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カラフル屋 小野沢みはるさん、はるきみさきさん/初出店者インタビュー

昨年度から、さくほリビングマーケットに初出店した方のインタビュー記事の連載が始まりました。なにかにチャレンジしている人たちは、どんな思いをもって活動しているんだろう?背景にあるストーリーをお聞きしました。

手作りのアクリルたわしやヘチマたわし。カラフルでかわいいものが大好きな、小学4年生の同級生2人で出店しました。初めてのお店屋さんはどんな経験だったのでしょうか?

はるきみさきさん
おのざわみはるさん

——今回、たわしのお店で出店しようと思ったきっかけはなんですか?

みさきさん:元々、わたしのおばあちゃんがアクリルたわしをたくさん作っていたのですが、それがカラフルでとてもかわいくて。

みはるさん:栗とかサクランボとかリンゴの形のものがあって、カバンにつけたりしていたんです。わたしは、ヘチマたわしに興味があって作ってみました。そんな時、学校でリビングマーケットのことを知ってチャンスだと思い、「ふたりで売ってみない?」となったんです。

——出店までの準備で思い出に残っていることはありますか?

みはるさん:学校の中休みや放課後を使って、たくさん打ち合わせをしました。「1個いくらで売るか?」とか「お店の名前は何にするか?」とか。私たちのたわしはカラフルなので、「やっぱり、店の名前に入れたいよね」と話して「カラフル屋」になりました。
みさきさん:放課後にモールやポンポンを使って、カラフルな看板を作ったのも楽しかったです。

——実際に出店してみてどうでしたか?

みさきさん:お客さんが使い方を聞いてくれて、説明するのが楽しかったです。緊張しましたが、仲良しのみはるちゃんと一緒だったので安心できました。最初はうまくいくかな、という不安もあったのですが、やってみると「いけるかも!」と思えたのもうれしかったです。

みはるさん:売れた数を数えたり、お金を管理したり、大変なこともあったけれど、お客さんと話すのはとても楽しくて、人が来るたびに楽しくなっていきました。忙しかったけれど、幸せな時間でした。買ってくれた方が、後で「使い心地よかったよ」と言ってくれたときは、作ってよかったなあと思いました。

——自分の作ったものを売ってお金を受け取る、というのは初めての経験ですもんね!

みはるさん:お客さんから本物のお金を受け取って、これは夢?!と思いました(笑)
みさき:これは現実?みたいな気持ちでした(笑)

——これから、二人でやってみたいことはありますか?

みさきさん:二人で作ったおにぎりのオリジナルキャラクターがあるんですが、そのキャラクターのアクセサリーを付け替えたり模様替えしたりする遊びに、今ハマっているんです。新しいキャラクターも作りたいし、またリビングマーケットにも出てみたいです。

みはるさん:次に出る時は、プラバンを使ってキャラクターのグッズを作って売ったりね!お客さんにも作ってもらうのもたのしいかも。わたしはお絵かきの力をもっとつけたいです。前回のたわしがまだ少し残っているから、次に出店したときは、それもまた売ってみようかな。

writer 細川敦子

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