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12/19のさくほリビングマーケットvol.5【オンライン】は「発信×交流」の場でした。

12月19日(日)さくほリビングマーケットvol.5をオンラインで開催しました。ここ数日、師走らしい厳しい寒さが続く佐久穂町ですが、暖かいお部屋の中からでも気軽に参加できるのが、オンライン開催の良さの一つですね。今回も、午前10時にzoom(無料のオンラインコミュニケーションツール)で集合!

今回は、2組が出店し、15名程度の皆さんが参加しました(スタッフ含む)。
子どもの自由なあそび場を運営している「プレイパークさとやまモリニティ /MORINITY」。
24時間利用可能の会員制ジム「URBARIANS GYM SAKUHO(アーバリアンズ ジム サクホ)」。

それぞれの雰囲気をレポートで楽しんでもらえればうれしいです。オンラインでのリビングマーケットは、zoomを通して活動を紹介しながら、参加者と出店者が自由に交流できるイベントです。
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子どもの自由なあそび場を運営している「プレイパークさとやまモリニティ/MORINITY」

https://satoyama-morinity.jimdofree.com/

1ヶ月に1,2回、八千穂地域の森の中でプレイパーク(子どもの自由な遊び場)を運営しているMORINITY。この場所の目的は「仲間と集まる場を作る」こと。目指すのは「ドラえもんの空き地!」と話す代表の滝沢卓己さん。

ドラえもんの空き地には、
「今日はだれが来てるかな?」のワクワク感。
「また遊ぼうな」と言える満足感。

があると言います。

MORINITYは、あらかじめ決められたプログラムも参加費も管理者も無しという環境で「自分の責任で自由に遊ぶ」ことを大切にしています。

ここで滝沢さんから最初の質問。

「遊び」についてのイメージを、チャット機能を使って参加者が自由に答えを書き込んでいきます。「うーん、遊びって何だろう。仕事でも勉強でもない時間?余裕――?」わたし自身も、いろんな言葉が頭の中を巡り…。正解があるわけではなく、それぞれが考えたり、他の人の言葉に感心したりする中で、交流が生まれていました。

「遊び」は、生きていくために必要な「非認知能力」を育てることができるそうです。それは、協調性だったり、創造性だったり、コミュニケーションの力だったり。森の中には、よりその力を伸ばすことができる環境がそろっているんだとか。

とはいえ、こういった知識というのは、時に邪魔になってしまうこともあります。「この子のこの力を育てて上げたい…」という思いはある意味大人の都合。MORINITYでは、あえて「遊びは学び」という考えをやめています。

遊ぶために遊ぶ。

という思いを大切にしているんだそうです。

この後も「遊ぶ生き物はどれ?」という○×クイズなど、双方向型の内容で、コミュニケーションが盛り上がっていました。

ちなみに「遊ぶ」生き物は哺乳類だけなんだそう。

印象的だった話は、子どもの遊びの中の「リスク」と「ハザード」の話。自然の中の遊びに、擦り傷などはつきもの。これは「リスク」。でも、森の中での悪天候に気をつけたり、ハチの巣に近づいてはいけなかったり、という本当の危険(ハザード)はちゃんと回避する必要があります。プレイパークにおける大人は、子どもを管理する存在ではなく、危険から守ってくれる存在。なにがリスクでハザードなのか、この塩梅を子ども自身も体験しながら身につけていくことができるのが、MORINITYなのかもしれませんね。

憧れの秘密基地!
みんなでカレーを作って食べます。

最後は質問交流タイム。

滝沢さんからも質問「自分の子ども時代、何をして遊んだ?」「今の小学生は、何をして遊んでいるの?」などをもらい、参加者自身の子どもの頃の話や、自分たちの子ども世代の話、佐久穂出身者、移住者、さまざまな背景を持つ人たちの話が行き交いました。MORINITYが、開かれた佐久穂の遊び場の一つとして、より多くの人に愛される場所に育っていきますように。

次回、プレイパークのご案内

次回は、お餅つきをします。
【日にち】
2022年1月23日(日)
【場所】
認定こども園ちいろばの杜の園舎を借りて行います。
【開催時間】
※冬季は活動時間を短縮して行います。いつ来て、いつ帰ってもいいです!
・オープン 10時~ 
・終了 14時30分
【料金】
不要です。活動継続のため、お気持ちで寄付をいただけるとありがたいです。※いただいた寄付は食材費や消耗品、備品の購入に充てさせていただきます。
申し込みは不要ですが、詳細はHPをご覧ください。
https://satoyama-morinity.jimdofree.com/

24時間利用可能の会員制ジムの「URBARIANS GYM SAKUHO」

https://youtu.be/eQ9kyCYy72c

高野町にある2020年6月にオープンしたURBARIANSというバーの一室で営業している24時間利用可能な会員制のジム。佐久穂にトレーニングジムがあるの?しかも24時間営業??とびっくりする方も多いのでは。

代表の在賀耕平さんからは、まず「筋トレ(筋肉トレーニング)について皆さんにお伝えしたいこと」として熱いプレゼンがありました。なぜ筋トレが必要?ウォーキングじゃダメなの?などなど。ともすると普遍的なテーマですが、佐久穂町の地理や気候に関連した内容でもあり、興味深く聞かせていただきました。

熱い!筋トレ愛を感じるプレゼン動画でした。

印象的だったのは「佐久穂町の1年の半分は冬」という話。「ウォーキングやランニングをやってみたけれど寒い時期になると辞めてしまった」という経験をお持ちの方もいるかもしれません。下記の図もとてもわかりやすかったです。「屋内のジムは(1年を通して)安定してトレーニングできるのでおすすめ」と在賀さん。

佐久穂町で暮らして10年以上になる在賀さんですが、筋トレにハマったのはここ4年ほど。移住してから始めた農業は体力勝負の日々で、どんどん体重が減っていったそうです。もともとやせ型だった在賀さんは、周囲に「やせた!」と言われることに抵抗があり「体を鍛えよう!」と筋トレを始めたところ、4年で15㎏の増量。筋肉量が増えて基礎体温が上がったので、足先が冷えることもなくなったそうです。

そして、トレーニング器具の紹介を兼ねて、筋トレの実演も!

ベンチプレス!
けんすい!

最後は質問タイム。参加者からは「ずぼらだけど続けられますか?」「筋トレに食事制限は必要ですか?」「昔、筋トレにハマっていました。ブランクがありますが筋肉は戻りますか?」などなど、様々な角度から質問が出てきました。意外とみなさん筋肉に関心があるようです。参加者の皆さんにも喋っていただいたり、チャットでも交流が生まれていたり、筋トレ未経験者でも楽しめる、和やかな空気が流れていました。

アーバリアンズジムの概要

・入会金 5,000円 月会費 2,000円
・24時間利用可能(スマホで開閉できる鍵システム)
・無人運営
・夕方の時間帯を除けば、ほぼプライベートジム
・着替えスペースなし
・初心者には最初の2~3回、オーナーが筋トレを指導します。
・ビジター料金 1,000円(オーナーがジムにいるときのみ対応)
設備
・スミスマシン(懸垂、ディップスも可能)
・可変式ダンベル(2kg~24kg)
・ダンベル(3kg、5kg)
・インクラインベンチ2台
・20kgストレートバー/EZバー

さくほリビングマーケットvol.5
出店者のみなさんからの感想

滝沢さん
MORINITYを知らないひとは、まだまだたくさんいると思います。子どもだけでなく、大人も大歓迎なので、ぜひ気軽に遊びに来てくださいね。
また、アーバリアンズジムの紹介を見て、昔ハマっていた筋トレ熱が再燃しました!

在賀さん
自分の趣味で始めたジムなので、このような「宣伝」は初めてでした。
筋トレって、やってみるといいことがたくさんあります。
佐久穂町にもトレーニングができる環境があるということを、伝えていきたい。気になる方は体験も可能です。ぜひお越しください。

さくほリビングマーケットは、佐久穂町で「新しいことに挑戦したい人」と、それを「応援したい人」や「一緒に取り組みたい人」が集まる、マーケット型の交流イベントです。

オンラインでも、ここでの交流をきっかけに、もっと知りたい!実際に会ってみたい!という新たなアクションが生まれれば幸いです。次回は2/13(日)。今回と同じようにオンラインで開催します!

また、さくほリビングマーケットと並行して行っている、さくほリビングカレッジは、さまざまなゲストから話を聞くことを通して、佐久穂町での暮らしを見つめ、新たなアイデアや挑戦のヒントを見つけにいく学びの場です。年明けに第一回の様子をYouTubeにアップする予定です。こちらも、ぜひ、お楽しみに!

writer 細川敦子

アンケートのご案内

12/19のイベントにご参加いただいたみなさま、
ぜひアンケートにご協力ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSctU2QeCf_JhBgTdSCIZ1QgKGsTZUP34AXLj16mViUzsgOcHA/viewform?usp=sf_link


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