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【WSH】チェイビスとマイナー契約

皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、ナショナルズの新年最初の補強が報道されました。

ナショナルズが前パイレーツのマイケル・チェイビスとマイナー契約で合意したと報じられました。

招待選手として春季キャンプに参加し、もしロースターに残れば100万ドル、さらに最大50万ドルのインセンティブがつくようです。また、MLBロースターに入っていない場合、6月1日にオプトアウトできる条項がついています。

現在27歳のチェイビスは、昨季パイレーツで自己最多の129試合に出場して打率.229・14本塁打・OPS.654をマークしています。長打力が魅力の選手ですが、四球率4.5%/三振率29.6%とアプローチの荒さがネックとなっており、平均打球速度などの打球指標は軒並みMLB最低ランクになっています。

Baseball Savantより

現在ナショナルズの内野陣は一塁ジョーイ・メネセス、二塁ルイス・ガルシア、三塁ジェイマー・キャンデラリオ、遊撃CJエイブラムス、内野の控え2枠はカーター・キーブームイデルマロ・バルガスでほぼ固まっています。ですが、指名打者はFanGraphsのプロジェクトだとMLB未経験のジェーク・アルーになっており、実質的な空席です。

ですので、指名打者の枠、もしくは内野陣に故障者が出た場合の残り1~2枠を争っていくことになると思います。競争相手は先に挙げたアルーに加えて、マイナー契約で入団のマット・アダムスフランクリン・バレットエリック・メヒアらです。このメンツで見るとチェイビスが一歩リードしていると思われるので開幕ロースター入りの可能性は十分にありそうです。

おわりに

マイナー契約でコツコツと内野のデプスを増やしていますが、外野のパワーバット(できれば左打者)、先発ローテーションの補強は不十分と言わざるを得ない状況です。FA市場にはもうめぼしい選手は残っていませんが、誰かしらは補強してほしいところです。また何か動きがあったら更新したいと思います。

長文をお読みになっていただき、ありがとうございました。よろしければ「スキ💓」をいただけると、記事作成の励みになります。

Photo:https://flic.kr/p/2nFqfCt

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