私の相棒、ビニール傘

コンビニで売ってる、何の変哲もないビニール傘。私の今一番のお気に入りで相棒と呼んでいる。

相棒との出会いは偶然。出掛け先の予期せぬ雨に傘を持ってなかった私は仕方なくコンビニで購入。

物を買うときは大抵、本当に必要で欲しいものなのか悩みに悩む。相棒以外にもう1本長傘があるけど、それもその過程を乗り越えて購入したもの。

今でもフォルムは好きだが、総合点では相棒が上。雨の日はもっぱら相棒をお供に出掛ける。

その魅力は機能性。安心感のある大きさと強風でひっくり返っても元に戻る優秀さ。その上、透明なので向かい風でも進行方向が見えて安全。

どこでも買える安心感と手軽な値段のおかげで、もし穴が開いたら気兼ねなく捨てられる。意外と丈夫なので今のところその予定はないけど。

気に入った物はボロボロになっても名残惜しく、使ってしまう性がある。そんな私にはメリットしかない画期的な逸品なのだ。

他人からしたらただのビニール傘。

私にとっては大切な相棒。