うつしちゃいけないといわれた時から頭の中にうつしちゃいけない誰かの存在もうひとりぼっちになり切れない

画像1 魔物が潜む恐ろしく冷たい夜が駆逐されてほっとするのもつかの間 SF小説復活の日の主人公は遥か南極を目指して歩き続けなければならないのだ
画像2 というのが荒れ野をトレッキングするときの気分なのだったけど 小説と同じようにウィルスに席巻されているいまとなっては
画像3 荒れ地を行く思いは他人事ではないのだ
画像4 新しい景色を見たいとか自分の弱さを超えたいとか気分を新たにして人生に向かいたいとか
画像5 遊びでしょと言われようと誰だって旅立つときはそれなりの決意と覚悟を持っていく
画像6 もう決意だけでは旅立てない 淀みながら疾走する時の檻の中で なぜだろう 荒地を歩き続けている心地
画像7 自分の目的自分の夢自分への責任いつもそれだけで無我夢中だったけれど もうそれだけで生きられる人はいない 誰もがもう一つ持ち物が増えて COVID-19を感染しちゃいけないという
画像8 自分の命のことだけじゃない いつも他人の命を思わなきゃいけない こんな時代ってあっただろうか
画像9 自分の命だけではない大事な人の命だけでない 見知らぬどこかのいい人なのかひどい人なのか知りようもない誰かたちの命もだ
画像10 マスクして消毒して距離を保っておしゃべり控えてお出かけも控えてそれは自分の命のためなのに そのままそれはどこかの誰かの命のためだなんて
画像11 自分のことしか考えたことがなくて自分のことしか考えないのに自分の命を大事にするならそれがそのまま誰かを考えてることだなんて まるで全人類思いやり深い良い人にされてしまったね

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