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【WSH】先発6人ローテ採用へ

デーブ・マルティネス監督が先発ローテーションを6人で回すことを明言しました。

現在のパトリック・コービン、ジョザイア・グレイ、マッケンジー・ゴア、トレバー・ウィリアムズ、ジェーク・アービンの5人に、ホアン・アドンが加わります。

6人ローテの狙い

マルティネス監督は6人ローテ採用について以下のようにコメントしています。

Only time will tell how it’s really going to work . But it’s more about keeping these guys healthy, getting them through the rest of the year and making sure that this winter they’re ready to do their winter program and be ready for Spring Training.

ざっくり意訳すると「先発投手に休養を与え、健康を維持するため」という側面が大きいようです。

現在のローテーションのうち、ゴアとアービンの2人は1年間ローテーションを回し続けた経験がありません。しかもアービンは21年にTJ手術を経験、ゴアも肩痛で昨季後半を離脱するなど健康面に不安があります。

またメジャー2年目のグレイは球宴明け5先発で防御率4.78、昨季までリリーフのウィリアムズも防御率7.25でいずれも球宴前よりも悪化しています。疲労の影響は少なからずあるでしょうから、6人ローテで登板間隔を空けられればプラスに働くと思います。

リリーフの負担が増えそう

6人ローテを採用するということは、ブルペン投手が一人減り、7人で運用していく必要があります。そうなるとリリーフの負担が増えることが予想されます。今季好調のカイル・フィネガンジョーダン・ウィームスに負担が集中しないように、他の投手陣がどれだけ頑張れるかがポイントになってくるでしょう。

おわりに

ナショナルズの先発陣は球宴後FIP5.84(両リーグワースト)、防御率5.44(同5位)と失速しています。6人ローテ採用によってどのような変化が起こるか、今後の試合に注目です。

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Photo:https://twitter.com/Nationals/status/1677412491549110273?t=tC_puJSumVON4XWVVPlJQA&s=19

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