Major League Baseball; MLB

今年ほどアメリカの野球中継を見た年はありません。私は、特に野球好きというわけではなくて、フォーシームもチェンジアップも何のことかわかりませんが、ただただ、大谷翔平選手を応援していました。朝起きて、スマホのニュースで大谷選手の活躍をまずチェック。毎日のように「よぉーし!」と元気をもらいました。後半、勝ち星がつかなかったり、なかなかホームランが打てなかったり、やきもきすることもありましたが、あと3試合となった今、ケガをせずに笑顔のままでシーズンを終えてほしいと願うばかりです。アメリカ大リーグで、ベビーフェイスの日本人野球選手が、投げて打って走って、ににこにこ楽しそうだなんて!誰が想像できたでしょうか。本当に素晴らしい!!

私は、1995年から大リーグで大活躍した野茂英雄氏と同じ1968年生まれです。野茂投手は「野球をやりたい」一心で、日本の野球界やマスコミからぼろくそに言われながら、片道切符でアメリカに渡ったと記憶しています。大リーグでの大活躍は言うまでもありません。ケガをして、手術をして、それでも現役にこだわって投球法変えて頑張って、ついに引退となりました。大リーグのマウンドで、野茂投手はさわやかな笑顔を見せてくれましたが、日本のマスコミには最後まで仏頂面だったような気がします。現在は、NOMOベースボールクラブの運営を支えておられるそうです。どこまでも野球ですね。ドジャースタジアムに行った時、野茂投手の強大なパネルに遭遇して、嬉しくて思わず手を合わせて拝みました。ところで、野茂氏の英雄というお名前は、お父上が演歌歌手村田英雄さんのファンだったからだそうで、Heroたれという意味ではなかったそうです。私は今も、野茂英雄氏の大ファンです。

大谷選手の二刀流も、 日本ハム入団当時「プロ野球をなめるな。」などと散々批判されていたように思います。今年の大リーグでの大谷選手の大活躍を見てもなお「投手に専念したほうがいい。」とか「打者に専念してタイトルをつかんだ方がいい。」などという意見もあるようです。多分、そんな意見は大谷選手には不要でしょう。大谷選手は今後「どうするか」を自分で決めることができる立場を、その実力でもぎ取ったように思います。これからも応援したいと思います!

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