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8/17 2ヶ月経ってみて考えたこと

ポルトガルに来て2ヶ月が経った。まだ2ヶ月しか経ってなかったの?というのが正直なところだ。特に不便もなく、人にも部屋にも恵まれて、ストレスも感じていなかったので、体感的には二倍の4ヶ月は住んでいる感じがする。

仕事はリモートなので家でできるし、スーパーは簡単なポルトガル語で済ますことができて、レストランやカフェなどでは英語が通じてしまう。ルームメイトとも英語でコミュニケーションを取るし、日本人の知り合いも増えた。

今は業務委託で仕事をしているため、収入が不安定なのと円安が痛いが、それを除くとずっとこっちで住めと言われてもやっていけそうだな、というくらい暮らしやすい。

だけどときどき、突然のホームシックが発動する時もある。

お母さんと一緒にYouTubeでsnowmanのチャンネルみたい。

お父さんとお笑い向上委員会見て笑いたい。

妹と恋愛リアリティショー見てやいのやいの言いたい。

友達とマシンガントークしながら遊びたい。

会社員時代にお気に入りだった名古屋の坦々麺食べたい。

実家の犬と猫に触りてぇー!!!!


涙が出るほど帰りたいわけではないけど、日本もう少し近くあれよと思う。

この間、ルームメイトにポルトガルでこのまま暮らし続けたいかと聞かれた。

日本社会が女性として暮らしやすいかとか、もし結婚して子供ができた場合に今の日本で育てたいかと聞かれるとYESとは決して言えないのだけど、じゃあポルトガルやその他の国で暮らし続けたいかと問われるとまだ答えは出ない。

中学生から20代前半まではとにかく広い世界に物理的に出ていきたかった。今その気持ちが少しずつ変わってきている。

日本の外から日本社会を見て、いろんな人と会って話して、視野を広げる経験はもう少し積みたいけど、今度はそれを日本とか地域とかに還元していきたいというか。最後は日本に帰って、じゃあ日本はどうしていったらみんなが生きやすくなるんだ?っていうのを考えていきたい。ちょっと抽象的でスケールが大きい話の気がするけど。

自分が居心地のいいところに行くのもアリだけど、自分が生まれ育ち、自分の大好きな人たちが暮らしている場所を居心地のいいところに変えていくことにエネルギーを向けるのもアリだな〜みたいな、そんな感じです。

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