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ブランディングに挑戦しませんか。

大企業の都合で別の事業を依頼されたり、急に仕事の依頼がなくなったりするケースが増えてきた。これでは中小企業の経営は安定しない。自社ブランドを持ち、顧客に対して自社を主張できないと経営が厳しくなる。

令和6年10月14日日経MJ

下請中心の中小企業の取引先は、1~2社ということも少なくなかったという。自分が知っている事業所も、同じような感じで、下請けで成り立っているところが多い。

仕事が暇なときは「自社ブランド・オリジナル製品」と考える。下請の仕事が入り、忙しくなれば、自社製品を考えている場合でない、もしくは考える必要がない。
だいたいこの繰り返しが多いように見える。知っている限りの話だけど。せめて、忙しくても、考え続けてくれていればいいんだけど・・・。
でも、「いつか。」と思っているうちは、「いつか。」は来ないんだろうな。安定して、食べていければ、無理してチャレンジすることないのもわかる。でも、下請では安定はしない。と思ったほうがいい?

もし、踏みとどまっている原因が資金なら、せめて設備入れ替えを考えたときにでも、補助金を使ってチャレンジしてほしい。
補助金が採択されれば、実績報告書の作成で、新しい設備の検証しなければならない。その検証時間を作る必要がある。新しいことする時間をつくらなければならないということ。
これで、ブランディングの資金と時間のハードルが下がるはず。補助金の事業計画とブランディング、相性いいと思うけどな。

中小の食品メーカーにとって、大手が手を出しにくい領域を狙うことは重要な戦略となる。

令和6年10月14日日経MJ

菓子メーカーの栄光堂ファクトリーは、「限りある国産原料」を使ったハーブキャンディーを製造している。香料など入っていないので、濃い味は出せないが、万人受けを狙わず、欲しい人にだけ届けばいいという感じ。

先ほどの中小企業のブランディングの記事の具体例みたいだなと。大手のように万人受けするものは、量や価格競争になってしまう。売る場所や売る相手を絞ることで、参入しにくくするのも1つの方法なんだろうな。ただ、絞り込んだ商品は、惜しまれながらも姿を消すというリスクもある。

売る場所も大事。売るのは簡単でも買ってくれないし。
朝のテレビで、高校生がゆで卵むき器を試作していた。スタジオでアナウンサーたちが、「値段は?」、「300円以内」のような話しをしていたが、そのくらいじゃないと買わないよなと思いつつ、でも、その器具がどうしても必要な人のいる場所なら、もっと高くても買ってくれるんだろうな。きれいに剥ける、指でちまちま向かないで済むといった特徴が具体的なメリットになる人に知ってもらえれば。

自社オリジナル製品をつくり、売り場所もいろいろ試して、儲かってほしい。中小企業の支援をしている公的な機関もある。無料で相談請けているところもあるので、ぜひ活用して、ブランディングのチャレンジをしてほしい。

補助金も、必要資金の大半を賄おうとせず、少しでも足しになればと思って、活用して儲かってください!

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