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おばちゃんがカーブスにハマる理由

おばさんに愛されるジムとして有名。今回、noteに書くことは全て聞いた話。利用して書きたいけど、男性なので出来ない。

実際、職場にカーブスを利用するおばちゃんがいる。おばちゃんから聞いた話が感動したのでnoteに書きたい。

「なぜ、おばさんがカーブスにハマるのか?」その本質が見えた。

そもそも「カーブス」って?

「女性だけの30分健康体操教室カーブス」は、「手軽に、誰でも、何歳でも」「1回わずか30分、予約不要」で運動をしていただくことのできる施設です。(カーブスHPより引用)

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Point

・女性専用

・運動が苦手な人でも安心して出来る

・30分のみのサーキットトレーニングだから無理なく続けれる。

・服装は自由。(買い物のついでに行けちゃう)

おばちゃんがターゲット

大切なことは、おばちゃん(中高年女性)がターゲットであること。

中高年女性になって想像してほしい。

①体の新陳代謝が悪くなり、太りやすくなってしまう。

②ジムに行きたいけど、心理的なハードルが高い。(ジムは若いひとが行くという固定概念)

③体を変えるのではなく、体の老化を抑えたい。

痩せたいおばちゃんは、日本に大勢いる。おばちゃんの3人に2人はターゲットになるはず。(多分)

おばちゃんの気持ちを理解している。

①コーチ(従業員)は、おばちゃんを下の名前で呼ぶ。

「ミチヨさん!こんにちは!」「ミチヨさん!今日も来れたのですね!凄いです♪」「ミチヨさん!少し顔が小さくなりましたね♪」

みたいな感じで。

ここで考えて欲しい!人は自分の名前が一番気持ちよく聞こえる。

普段、自分の名前を呼ばれるのは苗字が圧倒的に多い。特におばちゃんは、苗字が結婚をして大体変わる。おばちゃんになれば、なるほど自分の名前を呼ばれる機会が減るのだ。それで、正真正銘の自分の名前を呼ばれることは凄く嬉しい。

②否定をしない

月に一度、体の測定をする。体重が増えても否定は絶対にしない。

「体重増えてるけど、筋肉量も上がりましたね!」「体重増えてるけど、来てる回数が増えているので代謝は確実に上がっていますね!」

否定はせず、ポジティブ返しをする。

③一週間来ないとおばちゃんに電話をする

一週間こないとコーチから電話が入る。

「ミチヨさん、一週間来れてないですがどうしましたか?お体でも悪いんですか?(心配そうに聞く)」

ここまで大切にされることがあるだろうか?

髪を切ったのに気づかいな旦那。

長年変わっていない狭いコミュニティ(家とパートとスーパーの往復)。

そんな中で新たな出会いが出来る。娘くらいの年齢のコーチに大切にされる。凄く嬉しいことだし、幸せなことだ。

おばちゃんの口コミマーケティング

色んな広告宣伝があるけど、一番の信頼が出来る広告が「口コミ」。

少なからず、インターネット広告に構えてしまう中高年は沢山いる。

おばちゃんが株を始める大体の理由は、「○○さんがやって儲かってるから」知人から聞いた話が一番身近に感じて、信頼が出来るもの。


勝手な偏見だけど、おばちゃんは人の変化に気づくのが早い。

おばちゃん「あら、清水さん少し瘦せたんじゃない?」

カーブスおばちゃん「そうなのよ!カーブス行ってから痩せたのよ!」

おばちゃん「え!?カーブス行ったら痩せるの?」

って感じで勝手にカーブスを知ってもらえる。


痩せてきたら自慢もしたくなる。

カーブスおばちゃん「少しやせたでしょ?」

おばちゃん「たしかに。どうやって痩せたの?」

カーブスおばちゃん「カーブス行ってるの!」

まとめ

・カーブスは「おばちゃんのためのスポーツジム」

・ターゲットに対して施策が徹底をしている。

・痩せたいおばちゃんの潜在層は沢山いる。まだまだ市場はブルーオーシャン。

凄く重要なことだけどカーブスに行く目的。初めは「痩せたい」かもしれないけど、通っているうちに「コーチに会う」ことが目的になっているかも。

カーブス、勉強になります!!

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