【短歌】眼をもたぬ空
流儀としては 辛く炒めてちさき器にちょんと盛るやきそばの
白妙のブラインド近し、ゆふぐれの街の相貌は窺ひ知れず
わたしたち軸をもたずに関節で笑いあったね荷台だったね
ビル街は圧しつぶされるごと建ちぬ 眼のない空に触れられてゐて
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流儀としては 辛く炒めてちさき器にちょんと盛るやきそばの
白妙のブラインド近し、ゆふぐれの街の相貌は窺ひ知れず
わたしたち軸をもたずに関節で笑いあったね荷台だったね
ビル街は圧しつぶされるごと建ちぬ 眼のない空に触れられてゐて
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