『けんりきが選んだ超個人的泣けるMV10選』
このnoteをご覧になっている音楽好きな皆様なら解っていただけると思うが、MV・・・ミュージックビデオを観るのが好きで。
仕事が休みの日なんかには、YouTubeでひたすらMVを観倒したりしている。
胸がワクワクして思わず顔がほころんでしまうような楽しいMVも勿論好きなんだけど、無性に泣きたい気分の時に観てしまう、胸がいっぱいになったり熱くなったりするMVというのが個人的に幾つか有り、今回はそんな素敵なMVたちをご紹介しようと思う。
では早速行きます。
『けんりきが選んだ超個人的泣けるMV10選』‼︎
1曲目:Beautiful World(玉置浩二feat.絢香)
俺が『2022 けんりきが本気で選んだ超個人的名曲15選』という過去記事でも選曲した、玉置浩二&絢香という日本を代表するスーパーボーカリスト2人の奇跡のコラボレーションソング。
MVの世界観、画面いっぱいに広がる景色。
更に歌の神様と女神様じゃ無いかとすら感じる玉置さんと絢香さんの歌声、佇まい。。
その全てが美しく、自然と涙が溢れてきてしまう。
2曲目:シエラのように(10-FEET)
2020年、新型コ口ナウイルスの流行により、人が多く集まるイベントは自粛を余儀なくされた。
特に小さなライブハウスでたまたま起きてしまったクラスターが原因で、まるでコ口ナを産む元凶の如く叩かれた音楽業界は、大ダメージを受けてしまった。
フェスも当然のように開催断念するしかなく。
そんな年の10月に発売されたこの曲のMVは、10- FEETの3人が主催する『京都大作戦』の会場である京都府立山城総合運動公園太陽が丘にて撮影された。
「俺たちは、ここでちゃんと待ってる。また必ず、この場所で会おう。それまでみんな元気で生きて、何とかよろしくやって行こうや。」
そんなTAKUMAたちの言葉が、彼等の演奏する姿から、表情から、聞こえてくるようなMV。
10- FEETは、やっぱりどこまでもロックで、どこまでも優しい。
3曲目:LIFE is...〜another story〜(平井堅)
TVドラマ『ブラックジャックによろしく』主題歌。
MVには大きな怪我や病気を経験し、その苦しみから一歩前に踏み出そうとしている人たちが多数出演しているのだけれど、その中に俺の人生から切り離す事のできない方が居て。
驚異的な身体能力と抜群のスター性で人気を博した”ハヤブサ″というプロレスラーである。
俺は子供の頃からプロレスが好きで、ハヤブサ選手の大ファンになり、何度も試合会場まで観戦に行ったものだ。
あの頃、間違いなく彼は、俺のHEROだった。
そんなハヤブサ選手は、2001年に試合中の事故で頸髄損傷の大怪我を負い、全身不随となり、一時は「2度と自力で立ち上がる事はできない」とすら言われていた。
この曲のMVでは、そんなハヤブサ選手が車椅子姿で登場し、杖をついてはいるものの何と自力で立ち上がってみせ、優しい笑顔をカメラに向かって見せるシーンがある。
最後までリング復帰を目指して怪我と闘っていたハヤブサ選手だったが、2016年に天国に旅立たれ、不自由だった身体も解放され、またあの美しい空中殺法を天国で思う存分見せてくれているに違いない。
4曲目:手紙(backnumber)
母親への愛と感謝を歌う曲は世の中に数えきれないほど存在するが、個人的にスガシカオさんの『ヤグルトさんの唄』と、この曲の2曲がダントツで好きだ。
何故なら、どちらもハッキリと愛や感謝をちゃんと言葉にして歌って無いにも関わらず、胸のど真ん中に母親への愛が伝わってくるからだ。
そして、この曲のMVはbacknumberにしては珍しくドラマ仕立てな内容なんだけれど、最後のシーンは何回観ても涙腺が崩壊してしまう😭
5曲目:鱗(秦基博)
言わずと知れた秦基博くんの代表曲の1つである鱗だが、発売されてから10年の時が経った2017年に、衝撃的な新たなMVが公開された。
野球少年だった秦くんが大ファンだという漫画家のあだち充さんとのスペシャル・コラボレーションが実現。
いや、もうこれは・・・『タッチ』を読んで育ってきた世代としても、野球ファンとしても、感動するなと言う方が無理というモノだ。
6曲目:最期の川(CHEMISTRY)
愛する人を残し天国に旅立つ側からの目線で書かれた、秋元康さん作の歌詞が本当に感動的な曲なんだけど、CHEMISTRYの2人のドラマチックな歌声、大杉漣さんの名演が印象的なMVは、たった7分足らずの作品なのに、まるで良質な映画を1本観終わったかのような感動と満足感に浸れる、超名作MVであると断言してしまって構わないと思う。
7曲目:TELL ME(hide)
人生に疲れた時、心がどうしても騒めいて眠れない夜、俺は必ずhideのこの曲を聴いてる。
hideって、やっぱり凄い。亡くなってから何年経っても、こんなぶっ飛んでて破茶滅茶で、でもどこまでもカッコ良くて、どこまでも優しい、こんなアーティスト居ないもん。色褪せないにも程がある!
このMVの中には、間違いなくhideが生きてる。観てるだけで泣けてくる😂
hide。君には僕が見えてるかい?
音楽のカッコ良さを、素晴らしさを教えてくれてありがとう。
8曲目:正解(RADWIMPS)
毎回感動を呼ぶNHKの特番『18祭』。
この曲は、2018年にRADWIMPS野田洋次郎が番組のために書き下ろした楽曲だが、”RADWIMPS″としてこの曲をリリースしたのは何と今年2024年2月。
この5年余りの間に、本当にいろんな事があった。
RADWIMPSというバンドは、コ口ナ禍にも、自然災害にも、いつだって真摯に向き合ってきたバンドだ。
だからだろうか。MVで描かれているのはまさに″18歳”の卒業なのだけれど、何度も観て聴いているうちに、18歳の卒業を経験して大人になってきた僕ら一人一人の人生の事を歌ってくれているかのような気持ちになるんだ。
そしてそれは、新たな岐路に立ったRADWIMPSのメンバー一人一人にも重なる。
制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
「よーい、はじめ」
9曲目:ひびき(Mr.Children)
TVドラマの主題歌として大ヒットした『しるし』のカップリング曲なんだけど、まぁこれがとんでもない名曲で。
何気ない日常の中で大好きな人と奏でる笑い声も、世界の何処かで今日も鳴り響く悲しい銃声も、全て人間が産み出した″ひびき”。
MVの優しい世界観も相まって、聴く度にいつも胸に熱いモノが込み上げてくる。
Mr.Childrenの音楽を長年愛する身としては、この曲を口ずさむ度に″君(Mr.Children)が好きで 君(Mr.Children)が好きで 涙がこぼれるんだよ”って思いながら歌ってしまう。
ミスチルファンの皆さんには伝わると思うんだけど、桜井さんがいつものあの笑顔で歌っているのを見るだけで泣けてきたりする事が有るのです😂
10曲目:あなたへの手紙(スガシカオ)
今年2024年に発表された最新曲。
三島由紀夫さんの「人間というのは、自分のためだけに生きて、自分のためだけに死ぬというほど強くはない」という言葉と、マツコデラックスさんの「生きてる価値を見出すのってどれだけ社会に貢献できてるだろう?とか、どれだけ人の役に立ててるだろう?ってところが大きいと思ってて。その満足度って好きなことだけやってると得られない」という言葉がモチーフになってる歌詞が、本当に刺さる名曲。
毎日毎日ひたすら働いていて、迷ったり立ち止まってしまったり、モヤモヤしたりする事って誰にでもあって。
このnoteをたまたま読んでくださっている方の中にも、きっとそんな思いを抱えている人は居ると思う。
この曲と、このMVは、そんな″あなた”へのスガシカオさんからの手紙です。
この素敵な素敵な手紙を、どうか受け取ってほしい。
以上!『けんりきが選んだ超個人的泣けるMV10選』をご覧いただきました。
いかがでしたか?貴方のココロに響いたMVは、楽曲は有りましたでしょうか?
ちなみに最後にご紹介したスガシカオさんの『あなたへの手紙』は、今日からちょうど1週間後!10月30日発売予定のスガシカオさん待望のニューアルバム『Acoustic Soul 2014-2024』に収録されていて、これがまた名盤の予感しかしないアルバムなのです。
何が凄いって、初回生産限定盤に付いてる特典が何とスガシカオさん作の自伝的小説なのです😆
アルバムの3曲目に収録されている、母親への想いが込められた『ヤグルトさんの唄』とリンクする小説になっていて、以前からヤグルトさん(スガさんのお母様)のパンチの効いた言動wを知ってるスガマニアな俺が断言します。
小説付きの初回生産限定盤は、絶対に買って損はない1枚です!✨✨
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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