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Kindleベストセラー獲得!その販売戦略の"裏側"を大公開

2023年6月9日に発売した僕のkindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』が、Kindleストア激戦区のカテゴリー「SNS・ブログ」と「広告・宣伝」で《ベストセラー1位》を獲得しました!(※2023年6月10日 AM時点)


2023年6月10日 AM5:30に撮影
2023年6月10日 AM11:45に撮影
2023年6月10日 AM5:30に撮影


正直、ベストセラー獲得を狙っていたワケではありません。


しかし、今回出版したKindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』は、かなり気合を入れて書き上げた1冊。


1人でも多くの方に手に取っていただきたく、出版前後の販売戦略も力を入れました。


そこで、このnoteでは、僕がKindle出版でベストセラー獲得を実現できた“販売戦略の裏側”を、すべて隠さずお伝えしていきます。


このnoteで公開する内容は、Kindle出版でしか使えない限定的な販売戦略ではありません。


どんな商品・コンテンツの販売でも、そのまま使うことができる戦略だと自信があります。



僕のKindle販売戦略の一部始終をご覧いただき、あなたの商品・コンテンツを販売する際、少しでもお役立てできれば幸いです。


はじめに:僕のKindle出版実績

本題へ入る前に、僕「さくちょ(@sakuchoman)」のKindle出版実績を簡単に紹介させてください。


僕は2023年2月からKindle出版をはじめた、Kindle作家の後発組です。


Kindle出版は他の副業ジャンルに比べると、まだ実践者は少ない方でしょう。

それでも既に多くの方がKindleを出版しており、Kindleストアには星の数ほどKindle作家の作品が並んでいます。


2023年2月の初出版から、僕は以下の通り、月1冊のペースで出版を重ねていきました。

【1冊目】2023年2月
副業ブログで月3万円稼ぐ収益化ロードマップ

【2冊目】2023年3月
完読される副業ブログの書き方

【3冊目】2023年4月
Twitter×ブログで最速マネタイズ

【4冊目】2023年5月
常識を変えるブログ半外注の方法論

【5冊目】2023年6月
誰も教えてくれないSEOライティング術

※作品名をクリックするとAmazon販売ページへアクセスできます


上記ラインナップの通り、僕のKindleは『副業ブログ』がメインテーマ。

ここでの詳しい自己紹介は割愛しますが、僕は2021年6月から副業ブログを始めており、今はほとんど放置でもブログから月収10万円以上を得られるようになりました


副業ブログの実績をベースに、Kindleでは副業ブログの情報を発信しているという感じです。


* * *


こんな感じで僕は、ブログ界隈では一定の実績があるものの、Kindle出版は初心者中の初心者。


そんな僕でも、販売戦略を工夫することで、Kindleベストセラー1位を獲得できました。(※2023年6月10日AM時点)


これ以降には、僕が今回Kindle出版するにあたり実践していった「販売戦略の裏側」を語っていきます。



【ココが一番大事】販売前の市場リサーチ

今から世に出そうと考えている商品・コンテンツは、そもそもユーザーの需要があるのか―


すなわち、商品・コンテンツを作る前の「リサーチ」が最重要ポイントです。


リサーチの重要性は、今回出版したKindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』でも徹底解説しています。


少し難しい話が続くかもしれませんが、「個人で戦う」なら重要な戦略になりますので、少しだけお付き合いください。



「プロダクトアウト」から「マーケットイン」への思考転換

「プロダクトアウト?マーケットイン?」と専門用語を出してしまったので、分かりやすく解説しますね。


まず「プロダクトアウト」とは、以下を基準にして商品を生み出すことです。

自分が得意なこと
自分がいま作れるもの
自分が誰かに伝えたいこと


主語がすべて“自分”になっている通り、「プロダクトアウト」は自分主体の販売戦略と理解いただければOKです。


あなたは何か情報発信する際に、上記の考えを持って発信していませんか?

僕はずっと、上記の考えでコンテンツを作ったり、ブログ記事を書いたりしていました。


もし、あなたが大きな実績を持っていたり、高い専門性を有しているのであれば、プロダクトアウトはピッタリでしょう。


プロダクトアウトは「フォロワー数が何万人もいるインフルエンサーが取っている戦略」と言えるかもしれませんね。


「自分の作りたいモノ」が売れれば、最高&最強です。


しかし、大した影響力のない凡人の僕は、どんなに「良い商品・良いコンテンツ」を作っても、売れるとは限りません。


そこに需要が無ければ、良い商品でもタダの自己満足です。


* * *


だったら、どうしたら良いんですか?という話になると思います。


その答えが「マーケットイン」の戦略です。


「マーケットイン」とは、マーケット(市場)からニーズをキャッチして、それを基に商品・コンテンツを作る考えです。


すなわち、市場が「ほしい!」と求めている、需要があると分かっている商品を作るという、じつに単純な仕組みです。


「プロダクトアウト」が自分主体であるのに対し、「マーケットイン」はユーザーありきの販売戦略となります。


プロダクトアウトに比べると、画期的な商品・コンテンツが作れないかもしれませんが、失敗しないと分かり切っているなら、少し強気の商品展開も可能になるでしょう。


* * *


ここで言いたいのは、「プロダクトアウト」と「マーケットイン」のどちらが優れているという事ではありません。


しかし影響力の乏しい僕のような方であれば、マーケットインの戦略を意識することで「いま知識が足りないのなら、学んだり実践して“できるようになる”」との考えを持って行動できるようになります。


テクノロジーの変化が目まぐるしいこれからは、マーケットインの戦略を知らなければ、Webビジネスで成功するのは難しくなっていくでしょう。



僕が実践したマーケットイン戦略

今回僕はどうやってマーケットイン戦略を実践したのかと言うと、非常にシンプル。


Twitterのフォロワーさんに向けて「どんなKindleを読みたいですか?」とアンケート調査しただけです。



アンケートにより「フォロワーさん(=読者候補)はSEOノウハウを知りたいんだな」というニーズをキャッチした僕は、SEOがテーマのKindleを執筆しようと決めます。


そして僕は、SEOに関して専門家ではないものの、副業レベルならある程度の実績があるため、「ボリュームたっぷり書こう!」と攻めの姿勢を取ることも決めました。


攻めの姿勢を覚悟できたのも「マーケットイン」の戦略を取ったからこそです。


個人作品のKindleなら、平均文字数が15,000~20,000文字だと読みやすいと言われている中で、僕は最終的に70,000文字弱を1冊に詰込みました


70,000文字のボリュームは、たじろいでしまう方もいると考えましたが、それより、本当に情報を求めている読者へのニーズへ応えることを優先しました。


長文Kindleの良し悪しについては、販売後のレビューなどを見て分析しなければ、どっちに転ぶか分かりません。


このあたりは、また別の機会で皆さまにご報告できればと考えています。



発売前のプロモーション活動

読者のニーズをキャッチして方向性を定めれば、そこへ向けて一直線に作業していくだけ。


なのですが、その作成過程をリアルタイムに発信していくことで、読者の期待感をくすぶっていきます。(“ティーザー効果”とも言われる戦略ですね)



Kindle執筆過程を情報発信

という事で僕が今回、どんな感じで事前情報を小出しにしていったのか、実際のツイートを掲載していきます。



↑このツイート、なぜか添付画像がエラーで消えちゃいました…。(作成中のKindle表紙を添付していました)




Kindle書籍内の一部を切り取ってツイート

単純に「いまココまで作りましたー!」と作業過程を発信し続けるだけだと、やがてフォロワーさんは飽きてしまいます。


なので、僕はKindleの本文から一部を切り取り、その内容を適時ツイートしていきました。



「Kindle本文の内容をツイートするなんて…ネタバレさせちゃっていいの?」と思う方もいるかもしれません。


これに関して、僕はどんどん無料で出しちゃって良いと考えています。


むしろ今後出版するKindleの内容と整合するツイートの方が、主張の一貫性が保たれて、読者の期待感は膨らむはず。


フォロワーさんからも、僕のツイート内容に対して割と良い反応が得られています。(“いいね”やリプライ、インプレッションの数ではなく、フォロワーのコメントに着目するのが大事)



(Kindle販売の場合のみ)予約受付開始後のプロモーション

今回のKindle出版では「予約注文」を募る方法としました。


事前にフォロワーさんからのニーズや反応を見ていたので、一定の予約注文は見込めるだろうことを予想しての戦略です。



予約開始から販売まで一定期間を設けることで、発売日までのプロモーション活動のツイートネタが作れるし、話題性も維持できる点ためオススメです。




具体的な行動を求めれば、多くの方が拡散してくれる!

予約受付開始のツイートをした際、ツイートの末尾に“拡散にご協力頂けると嬉しいです”と具体的な行動を促す一言を入れたのも重要ポイント



この一言が「 ある / ない 」によって、拡散威力は数倍も変わるでしょう。


少し長くなりますが、引用リツイートの形でお力添え頂いた方のツイートを、これ以降に掲載していきます。



ありがたい事に、引用ツイートで拡散いただいた方のツイートを見て、僕のKindleに興味を持ってくださった方も数名いらっしゃいます。


拡散が拡散を生む、これぞTwitter最大の威力です。


おそらく、僕が“拡散にご協力頂けると嬉しいです”と一言添えなかったら、この引用ツイートの数は、もっと少ない結果になっていたでしょう。


フォロワーさんに具体的な行動を促すのは、めちゃくちゃ重要。


「この商品良いですよ!」や「〇日後に発売ですー!」と大声で叫んで終わってしまう方が大勢いるため、とても勿体ないんです。


これは、Webマーケットの世界だとCTA(Call To Action:コール トゥ アクション)と呼ばれており、今回出版したKindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』の中でしっかり解説しています。


気になる方は、手に取って読んでみてくださいね!



発売後のプロモーション活動

商品・コンテンツの発売日って、発売する立場だとワクワクしますよね!

僕も今回のKindle発売日は、期待と不安に胸を膨らませて朝を迎えました。


でも、その勢いで「ついに発売しましたー!買ってくださいー!」と言っても、残念ながらほとんどの人は振り向いてくれません。


流れの早いSNSでは、日々の忙しさも相まって、どんなに事前プロモーションを頑張っても、あなたの商品が今日発売されることを、多くの方は忘れているからです。


もっと悪く言えば、あなたの事前プロモーションを多くの人は、スイーッとスクロールして読み飛ばしており、ほとんど目に入っていないのです。


その様な意識の元で、ワクワク感は自分の胸の中にしまっておき、発売後も新規ユーザー向けのプロモーション活動を進めていく必要があります。



「商品の魅力」や「手にすることで得られるメリット」を語る

発売後のプロモーションでは、「商品の魅力」や「商品を手に取ることで得られるメリット」をしっかりアピールしていきます。


僕は次の通りにツイートし、これを固定ツイートに置くことにしました。



安売りする場合はターゲットを絞る

上記ツイートでは、あえて「~を学びたい人"だけ"、本書を手に取ってください」と書きました。


これは今回発売から3日間、破格の99円セールを実施することにしたので、本来手に取るべきではない人が「何となく」手に取ってしまうことを、少しでも防ぐためです。


今回発売するKindleは自信作だったため、無料で読めるKindle Unlimited会員に限定せず、多くの方にお届けするために、99円セールを実施しました。


安い値付けは、ユーザーにとって購入のハードルがグッと下がるため、手に取っていただける人の数は増えます。


その一方、本来手に取るべきではない(ターゲットではない)人も手に取ってしまうリスクがあり、それが故に最悪の場合はクレームが届くこともあります。(Kindle出版の場合は「低評価」を付けられます)


一定の低評価はやむを得ないものの、ひと言入れるだけで、少しでもリスク低減できるのであれば、やらない手はありません。



商品が売れている様子をリアルタイムで伝えていく

商品販売後は、販売数やランキングなど「数字で見せられる商品販売実績」をリアルタイムで発信していくのが効果的


なぜなら、多くの話題を集めている商品があれば、まだ手に取っていない方にとって気になる商品に変わるからです。


僕が今回発売したKindleだと、Amazonの売れ筋ランキングを適時見せていく戦略としました。




そうしていると、また多くの方が拡散してくれる!

このように、販売後も売行きをリアルタイムで伝えることで、話題性が維持され、多くの方が再び拡散に協力してくれます。


中には何度も拡散してくれる方もいて、本当に感謝です!




強力な方々も応援してくれたヒミツの場所

以上の通り、販売までのプロモーション活動はTwitterを中心に行っていきました。(その他、僕のメルマガでも案内は流しています)


なのですが、今回の販売戦略でキーポイントになった、もう一つの「ヒミツの場所」があります。


それが↓コチラ。



詳細は「よしー」さん(@yoshi_buppan)のツイートをご覧いただきたいのですが、このLINEオープンチャット「ビジラボ」は、運営者を中心としたメンバーがTwitterでの企画などを後押ししてくれる場所です。


LINEオープンチャットって、ワイワイ&ガヤガヤと投稿が飛び交うイメージが強くて、僕は苦手意識を持っていたんです。


でも「ビジラボ」は違いました。


こういう場を上手く活用させていただき、自分の活動にブーストをかけることも時には重要なんだなと、今回のKindle発売を通じて学ばせていただきました。



さいごに

長々と書いてしまいましたので、最後に重要なポイントを復習しましょう。


  • 商品を作る前の「リサーチ」が最重要ポイント

  • 個人がWebビジネスで戦うなら「プロダクトアウト」から「マーケットイン」への思考転換がオススメ

  • 商品発売前は情報を小出しする「ティーザー効果」を狙う

  • 情報を拡散してもらうための「具体的なひと言(CTA)」を忘れない

  • 「あなたの事前プロモーションは誰も見ていない」という意識で発売後のプロモーションを行う

  • 安売りする場合はターゲットを絞ってリスク低減を狙う

  • 商品の売れ行き状況をリアルタイムで発信し続けて話題性をキープする


このnoteでお伝えすることは以上です。

ぜひ、あなたの商品・コンテンツ販売戦略の参考になれば幸いです。


* * *


僕が今回発売したKindle『誰も教えてくれないSEOライティング術』は、SEOをテーマにしていますが、すべてのWebビジネスに通用する『本質・原理原則』を解説しています。


もしあなたが、まだ『誰も教えてくれないSEOライティング術』を手に取っていなければ、ぜひこの機会に読んでみてください。


下記のテキストリンクをクリックすれば、Amazon販売ページへアクセスできます。


≫『誰も教えてくれないSEOライティング術』を読んでみる


* * *


もしあなたが副業ブログに少しでも興味あれば、僕が出版している「他4冊のKindle」も読んでみてください。


僕の出版しているKindleは、僕のブログで紹介しています。(下記のリンクから僕のブログへアクセスできます)


現在出版しているkindleのご案内



1つだけお願いがあります…!

もし、このnoteが少しでも役に立った!と感じた方は、下記リンクから僕のツイートを引用ツイートする形で感想を聞かせていただけると嬉しいです


皆さまからの声は、今後のコンテンツ作りの励みとなりますので、ぜひよろしくお願いいたします(^^)



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では、本noteは以上となります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございましたー!

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