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チャイナ服をblenderで調整してみよう!③~blenderのVRMアドオン+Body分離編~


こんにちはー
前回紹介したワニでもわかる動画の第一回目をみてマスターした前提でさっそく書いていきます。

○VRMアドオンの導入

まずはblenderに「VRM_Addon_for_Blender」というアドオンを導入します。
VRMを読む込むための物です。
https://vrm-addon-for-blender.info/ja/

DLが終わったらblenderの上のメニューから「編集」→「プリファレンス」を選択。



プリファレンスのウインドウが出たら左のメニューから「アドオン」を選択し、右上の「インストール」をクリック
先ほどDLした「VRM_Addon_for_Blender-release.zip」を選択してください。



その後、右上で「VRM」と検索し「インポート/エクスポート:VRM format」にチェックを入れ有効に。

以上でアドオンの導入は完了です。


○VRMモデルのインポート

左上のメニューから「ファイル」→「インポート」→「VRM(.vrm)」を選択するとファイルを選択するウインドウが出てきます。
ファイルビューにてVroidで作成したチャイナのVRMを選択して下さい。



VRMのインポートが終わると右側のシーンコレクションはこんな感じ



一番上の「camera」と「Light」は今回は使わないし邪魔くさいので消します。
両方選択し「右クリック」→「削除」
キーボードショートカットは「X」
空の「Collection」が残るので、これも同じように消します。



Colliders(当たり判定)とArmature(ボーン)はVRMに必要なものです。
が、邪魔なので目のアイコン?みたいなの(カメラアイコンの左側)を押して非表示に。
Collidersの中身が多いので、左の小さい三角をクリックして縮めておく



Armatureの横の小さい三角を押して展開するとこんな感じ

軽く説明すると上から
「ポーズ」→ポーズのデータ?わかんない
「Armature」→ボーン(骨)のデータ
「Body」→顔と髪以外のオブジェクトを統合したもの
「Face」→かおのオブジェクト
「Hair」→髪のオブジェクト
「secondary」→揺れ物等の設定が入ったデータ



Bodyの分離

Bodyは体本体や服などが合体してるので、マテリアルごとに分離させます。

シーンコレクションで「Body」以外すべて非表示に。
次にシーンコレクションで「Body」を選択、又は左側のメインウインドウでモデルを直接クリック。
選択したものがオレンジ色になります


「Body」を選択した状態で左上の「オブジェクトモード」を「編集モード」に変更(ショートカットはtab)



ショートカット「A」で頂点を全選択
(編集モードにした時点で全選択されてるかも?)

上のメニューの「メッシュ」→「分離」→「マテリアルで」を選択
ショートカットは「P」


シーンコレクションでbodyが増えてたら分離成功
オブジェクトモードに戻す


シーンコレクションの名称の所をダブルクリックすると名前が変更できます。
モデルをクリック、レイヤーを非表示にする等して自分がわかりやすい名前に変更してください。

※「Face」「Hair」「Body」はデフォの名前のままがいいと思います。


※日本語でもOKですが、ブレンドシェイプが設定されているレイヤー(Faceとか)又はシェイプを登録する予定がある場合はunityで文字化けするので英数字にした方がいいです

以上でBodyの分離は完了です。
お疲れさまでした。

次回はシュリンクラップでチャイナ服を修正していきます。

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