拘り
拘りこそが良い製品を作る
バイクは空冷で無ければと拘る人がいる中、バイクは原付バイク以外どんどん水冷化して行く何故だと言いたいが実際エンジンが高速化してくれば冷却能力は水冷に頼らざるを得ない。
そこでそのように拘る人が旧車を求め買いあさるため20年以上前のバイクが新品のバイクより高くなっている。
真空管アンプもしかり交流から直流に変換するさいアナログの整流管(電源回路に使う二極真空管)を使いデジタルの半導体(ダイオード)を使う事を良しとしない人たちがいる。
整流部分に2個位の半導体(ダイオード)を使うとそれじゃハイブリッドだろうと言いまくる。
ではなぜ整流するのに真空管を使わずにダイオードを使うのか整流力も向上するのに真空管を半導体にに変える意味はなんだろう、実際は部品の持ちが違うのです、定説では真空管の寿命は5000時間(真空管に電気が通る時間)一方半導体(ダイオード)はおそらくアンプ寿命と同じ位持ちます。
だからコストパフォーマンスは半導体の方が有利なんですです。
そして経済的にも整流管は7000円以上ですがダイオード(半導体)は300円程度通常は2本使うので600円これでは敵いませんね更に音響関係はノイズが少ない良質の音を出します。
性能としてはデジタルが良いのですが何故か真空管に拘る自作愛好家が多いのです。
真空管アンプ愛好者は多少効率が悪かったり価格が高くても、何かにつけて知人に真空管アンプの良さをアピールしています私もその一人ですがね。
現行のアンプは、ほぼ半導体を集めて作ったIC(集積回路)を集めて作るアンプですがその出来上がりは見事なものです。
普及品も高性能な日本ブランドのアンプですが高級品アンプにおいては向かうところ敵なしの状態です。
世界的に有名な高級アンプ、ティアックのエソテリックやアキュフエイス、デノン、パナソニックなどかなり高額ですが、予約待ちの製品が多数あるくらい日本を代表するアンプです。
カメラ、バイク、オーデオ、どれも高級品を4社以上が切磋琢磨して世界に誇る名品を作っています日本は衰退していると言いますがまだまだ工業製品は安泰です。
自国の製品をそれもプレミアムな商品を選んで買えるのは日本だけです。
消費者も拘るなら制作会社も拘り、よりよい商品を世界に送り出しています。
拘りの有る内はまだまだ日本の先は明るいですよ。
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