ルクロン ウォッシュx白カビの特徴的なチーズ
こんにちはフランスチーズ鑑評騎士の佐久間です。
今回は、成城石井さんや他のスーパーでも見かける機会があり、気になっていたウォッシュチーズ”ルクロン”を食べてみたのでご紹介します。
音声配信アプリstand.fmでもお話ししていますので、併せて聞いていただけると嬉しいです。
プロフィール
原産国:フランス
タイプ:ウォッシュタイプ
原料乳:牛乳
表皮は白カビで覆われていますが、その下はウォッシュタイプのオレンジの表皮が見えます。
ウォッシュした後に白カビを纏わせて熟成した変わったチーズです。
香りもウォッシュタイプ独特の漬物のような香りは穏やかで、白カビ特有のきのこのような香りも感じます。
味わい
穏やかなウォッシュの香りにきのこのような香り。
塩味がとても穏やかで、ミルクのコクと甘味をよく感じることができます。
きのこの香りに乗って、旨味が口の中に広がり、熟成の効いた白カビチーズのような印象ですが、香りがそこまで強く残らないので、こっちの方が食べやすいと思います。
弾力のある食感と口溶けの良さが相まって軽やかな印象を受けるチーズです。
重たさがあまりないので、気付かずどんどん食べ進んでしまいます!
ドリンクとの合わせ
爽やかな香りと優しい味わいのダージリンと合わせるとミルク感をより強調してくれます。
日本茶は香りの良い、京都の宇治茶と合わせると、軽やかなチーズの風味とよく合います。宇治茶の爽やかな緑の香りと桜のような花のニュアンスを感じる香り、ルクロンのきのこの香ばしい香りが相性がよく、口の中いっぱいに広がり、香り高い余韻を演出してくれます。
まとめ 深いコクと軽やかさが特徴のチーズ
深いコクがありながら、穏やかな香りと控え目な塩味によって、軽やかな雰囲気のチーズです。
朝ごはんに、夕方のリフレッシュに日本茶やスッキリした紅茶と合わせたいですね。
ウォッシュタイプと白カビタイプの中間のようなチーズですが、どちらとも違う特徴的なチーズになっているので、ぜひ食べてみてください。
最後に、今回ご紹介したチーズとお茶達のAmazonリンクを載せておきますね!