冴えない医学生:論文を読む

私の現在の流れ(実験の論文)

使用ツール

・Google scholar
・Consensus
・Perplexity
・Connected paper
・Chat GPT
・Paperpile(有料、月500円程度)
・DeepL

①論文を探す

・Google scholar…キーワード検索。タイトル、出版年、引用数、雑誌を参考に読むものを決める
・Connected paper…ある研究テーマについて概略を把握する→大枠の把握
・Consensus, Perplexity…AIが疑問に対して論文を探してまとめてくれる→疑問が生じた時に使用。Consensusのほうがよく使っている。

②論文をスクリーニングする

・気になった論文は取り合えずPaperpileに取り込む
・Paperpileではファイルの選択とタグ付けをしておく。
・Abstractを読んで、適宜マーカーやメモを加えてどこが気になったか残しておく

③論文をもう少し読む

・Abstract→figureの順にみていく
・Abstractとfigureをパッとみて方法が気になるとき、知らない方法を使ってそうなときはmethodをざっと読む
・figureを読んだだけでは何が言いたいかわからないときはResultを参照する(略語、なぜその分子を見たか、など)
※自分が詳しくない分野や方法を知らない時はfigureだけやResultをみてわからないので、都度Google、chat GPTを使って読む。
・以上で論文の概略をつかみ、疑問点が生じたときはdiscussionに何か書いてないか拾い読みする
・読み終わった論文はPaperpileでreadタグをつける。readとまでは言えないがざっと概要を掴めたものはcheakedタグをつける。

④参考にする論文はもっと読む

・自分の研究に使えそうな方法や考え方があればsupplemental materialも確認する
・introduction、discussionも気になったら読む(読まないことが多い)
・参考にした論文はPaperpileでreferenceタグをつける。

その他

・大枠を知りたいときは比較的最近のreview論文をいくつか読む。気になった論文を孫引き。
・abstractはDeepLのChrome拡張機能で翻訳してざっと確認する。PaperpileなどPDFで読むときは英語のまま読み、知らない単語だけMacやiPadの辞書で確認する(たまに翻訳が信用できないため)。英語は慣れたらストレスなく読めるようになった。
・臨床系の論文は基礎系の論文より読みやすい。case reportはabstractとfigure、discussion、meta analysisはabstractとfigure読んで終わることが多い。参考にしたいときはもっと丁寧に読む。
・reviewは気になるところだけ読む。自分の研究に関連するものなら全て読む。頭から読むと疲れて挫折するので、気になったところを飛び飛びに読んで最終的に全て読んだみたいにすることが多い。

現在の課題

・昔読んだ論文の内容を忘れている→論文の管理の方法を改善する?
・丁寧に読むことが苦手。方法や解釈に対する理解が浅い。→人の読み方を勉強する
・昔読んだ論文がどこにあるのか忘れる→現在他の人の文献管理検索しつつ、気が向いた時にPaperpileで整理中
・Reviewを書いてみたい





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