中村洋太さんと話したことの備忘録
2024年6月24日月曜日、中村洋太さんにお会いしてきた。その日のうちに特に記憶に残ったことを書き残している(←自分で言うのもなんだけど、成長した)けど、時間をかけて反芻しながら消化したい部分も、書いて残しておこうと思う。話したことと、感じたことについて。
抽象化するとこんなお話をした。
早稲田大学や、村上春樹氏が海外滞在中に書いたエッセイの話
初版本の進捗
アドバイス・相談の受け取り方
コハルの今までの仕事や、得意/不得意の話
金
自分のなかの限界と、完璧主義、1か100か主義
西ヨーロッパの旅(アメブロ)の感想と、応援したいと思える人の特徴
人と会って話すことで得られることと、本から得られること
書いて残すこと、公開したものと自分用ノート。
自分を信じ続けるためにどうしているのか
私のなぜなぜが爆発しまくって、何度もお話を遮って質問することがあった。申し訳なかった。その度に、腕組みしながらとても真剣に答えを考えてくださって、こんなにありがたいことはないなぁと痛感した。目の前の人間にこれだけ誠実に接するから、人を惹きつけるんだろうなぁと思った。私にとって中村さんは数少ない存在かもしれないけど、中村さんにとって私はone of themでしかないのだ。この真剣さで毎日朝活をされていたことを想像し、畏怖という言葉が浮かんだ。
出てくる答えのほとんどが、一般論ではなくて、中村さんの中にある言葉だったことも印象的だった。自分の体験をもとにしているから、自分の場合は、と自信をもって答えられるのだろう。
そんな人を相手に「他の人より優れていること……小学生の時、誰よりも早くテスト用紙をひっくり返してました」「運と度胸だけで生きてます。ホラみてください、今日の東京は快晴です」「最近いちばんワクワクしたのは、ドリップケトルの中のお湯にブッ刺した温度計を30秒ごとに見て沸騰後の温度の低下を観察した時です。」と答えた私のマヌケさときたら。度胸があると自分で言うだけある。
中村さん曰く、私とはどこか共通点があるらしい。それはもはや人類の共通点じゃないか、とか、それみんなに言うてるんちゃういます?なんて思うけど、同じ部分があると思えた方が希望をもてるので、とりあえず信じようと思う。
年齢は5歳くらいしか離れてないけれど、1年あたりの体験の量が違うから、倍以上試してみなければ同じ目線で話せない。いつかそんな日が来るんだろうか。(私は90歳までは生きるつもりなので、中村さんにも長生きしてほしい。)
自分の体で「何か」を証明しながら、過程・結果を文章を通して伝えてみたい。証明する過程から書けたら、誰かにちょっとでも影響を与えられるはずで、それがきっと、胸はって子孫に残せるような社会に繋がると信じてる。だからまず、自分でやってみることだ。毎日、過程を書こう。好奇心のベクトルが変わっても、そんな自分を隠さずに書き続けてみよう。昔の自分から変わった部分があれば、未熟だったなと思わず、成長したと自分で捉えよう。考えが変わったならそう書いてみよう。嘘のない文章を、面白がってくれる人がいたらいいな。
せっかくコンサルということで時間を取ってくださったのに「自分で最高だと思えるものを書けるようになってから……伸び悩んだときに相談したいです」と変な意地を張ってしまって、ちょっと後悔してる。今日はどうでしょう。37点/50点?
最後、全く同じタイミングで「写真撮りましょう」「サインください」と声が被ったのがちょっと面白かった。
サインをもらったノートを私が使い切る頃には、中村さんはもっと遠くへ進んでいるだろうけど、私だって何歩か前に進んでいるはずだ。頑張るぞ。
お忙しいなか、本当に本当にありがとうございました!
以下はさらに備忘録。
話に出てきた本。
(あと一冊、アメリカ滞在中のエッセイの話があったはず。思い出したらリンクを貼ること。私へ、私より)