登山初心者が山登りをした結果

先日、幾つもの山々を歩いてきた方と一緒に人生初登山を経験させてもらった。

今回登ったのは「那須岳」

朝日岳、茶臼岳、三本槍岳（朝日岳と茶臼岳は山頂に行きました！）の三つの山を総称して呼ぶ山らしい…

（ちなみに、今回は初めてということで相手に全て任せっきりにさせていただきました。ごめんなさい。）　

登山当日は天候にも恵まれた。

いざ、出発！！

…しかし、登り始めてすぐに、へばってしまったのだ。

呼吸がうまくできなかったり、歩いてるのに進まない。相手はどんどん前に進んでいく…悔しい。

小さい子どもやおじいさん、おばあさんもいた。どんどん抜かされる…悔しい。

だが、へばった人間がどう乗り越えたかというと…

歩いては後ろを見て、歩いては後ろを見る。

岩山をよじ登っては後ろを見て、またよじ登る。

「少しでも進んだ」という気持ちを視界で確認させて、奮い立たせることで登り詰めた。

そして1時間半後…山頂！朝日岳！！

朝日岳までの道のりはただただ大変だった…本当に…。

山頂について荷物を置いた瞬間、風が強く吹いた。

荷物の重みで感じなかった風の心地良さ、身軽さが今までで、一番の快適さだった。

こんなに素敵な景色を幾つも見てきた人達がいるんだ、となんだか羨ましくもなったし、まだまだ知らない景色が日本にもあって、また、見てみたいとも思った。

下山はロープウェイに乗った。人生初だ。

長い時間かけて登っだが、ロープウェイに乗っていた時間はたったの4分。…4分。

後から聞いたが、今回登った山道は中級者だったらしい…初心者とは？？

でも、本当に最高に楽しかった。

そして、登山を終えた現在は、「次はどこの山を登ろうか」と常々情報収集しております。

…まんまと、ハマった。笑

それと、山登りは仕事に似ているな…と。一歩一歩確実に進めば、素敵な景色が待っているように、一個一個こなしていく。そうすれば得るものがある。

でも、ストレスを忘れる為に登ったのに、頭では先行きのことばかり考えていた、それをやめたい…と思った。