薄明の真夜中 薄明の真昼

画像1 夏 1月 南極半島 薄明の真夜中
画像2 湿った空気は動かない
画像3 どこかで氷のきしむ音
画像4 短く高く届くのは 鳥なのか海獣なのか 夢を見ているような声だ
画像5 一般人がのこのこと こんな最果てまで来て良いのかと 来たかったんだけど来れて嬉しさ最大級だけど
画像6 薄明の真夜中の静けさの中に氷が崩れる音色が響くとき 生き物ではない世界に踏み込んでしまったかの恐れ
画像7 肺に触れる空気は澄んで柔らかく優しく 氷の大地とは思えないほどに柔らかく
画像8 まだ人類がいなかった頃の地球かもしれない
画像9 私たちは無自覚に地球にもひどいことをしてきてしまったかもしれないけれど
画像10 そんな私たちだからこそ やりなおせるはず 一緒に未来へ行きたい
画像11 そうでなければ自らに恥ずかしくて溶けて蒸発してしまう

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