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さくほリビングカレッジ#1の見どころ。

さくほリビングカレッジは、さまざまなゲストから話を聞くことを通して、佐久穂町での暮らしを見つめ、新たなアイデアや挑戦のヒントを見つけにいく学びの場です。(詳しくはこちら

1回目の公開収録が12/7(火)に行われました。

今年度のテーマは「テキストから学ぶ佐久穂町」
初回のゲストは「アンテナさくほ」の力武文雄さん、佐塚里恵さん

アンテナさくほ 佐塚里恵さん(左)と力武文雄さん(右)

アンテナさくほは、2010年から佐久穂町のブランディングやPRに関するさまざまな事業を行っています。旧佐久町と旧八千穂村が合併し、現在の佐久穂町になったのが2005年。まさに、力武さんの言葉を借りると「新町建設」の真っ只中に生まれました。

長年、国内外でブランディングの仕事に携わり、縁あって佐久穂町のまちづくりに関わることになった力武さんと、生まれも育ちも佐久穂町(旧佐久町)の佐塚さん。全く異なる背景を持つお二人の絶妙なチームワークが、アンテナさくほの魅力のひとつであり、今回のリビングカレッジの見どころでもあります。

「鍬(くわ)も持ったことのない素人が農業のPRをすることになった」と話す力武さん(右)

地域の外から来たからこそ見える魅力。
地域の中で育ったからこそ分かる感覚。
 

この二つの視点が、どのように交わり、アンテナさくほのプロジェクトに還元されていったのか?その相互作用についても、じっくりお話をうかがっています。

以前より、土の人と風の人が協力し、新たな取り組みも数多く生まれてきた佐久穂町。お二人が歩んできた10年間にはたくさんのヒントが見つかりそうです。

テキストは「佐久穂町コミュニティ創生戦略」と「さくほ通信」

佐久穂町コミュニティ創生戦略
2015年、佐久穂町は人と人とのつながりを大切にした「コミュニティ」を軸にしたまちづくりに力を入れ始めます。その肝となったのが「佐久穂町コミュニティ創生戦略」。

コミュニティに着目した戦略を選んだ佐久穂町

当時、産業振興等を地域活性の軸にする市町村もある中で、町の総合計画の中心に「コミュニティ」を置くというのは、他とは異なるアプローチだったそう。どうしてこのような戦略に至ったのでしょうか?策定に関わる推進委員会のメンバーでもある力武さんが、まちづくりにおける「戦略」の重要性と「コミュニティ」の可能性を語ります!

さくほリビングマーケット・さくほリビングカレッジも、このコミュニティ創生戦略の事業の一つとして生まれたものです。

さくほ通信
2017年に創刊した「さくほ通信」は、毎号、佐久穂町に関わるさまざまな人々が登場し、出身者や移住者など町内外にいる佐久穂町に関わりのある人をつないでいます。

生まれ育った町の魅力というのは、なかなか気づきにくいものですが、制作を通して、佐久穂町出身の若い世代が「地元の魅力に感動する」出来事が起こったんだとか。佐塚さんのその後の活動にも、影響を与えた出来事だったようです。

アンテナさくほの約10年の活動を、お二人それぞれの立場から振り返っていただきました。これからの展望についてもお聞きしています。

動画は2022年1月下旬公開予定です!

アンテナさくほの関わるプロジェクト
さくほ通信 https://from-sakuho.jimdofree.com/
さくほ町民キッチン https://chomin-shop.jp/
さくほジーバ共和国 http://jeebaa-republic.jp/
さくほの家造り職人ネット https://sakuhono-ie.jp/home/

今回の進行は、地域おこし協力隊の熊本敦子さん。聞き手は、新駒書店店主で翻訳出版プロデューサーの近谷浩二さんで行われました。

進行:熊本敦子さん(左) 聞き手:近谷浩二さん(右)
公開収録の様子

text by 細川敦子(team OHAYASHI)

#1の動画が公開となりました!(更新:2022年1月18日(日) 10時)

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