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コーチングとは何か説明してみた

こんにちは。
ゆうさく先生こと、長瀬優作です。
オンラインコミュニティの運営やコーチをしてます。

3年ほど前コーチングと出会って以来、コーチングを受けたり、コーチしたりしているのですが、もっと広まってほしいので説明してみたいと思います。

※ 注意
コーチングには、様々な定義ややり方があります。僕の場合は、僕が学んだこと+実践の中で感じたことを前提に書きますので、あしからずです。

コーチングって何?

コーチングの定義は本当に様々ですが、
僕はいつも
「マラソン選手のペースメーカー」
と説明します。

つまり
ゴールへ前に進むことをサポートする伴走者
目的に進む行動を促進するためのコミュニケーション
と言い換えてもいいかもしれません。

クライアント(コーチングを受ける人)は、
「現状を変えたい」
という思いを持っています。
具体的には、以下のような方が多いです。

「自信が持てない…」
「子どもが不登校になり、どうしたらいいか分からない…」
「家族時間を増やしたいのに、働きづめで辛い…」
「彼氏が欲しいけど、自信がない…」
「独立準備中、今後の計画と目標達成したい!」

一般的には以下のようなことがテーマとして多いです。

キャリア、ビジネス、スキルアップ、生活習慣、子育て、人間関係、恋愛。

・将来の目標がわからない(キャリア)
・転職や起業しようか迷っている(キャリア)
・選択に迷いがある(ビジネス)
・英語ができるようになりたい(スキルアップ)
・痩せて健康的になりたい(生活習慣)
・コミュニケーションを円滑にしたい(人間関係)
・彼氏と別れるか迷っている(恋愛)

具体的に何をするの?

僕たちコーチという人は、クライアントに質問することを通して、クライアントに気づきを促し、頭の中を整理していきます。

僕の場合は、zoomで60~90分ほど話します。

コーチングの基本図

コーチと聞くと、
野球やバスケットのコーチをイメージする方が多いと思いますが、
本来のコーチングとは
何かを教えたり誘導したりせず」「答えはすべてクライアントの中にある」という前提で関わります。(知識や技術が具体的に必要な場合は、ティーチングやコンサルティングなどがあっています。)

コーチングは「教えない」

「〜やってください」で人が動くのなら楽だし、ましてや自分のことなど、自分でも分からないことが多い。

「頭ではわかっているんだけど…」
と思うことも多い。(僕もその1人…笑)

コーチングでは、表面で見えていることだけではなく、
どうしてその思考になったのか?
という「自分の中の設定」や「本当はどうしたいのか?」という「本音や願い」など、クライアントの中にあるものを引き出し、気づきを与え、前に進むサポートをするのがコーチの役目です。

どのように変わったのか?

「自信が持てない」と涙していた20代女性
 →半年間で「挑戦リスト50」をやり切る。
 →マラソンに挑戦する新しい夢ができる。

「子どもが不登校になり、どうしたらいいか分からない…」
 →子どもとの関わり方が変化する。
 →不登校がなくなり、学校へ行く。

「家族時間を増やしたいが働きづめで辛い…」
 シングルマザー

 →働き方革命を起こす決意をして実践する。
 →21時退勤から17時半/18時退勤。

「彼氏が欲しいけど、自信がない…」30代女性
 →男性/出会いへの考え方を変える。
 →コーチング開始3ヶ月で彼氏ができる。

「独立準備中、今後の計画と目標達成したい!」
 →4月独立後クライアント様満員御礼

「適応障害、休職中、自信のない男性20代。夢も希望もない…」
 →2年でInstagram1.9万人
 →転職から副業は60万円以上。さらに独立。
 →講演会依頼、全国オフ会開催、新聞掲載。
 (これは僕の例)

クライアント様一部抜粋

僕自身もコーチングと出会ってから、コーチングを受けるクライアントでもあります。

ここに書いてあるように、
僕自身が始めから発信することが得意な訳でもなく、自信や才能があるいう訳でもない。なんなら、それよりも低い状態状態でした。
(自分に価値がないと思っていた)

しかし、僕含め多くの方々に変化が起きている。
そこで僕は
「なぜここまで変化するのか?」を
言語化してみました。


なぜこのように変わるのか?

お化け屋敷は、2人なら行ける

お化け屋敷って、人が作ったもので必ずゴールがある。
頭では分かっているし、大人である私たちなら尚更だ。
でも僕たちは「ドキドキ」する。
それは怖いからだ。

人は感情の生き物で、不思議なことに映画を見たらその場にいないのに感動して涙を流し、不甲斐ない主人公に激怒したりもする。

つまり、
僕たちが行動するには、自分の感情と向き合うことが必要で、それとセットになっている思考や行動と結びつけることがポイント。

「変えること」は怖さや恐れを伴います。
だからこそ、「一緒に考えて、前に進むサポートをする人」が必要なんだろうなと思いました。


「あり方」と「やり方」の両輪

▲「あり方」と「やり方」の両輪

世間一般に「あり方」
という言葉が溢れる時代になったと個人的に感じます。「自分軸」という言葉でもいい。
僕の中では、あり方とやり方の両輪が噛み合った時に「人は変わる」と思ってます。

料理人に例えることが多いのですが、料理人のあり方が素晴らしい方(誠実で人の思いを大切にし、自分のビジョンも持っている)がいる。しかし、その人は包丁を全く研がず、練習をしない。

これが「良い悪い」という話ではない。

ただ「あり方」と「やり方」の両輪が回ることで、車はまっすぐ前に進む。さらに、ビジョンというガソリンがあり、目標という旗があり、それに向けた行動を継続する習慣があることで、描く未来に進んでいくと思う。

両輪を回す必要があり、それをコーチングでは行っていく。


セルフイメージという「自分設定」

「人は、自分が思ったような人になる」
自分自身が、自分のことをどのように思っているのかという「自分で作った設定」によって私たちは生きている。「私は○○です。」という部分に当てはまることだと考えるとわかりやすい。

「思考は現実化する」

よくこれを「信念(ビリーフシステム)」「潜在意識の自分」「思い込み」などと表現しているものが多いが、同じことだと思っている。

コーチングでは、これらを「私こんな風に思っていたんだ…でもそれって本当かな?」「望む自分のあり方だったらどうする?」など、
普段考えないことを質問されることで考え、気づく。自分の中にある設定を変更していくことが変化につながる。

自分設定を「こうありたい」という方に合わせていくことが、本質的な変化になり、その上で目標設定や行動促進することで、大きな変化につながる。

▼ここまでのまとめ

・自分の感情と思考・行動と向き合うサポートをするため、本質的な変化が生まれやすい。
・「あり方」と「やり方」の両輪にアプローチして、「成長」にフォーカスする。
・自分と向き合うことで、気づきと行動が促される環境とサポートがあるから変化が起きやすい。

コーチングの全体像

コーチングは次の3STEPで構成している。

1STEP〜棚卸し〜

自分のセルフイメージ(自分設定)や自分の大切にしてきた考え方(価値観)を明確にする。これをすることで、カーナビでいう現在地が分かる。
俗にいう「自己理解」だ。

アイテムを使って行うと、効果的で以下のようなものを使って、自分と向き合うことが多い。

・人生史
・ライフホイールバランス
・価値観リスト …など

▲人生史(縦軸:気持ち / 横軸:年月)
▲ライフホイールバランス(8領域の満足度/充実度の測定)
▲価値観リスト(人が価値を感じる基準)

2STEP〜ビジョンメイキングとゴール設定〜

自分が本当になりたい姿は何か?
理想の状態を描く。(仕事・経済・人間関係・家族・趣味・暮らし・成長・パートナーシップなど…)

▲ビジョンとゴールと目標の位置関係

そこから、コーチングの期間で達成したいゴールを設定する。
目的地は明確に設定する。

3STEP〜実行と学習〜

2〜3週間に一度「コーチングセッション」の時間を設ける。これが俗に言われる「コーチング」の時間とイメージするといい。

60〜90分ほど、zoomや対面でコーチとクライアントで対話をする。

コーチは「今日はどんなテーマで話をしていきましょうか?」と始めることが多い。
クライアントが掲げたビジョン/ゴールに向かって、今考えたいテーマをクライアントに決めてもらう形でスタートしていく。

コーチングセッションの基本図

よくコーチが使う質問としては
以下のようなものがあります。

・理想は、どんな状態ですか?
・あなたにとって重要なことは何ですか?
・何を望んでいますか?
・具体的には?
・何でも叶うとしたら?
・今は、どんな状態ですか?
・そんな自分をどう捉えていますか?
・他には?
・この中で最も効果的なものはどれですか?
・何があるとできそうですか?
・まず何から取り組みますか?

普段の日常生活の中で、これらの質問はされることが少ないです。少ないどころか、ほとんどないと思います。

だから、クライアントは「え?」と戸惑ったり、「…」と沈黙があったりします。

これが「気づき」を与えるプロセスになります。


分かりやすく説明していた図がこちら。

気球と成長の図

ビジョンが炎やガソリン、恐れや執着が荷物、あり方が気球そのもので、上がっていく途中にある雲が目標。

人そのものが気球だとすれば、目指すべきものに向かって、荷物を下ろしていくことで自然と目標を達成している。


しかし本人は気球に乗っているため、

「進んでいる方向は合っているのか?」
「どれくらいの速度で進んでいるのか?」
「目指す姿は、何だったのか?」
「失敗したら不安です…」

などが分からない、というより気づかないことが多い。


僕の事例でいくと、
教師から転職するときに転職活動への取り組みがなかなか進まなかったときに、
「何があなたを止めてると思う?」
と聞かれた時に、
「家族からの応援と見られ方」と答えました。

僕の本音の中には、
「教師をやめる自分は親不孝者だ…」
「不義理をしている自分は悪い人だ…」
「後悔するのではないか??」

などを思っていました。

この中のさらに奥には、
「親に応援してほしい」
「自分の人生は、自分で決める」
「親は親。自分は自分」

そんな願いや決意があることに気づきました。


ここからは、実際に親に手紙を書いたり、話をしたりして、素直に思いを伝えることで、僕の中にあった「荷物」がおりました。そこからは、すぐに物事が進んだことを覚えています。


コーチング超おすすめなので、受けてほしい

今回はコーチングの説明をしました。

コーチングは、教師の方や子育て、夫婦関係など「人間関係」においても、とても有効で効果的だと確信しています。

コーチは、
コーチングマインド×スキル×あり方」がセットになって、かつ練習をすることで、誰でもなることができるものだと思っています。


今後は、コーチングを子育てや子ども関係で働く方向けに「コーチングをガッツリトレーニングして会得できるコーチングスクールを作りたいなと思っています。



それが体系化できたら、スクール生と一緒に学校のカリキュラムに組んでもらって全国の小中学校にコーチングティーチャーとしてコーチングを教えに行くとか、子どもがコミュニケーションを学ぶ授業をするとか、そんなことができたらいいな〜って思いました。


まだ夢物語ですが、やってみたいことです。
僕の発信や生き方、考え方が気になる方は連絡お待ちしております。

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