛い、うんこも出ないし、出せないし。

我慢ができなくなって別の肛門科を受診することにしました。別の肛門科は肛門科専門のところで思ったよりも混んでいました。

肛門科ってこんなに混んでるんか。はよ診察してケツを切ってほしい。

と苦しみながら思ってたので覚えています。

やっと自分の診察の番。

せんせい2「これ切らなきゃいけないやつですね〜」

やっとこのケツの痛みから開放される!!!自分の安心は頂点でした。

処置としてはお尻に麻酔して、腫れた部分を切って膿を出す。そして消毒して何日間か来てねって感じです。

しかし、ここがいっちばんの地獄でした。

まず、麻酔。これが全然効かない。ただケツに針刺されてて痛い。そして切って膿を出す作業。これは痛すぎて号泣&叫び声で他の診察室の人すみませんって感じでした。

冗談じゃなく、人生で一番痛いと感じたことでした。19年間の中で一番痛いって結構痛いことだと思います。これを超える痛みってあり得るのかって感じですし、もう二度と御免です。

そうして無事手術は終わり一安心。


整腸剤最強

この痔ろうは便秘や下痢が多いとなりやすい病気なようです。自分は普段から下痢が多いタイプだったのですが、先述の免許合宿では毎日のように下痢をしていたので、それが拍車をかけたのかなと思っています。

これ以降、自分は整腸剤が欠かせない身体になりました。なくても死なないし、飲み忘れることも有るから欠かせないとまではいえないかもしれませんが、お腹と心を整えるために毎日のように飲んでいます。飲むとスッキリうんちは出るし、風邪気味の時とか悪化せずに治る率が上がった気がします。


しかし、これで解決ではなかった

膿を出せたのは良かったのですが、その膿が出るところを塞ぐような手術も受けました。いつか書くかもしれません。

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