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『Fujii Kaze “LOVE ALL ARENA TOUR” inアスティとくしま』

2月4日、行ってきました!
『Fujii Kaze “LOVE ALL ARENA TOUR” inアスティとくしま』‼︎

藤井風くんのライブに参加するのは、今回で3回目。
ライブに参加する度にファンが急増してるため、今回はチケット取れないかと思ってた。。
取れて良かった!

徳島に到着すると、まずはアスティとくしま公式Twitterがお勧めしていた『ラーメン工房 風』に向かい、ラーメンとチャーハンを美味しくいただきました。
看板メニューは“風ラーメン″。まさに藤井風が来る事を想定していたとしか思えない(笑)。

お一人様参加という事もあり、開場時間ジャストくらいに会場に着き、長蛇の列に並び入場。

今回の俺の座席はアリーナ北6列目。
アスティにはMr.Childrenやコブクロで何度か来た事はあるので、6列目だとかなり近くで観られるイメージ。
あ、でも花道無い感じだから、めちゃ近くでは見られないか〜とか思いながら、自分の座席番号を目指し前へ前へ。

・・・え?確かに椅子には『6列』って書いてあるんだけど、、これ2列目だよね?💦
しかも、ほぼステージの真っ正面💦💦
信じられなくて、椅子に貼られてる紙を3度見しましたw
後から俺の周りの席に来た人たちも、総じて似たような反応😅そりゃ、そうだよね。

しかもスタッフさんが「アーティストが目の前を通る可能性がございます。絶対に柵から身を乗り出したり手を出したりしないでくださーい!」って言って回ってる。
え?これ普通にすぐ目の前を風くんが通るって事だよね?
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。。
普段ならレポを書くためにやや俯瞰的な視点で場内を見てるんですが、まさかの神席に戸惑っているうちに、あっという間に開演時間を迎えてしまいました😅

ステージ周りに居るスタッフのお兄さんたちが、それぞれハイタッチしてからHug!してスタンバイする。
今までいろんなアーティストのライブに参加してきたけど、こんな光景見たの初めてだな。。
何この愛しかない世界。

観客席の照明が消え、さぁいよいよ開演!✨

俺の左後方ぐらいからざわつきと歓声と拍手が一斉に沸き起こり、「何事⁉︎」と振り返ったら、何と何と世界の藤井風氏がママチャリで通路を颯爽と(?)登場‼︎

そのまま柵の内側(ステージ側)に入ると、笑顔で手を振りながらステージ周りをママチャリで一周!
もうホントすぐ目の前通ったよ!スゲー!✨✨

ちなみに風くんは衣装、、と言うか甚平姿。
どこまでも自然体でライブに臨んでる、という意味合いなのかな?
それでも様になってしまうのが憎いですよね😅

風くんがママチャリを降りると彼に当たっていたスポットライトも一旦消え、場内に『それでは、』のオーケストラバージョン?が厳かに鳴り響き、四方に巨大にそびえるスクリーンには『Fujii Kaze LOVE ALL ARENA TOUR』のロゴが映し出され、場内のワクワクは最高潮に!

『それでは、』は「幾重の闇を超えて」「微笑み湛えて」ファンのみんなに会いに行くよ、という曲じゃないかと以前『LOVE ALL SERVE ALL』のライナーノーツで書かせてもらったのだけど、何かそれが当たっていたのを実感した気がして嬉しかった😊

ステージ下からピアノと共にせり上がってきた風くん。
過去2回観たライブはホールだったので、派手な演出にいちいち驚きながら観ていました。

風くんの指がピアノの上を踊り、始まった曲は・・・

1.The sun and the moon

東京オリンピックの記録映画のテーマ曲だった、この曲。
CDや配信はおろかサブスクにも入ってない曲だけに、最初何の曲だろ?洋楽のカヴァー?って考えてしまった。
静まり返る場内に、ただただ風くんの歌声とピアノの旋律だけが響き渡り、何て美しいライブの始まりなんだろうと思いながら聴いていました。

あ、センターステージなので気を遣ってるのか、めっちゃキョロキョロしながら歌うなぁとは思いましたが😅

大きな拍手に包まれる中立ち上がってハンドマイクになった風くん。
アカペラで歌うように、簡単に英語で挨拶してからの〜・・・

風くん(以下“風″)「♪Hmm〜Hmm〜Hmm〜♪」

2.ガーデン

アルバム『LOVE ALL SERVE ALL』の中でも、歌詞の世界観が飛び抜けて素晴らしい曲。

全て文章として終わらない“エ行″で区切られてる歌詞が、「人生とはいつまでも繰り返し続いていくモノである」という事を表現していると思っていて、風くんのピアノと歌声の美しさも相まって、何か暖かい光に包まれているような感覚になった。
早くも涙が。。😭

『人は出会い別れ 失くしてはまた手に入れ それでも守り続けたくて 私のガーデン果てるまで』


風「えー、、皆さんこんな田舎にようこそ。」

場内爆笑!
こらこら風くん(苦笑)。
そう言えば高松でも「香川のくせに綺麗なホール」とか言われたし、岡山県民の四国ディス何なんw

風「ホンマよう来てくれましたね。ありがとうございます。・・・大丈夫ですか?トイレ我慢してませんか?」

観客「(笑)。」

風「我慢せんと、好きな時に行ってくださいね。どうか皆さん自由に楽しんでください。。みんなで自由になりましょう。・・・次の曲は、皆さんと一緒に深呼吸する曲です。」

3.ロンリーラプソディ

深呼吸の場所では今回も「綺麗なもんだけ吸って〜、、ネガティブなもん全部吐き出して〜。。」と、本当に優しい声で語りかける風くん。
♪笑ったろう♪の後に「フフッ」と笑うのズルいな。
表現力に惹き込まれていく。。
何この心地良すぎる空間!✨

『w孤独なんてゲーム 楽しめばいいの みんな一人でしょ みんな一つでしょ』


4.もうええわ

風「えー、、次の曲ではみんなに一緒に歌ってほしいと思ってます。♪もうええわ〜♪もうええわ〜♪・・・ここからちょっと(音程が)高くなります。。♪もうええわ〜♪」

風「ちょっと皆さんだけで練習してみましょうか。はい!元気ない声で〜。」

観客「(笑)。♪もうええわ〜♪」

風「死にそうな声で〜。」

観客「(笑)。♪もうええわ〜♪」

風「Beautiful!大丈夫そうですね。。では、サビになったら、みんなで歌ってみてください。」

「♪もうええわ〜♪」とアスティとくしまに集まったみんなで死にそうな声で(笑)大合唱しながら、「あぁ、、ホントにライブで声を出しても良くなったんだな。。」と感慨深くなりました。。

♪傷口はいつかカサブタ すぐ剥がれ落ちてサヨナラ 心だってそんな風に癒えたらいいのにな♪の部分は、伝説のスタジアムフリーライブの時から始めたラップ調のアレンジ。
やっぱりカッコいい😊

ちなみに風くん、“いいのにな″で顔の前で両手でV字?Y字?ポーズ。
カッコ良く歌ってるのに、いきなり可愛さアピールはやめてください笑

曲終わりには両手を頭に持っていってウサ耳ポーズ!
か、、かわええ😅あざとい。。ww

『もうええわ 自由になるわ 泣くくらいじゃったら 笑ったるわ アハハ・・・』


風「何かな、、ワシは岡山出身なんじゃけど、岡山と徳島は何か似てる気がします。『ザ・ビッグ』が有るしな(笑)。マルナカとザ・ビッグが有ったら、だいたい一緒やと思うw」

観客「(笑)。」

風「アレですよね。。♪ビッグ〜ビッグ〜ザ・ビッグ〜♪」

ザ・ビッグのCMソング?何てマニアックな🤣

風くんの地元に近いからこその地域ネタいいですねぇ😁

風「あと、人があったかいっていうのも一緒ですね。あったかく迎えてくださってありがとうございます。だから何か落ち着くんやなって思います。」

観客拍手‼︎

風「まぁ皆さんいろいろ有るとは思うけど、人生という長い旅路の中で起こる一個一個の事には全部意味があって、全部に学びがあって、生きてる限り学びは続いていく、という歌を次に歌わせていただきます。」

5.旅路

感動のMCから入ったにも関わらず、盛大に歌詞間違い!(1番と2番が入れ違った)
シレッと歌い直しました😅

でも、本当にやっぱり何度聴いてもいい曲。
風くんにとっても、何年経っても歌い続けていく大切な曲なんだろうなぁと、改めて思った。(※歌詞は間違えましたがw)


ここで一度ステージの照明が落ち、風くんが今まで弾き語っていたステージの下部が上空にせり上がっていき、Yaffleくんを始めとするバンドメンバーが、ようやく姿を現した!

そして風くんも先程までとは打って変わって、民族衣装のような素敵衣装にチェンジ!

俺とは反対側の南向きで始まったのは、、

6.damn

やっぱりカッコいい!場内の熱も一気に上昇したように感じた。
ギターのTAIKING(Suchmos)めっちゃロック!カッコいい‼︎✨

曲途中からダンサーズも合流し、風くんが南側で歌ってる間も彼等が他の方角の観客も気にかけてくれるのが嬉しい😊

『あぁ幸せってどんなだったけな 思い出そうか』

風くん最後の締めでMVと同じポーズ!
更に同じ森進一🤣
観客爆笑‼︎


ステージがグルッと回り、風くん&バンメンは西向きに。
すかさず始まったのは、刺激的なこの曲!

7.へでもねーよ

ダンサーズと共に踊るキレッキレの中腰ダンスが、今回もカッコ良かった!

そして、降り掛かってくる負の感情の雨粒を華麗にかわすかのようなサビの歌詞が、まるで″例の騒動″への返答のように感じられて、胸が熱くなった😂

『あんたの軽ぃディス へでもねーよ あんたの軽ぃヘイト へでもねーよ あんたの軽ぃマウント へでもねーよ へでもねーよ それでえーの?』


またもやステージが動き、風くんたちは北向きに。
やっと俺らの番がやってきました‼︎\(^o^)/

8.やば。

紫の幻想的な照明の中歌う風くんを見つめながら、何か良質なミュージカルを観ているような感覚になった。
いや、しかし歌の上手いアーティストは数多居れど、デビュー数年でこの表現力は本当に凄い✨

『愛した日々は確かだっけ? もうそれ以上何も言わないで 傷付けないから 裏切らないから』


風「子どもー!子どもはおるか〜?」

呼びかける風くんに応えて、親子席?のお子ちゃまが元気にお返事😊

風「おー、ありがとありがと。可愛い可愛い💕お年寄り〜!若者〜!中年〜!・・・はい、だいたい解りましたw」

基本的に1番多いであろう中年の扱いが雑🤣


9.優しさ

今度は東向きで。ちゃんと四方全ての観客に気を遣ってくれてて嬉しい。
ホント愛しか無いライブ。

以前にも書いたけど、俺は兄貴から『何なんw』のMVが公開された頃に藤井風くんの存在を教えてもらって、その楽曲、歌唱力、演奏力、スター性にどハマりしたんだけど、この『優しさ』が出た時に「うわっ。『何なんw』も凄かったけど超えてきた。マジか。。」って衝撃を受けたのを昨日の事のように覚えている。

この日も素晴らしかった。

風「♪凍えた心が愛に溶けてゆく 花の咲く季節が戻ってくる♪」

ここから溜めて〜、、溜めて、、からの「♪あ〜〜〜ああ〜〜〜〜〜〜♪」の声量。声の伸びの美しさ。
まるで全ての悲しみを吹き飛ばしてくれるかのようだった😭
凄かった。。

『今 何を見ていた あなたの目を見てた 優しさに殺られた あぁ〜あの人の木陰で それだけで良かった何より強かった 優しさで良かった ただそれだけで』


大きな拍手に包まれる中、風くんが喋り始める。

風「どうもありがとうございます。徳島のみんながステージから見とってホンマに可愛くて、あったかくて。」

観客大拍手‼︎

風「という事は、ワシが可愛くてあったかい、という事なんだと思っとりますw」

観客爆笑‼︎ちょ、風くんww
“I am you“って、そういう事なん🤣

そんな和やかな空気の中始まったのは、風くんの曲の中でも最も郷愁を感じるこの曲!

10.さよならべいべ

岡山で1人音楽を作りYouTubeに動画をアップし続けてただけの風くんを、見つけてくれて、ボクらの目の前に連れてきてくれたマネージャーのずっずさんに、改めて心から感謝したくなる。
サビで観客みんなで腕をブンブン横振りしながら、そんな事を思っていました。

間奏で風くんが笑顔でメンバー紹介😊

風「素晴らしいバンメン(発音良し)の皆さんを紹介します。ギター!TAIKING‼︎ベース!小林修己‼︎ドラムス!今日ファイナルです。佐治宣英‼︎キーボード!Yaffle‼︎」

バンメンも、みんな本当に楽しそう!✨
そして、もちろん俺たち観客もホントにホントに楽しい‼︎\(^o^)/

『さよならがあんたに捧ぐ愛の言葉 わしかてずっと一緒におりたかったわ 別れはみんないつか通る道じゃんか だから涙は見せずに さよならべいべ』


照明が真っ赤に変わり、前衛的かつ美しいイントロが場内に響き渡り、昨年世界中を席巻した“あの曲″が始まり、場内の空気が間違いなく変わった。

11.死ぬのがいいわ

風くんは「ワシは気にいっとるのに、ワシの曲の中で日本では1番人気が無い曲で、何でだろうと思ってました。」って言ってたけど、俺は前から好きでしたよ!笑
“Monday“の低音に、やっぱり聴き惚れてしまう。。

歌詞の″本当の意味″を知った今だからこそ、より強くメッセージ性を帯びて、風くんの歌声が胸に響いてくるんだよなぁ。

『それでも時々浮つくMy Heart そんなダサいのは もう要らないのよ byebye I'll always stick wit ya my baby.』

最後は紅白歌合戦の時と同じ、倒れて動かなくなるラスト。

大きな大きな拍手が会場いっぱいに響き渡りました。。

拍手はそのまま手拍子に変わっていき、倒れたまま動かない風くんが起き上がれる(生き返れる?)ようにとエールを贈る観客一同。

すると倒れたまま風くんがゆっくりと歌い始める。。
風「♪青春の病に侵され〜、、儚いものばかり求めて〜♪」

思わずあちらこちらから漏れ聞こえる喜びの歓声。

風「♪いつの日か粉になって散るだけ〜、、、青春はどどめ色〜〜‼︎青春にサヨナラを〜〜‼︎♪」

12.青春病

あんな(倒れたままの)状態でよくあんなに声を張って歌えるなぁって思ったんですが、よく考えたら普段から風くんは“寝そべり配信″してるだけに、大丈夫なのかな😁
まさかこんなとこに繋がってくるとは(笑)。

立ち上がって、普通に歌い始める風くん。
再びダンサーズもステージに登場し、キレッキレのダンスを披露。

MVと同じ腕を突き出す振りをみんなでやる一体感‼︎最高‼︎✨✨

『切れど切れど纏わりつく泥の渦に生きてる この体は先も見えぬ熱を持て余してる 野ざらしにされた場所で ただ漂う獣に 心奪われたことなど一度たりと無いのに』


盛り上がりまくりの場内をクールダウンさせるかのように、一旦ステージの照明が消え、巨大スクリーンにオシャレ衣装でカッコつけまくりの風くんの写真が次々と映し出される。
「はい、カッコいい!」って風くんの声が聞こえてきそうw

ネット上でよく「ナルシストっぽくて苦手」みたいな中傷コメントを見かけるが、それすらネタにしてしまってる感が有って、思わず笑ってしまった😆

映像が終わると再びステージに照明が当たり、風くんはシンプルな白の上下に衣装チェンジ!

13.きらり

はい!藤井風ライブの最高潮タイムがやってまいりました!
ダンサーズも初めから勢揃いで、風くんと一緒にダンスダンス‼︎

今この会場で楽しそうに身体を揺らしてるみんなも、それぞれの生活できっといろんな事が有って。
「もう限界だよ」って思いを抱えながらライブに来た人も居るかも知れない。

それでも、藤井風の音楽が傍にいてくれるなら、きっとそんなアレコレも“さらりさらり“と上手くかわして生きていける。

マスク越しでも分かる、観客一人一人の最高の笑顔を見て、そんな事を思っていました。

『どこにいたの 探してたよ 連れてって 連れてって 何もかも捨ててくよ どこまでも どこまでも 荒れ狂う季節の中も 群衆の中も 君とならば さらりさらり 新しい日々も 拙い過去も 全てがきらり』


14.燃えよ

ステージ周りから炎噴射!
強烈な熱気を感じながら、“ステージ上はもっと熱いんだろうな。大変だなぁ。。″なんて、くだらない事を考えてしまった。

サビで風くんと一緒に拳を突き上げ、みんなで見えない壁を叩き壊しました😊

今回もアウトロでキーター(ショルダーキーボード)をエレキギターのようにかき鳴らす風くん!
カッコ良すぎるだろ。。

『あぁマジで何も怖くない この風のって進め 先へ』


15.まつり

この曲のイントロが始まった瞬間、間違いなく「待ってました!」って空気が会場全体に溢れていた。
更に、何かいつも聴いてる『まつり』と違う。このアレンジ何?って思ったんですが、どうやらYaffleくんが阿波踊りっぽい音を足してたらしいです。
徳島だけのレアアレンジ!嬉しい‼︎✨

風くんの立つステージが上空に迫り上がっていき、ステージ全体が巨大な神輿になったような壮大さ。

そんな中、そのてっぺんで歌い踊る風くんと、風くんやダンサーズに合わせて“まつりダンス“を一緒に踊る観客一同。

キラッキラ✨の照明が会場全体を美しく彩り、、何かもう華やかさの極み‼︎✨✨

『苦しむことは何もない 肩落とすこた一切ない ない ない』


風くんが優しい声で、観客に語りかける。

風「I am you, You are me...私はあなた、あなたは私。みんな深いとこでは、つながっとるんだと思っています。」

観客拍手‼︎

風「・・・みんな、しかしよう生きてますわ。。生きて、こうやって出会ってくれて、ホントにありがとうございます。皆さんから、たくさんのgrace(恵み)をいただきました。皆さんにも、たくさんgraceを持って帰っていただきたいと思います。」

16.grace

『まつり』と共に、俺が2022年のマイベスト15曲に選んだ、本当に本当に大好きな曲!✨

その記事にも書いたけど、「″自分の中に住む神様″こそ自分自身であり、自分だけが自分を救う事ができる強い存在なんだ」という、迷いや悩みや苦しみを抱える全ての人に届けたい、届くであろうスーパーポジティブソング。

風「♪ あなたはわたし わたしはあなた みんな同じと気付いた時から 僕らは みな等しく光ってる♪」

数メートル先で歌う風くんをジッと見つめながら聴いていると、音楽の沐浴で心も身体も洗い清められているような、そんな感覚になった。
なのに超POPだし、ソウルも感じるし、歌詞でもグッとさせられる。

こんなアーティスト、世界中探しても他になかなか居ないだろうな。。

『あたしに会えて良かった やっと自由になった 涙も輝き始めた 明日になればさよなら ああ儚い世界だ何があろうとも 全てあなたのgrace』

最後はMVでもお馴染みの振りをみんなで一緒に!
楽しい!と感動が同時に込み上げる最高の空間。。


多幸感で満ち溢れた場内を見渡してから、風くんがダンサーズを一人一人紹介😊

風「パット!コウ!ヤス!ニース!ビニー!ラフェ!ジョエル!そしてシンゴ‼︎」

紹介されたダンサーさんみんな、カッコつけたりおどけたり、徳島だけに阿波踊り踊ったり(!)しながら、観客からの暖かい拍手に応える。

風「ダンサーズのみんなに、大きな拍手をお願いします!」

大きな拍手に包まれながら、ダンサーズは退場。

風「えー、、早いもんで、次が最後の曲になりました。」

観客「えーーっ⁉︎」

風「ありがとうございます。最後のこの曲の間は、皆さんのケータイで写真なり動画なり撮っていただいて構いませんので、どうぞご自由に。あ、でもこの1曲だけですからね。曲が終わったらスマホはしまってくださいね。」

ツアーが始まった時にずっずさんが撮影OKに関して書いてくれていたので、アワアワする事なく2列目という神席から、大好きなあの曲を撮影する事ができました。
ホント、チーム風の心遣い素晴らしい😊

最後の最後に始まったのは、、

17.何なんw

世界に羽ばたき始めた藤井風の始まりの曲!
そう。全てはここから始まったんだ。

3年前、スマホの小さな画面で観て、聴いて衝撃を受けたこの曲を、ほんの数メートル先で生身の藤井風が歌っていて、それをまた小さなスマホの中に撮影している。

こんな日が来るなんて!と思いながら風くんをスマホで追っていると、突然フレームインしてきたYaffle氏。
え、キーボード弾かずにお散歩ですかw
まるで皇室の方のような佇まいと笑顔で観客に手を振るYaffleくん。職場放棄やん🤣
かと思えば突然ダッシュしてドラムのシンバルを勢いよくバーン!自由かww

♪時には慎重に歩めばいい♪って歌いながら、わざと(?)転ける風くん。
ギターのTAIKINGが優しい笑顔で「大丈夫?」って感じで寄っていってた。
構ってあげてて優しい笑

笑顔溢れるアットホームな空間が、風くんがキーボードを弾くYaffleくん(職場復帰しましたw)に寄り添うように歌い出してから、一気に変わった。

風「♪優しい気持ちで答えを聴いて もう歌わせないで〜裏切りのブルース〜♪」

ここからのフェイクの異常なまでのカッコ良さ。

風くんが腕を突き上げ「♪何なん!♪」と叫ぶ瞬間に真っ白い光に変わるライティング。

観客の反応に呼応し、ギターをかき鳴らしながら「♪何なん!♪」と大声で一緒に歌うTAIKING。

ステージを小回りに一周し、絶妙なタイミングでアウトロのピアノを弾き始める風くんと、風くんのピアノに合わせて荒ぶる演奏に変わるYaffleくん、佐治さん、小林くん。

もう、何か1つの芸術作品という感じだった😂
素晴らしかった。

『それは「何なんw」・・・ワシは言うたが それならば何なん 何で聞いてくれんかったん 何なん 何なん 何なん あの時の笑顔は何なん あの時の涙は何じゃったん 何なん』

東西南北全ての観客にエアハグしてから、「I LOVE YOU…」と呟く風くん。
こちらこそ!と、会場に居た全ての観客が思ったはず!😂

大きな拍手に包まれながらバンドメンバーたちは先にステージを去り、風くんも拍手で最高の仲間たちを見送る。

SEの『grace』が流れ、盛大な拍手と手拍子が沸き起こる中、胸の前で両手を合わせ感謝の意を示す風くん。

広いステージの四方全てを回り、客席に笑顔でいっぱい手を振り、ハートをいっぱい作り、丁寧にお辞儀する。

最後にマイクの前に戻ってきた風くん。

風「ホントにどうもありがとうございました。みんな幸せにねー!どうか生きてください。元気でおってください。藤井風でした!またお会いしましょう。」

帰りは自転車には乗らず、通路を普通に歩いて去ってゆく風くん。
そんな風くんの姿がスクリーンでも見えなくなるまで、感動と感謝と愛の詰まった拍手は鳴り止みませんでした。。

風くん!最高のライブをありがとう‼︎
いろいろ有るけど、俺は藤井風の音楽が大好きだから、これからも何も変わらず応援していくよ!
風くんも、どうか幸せにね!

Yaffleくんはじめバンメンの皆さん!ずっずさんはじめチーム風の皆さん!スタッフの皆さん!皆さんのおかげで素晴らしいライブになりました!
本当にどうもありがとうございました!

あの日アスティとくしまに集まったkazetarianな皆様、音楽好きな皆様にもありがとう!素晴らしいライブでしたね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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