投資信託の始め方①「いくら投資するかを決める」
サラリーマンや主婦の方でも投資を活用した資産形成に興味をお持ちの方は多いかもしれません。しかし、投資をどのように始めたら良いか分からないという声も多く聞かれます。
そこで、投資の始め方について、投資金額の目安(いくら投資するべきか)や投資するべき投資信託(何に投資するべきか)等をお伝えしていきたいと思いますが、今回は投資金額の目安(いくら投資するべきか)について2つのポイントをお伝えしたいと思います。
1つ目は、『保有している金融資産の1/4を上限に投資金額を検討すること』です。金融資産とは、現金や預金券などの直ぐにお金に換えられる資産であり、生活費や緊急時のために必要なお金を確保しつつ、価格変動のリスクを抑えるためにも、まずは金融資産の1/4を上限に投資する金額を検討しましょう。
2つ目は、『毎月1~10万円で複数のファンドに積立投資すること』です。20代の方でも毎月1~3万円程度であれば無理のない金額になると思いますし、毎月1~10万円であればNISAの対象範囲に投資額を収めることもできます。また、積立投資するファンドはリスクの高い資産だけでなく、リスクの低い資産もバランスよく組み入れて複数の資産に投資することで、ポートフォリオの分散効果を高めることができ、リターンを安定させる効果があります。
以上が、投資金額の目安(いくら投資するべきか)のポイントになります。投資は自分の目的や状況に合わせて行うものですが、まずは適切な範囲内で行うことが最も重要です。自分の金融資産の状況を把握して、投資金額の上限をしっかり設定するとともに、毎月の投資金額についても無理のない計画を立てるようにしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?