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結婚相手にふさわしい企業選び 〜時代で変化する結婚相手の条件〜

こんにちは、ハハカラの片田です。


出産準備や夫婦協働という軸でサービス運営していることもあり最近20代の大学生や社会人1〜5年目の人に「まだ結婚してないんですけど、結婚が不安です」ってめちゃくちゃ相談される機会が増えました。

元々がお節介気質なので、勝手に人の恋愛に首突っ込んだり似合うタイプを探したりみたいなことをやることが好きなのですが、最近はどんな人と結婚すべきか、について各所で熱く語っているのでここにもまとめておきます。
今の20代の思考ってどんな感じなの?って人も、
まさに20代で結婚が不安です!という人も参考なると思います。


まず、大前提として

わたしは今34の歳ですが、Z世代と言われる今の18-28歳の人たちは私たちよりも明確に「結婚により自分のキャリアが止まる不安」を抱えているなと感じています。

実際にO-netさんの調査でも


恐らく私たちの世代(10年前)は過渡期だったんだろうな、ロールモデルがいないからなんとなく親に倣って周りに倣って、という人が多かった気がする。
だから当然親世代とは全く価値観も話も合わないはずで、自分たちと似た価値観のロールモデルが見つけにくいから過去の先輩や親世代を見て不安になっちゃうんだと思います。

親の世代とは女性の働き方が違う

ハッキリ言って、今まで「いい結婚相手の条件」と言われていたものは多くが魅力を感じないし新しい価値観で結婚相手の条件を描いて選ばないと時代錯誤で全然幸せにも感じないし幸せにも見えない(ここ女子にとっては大事?)ものになってしまう。

Xで共感した産婦人科医のポスト
結構この通り。"選ばれる" 種類が変わってきているのがわかる

結婚している私が経験や周りの友達のパートナー選びを見て思っているからこそ、(層に偏りはあるものの)後悔しないように明確に自分の幸せを定義してから結婚を選択してほしい!

今までの価値観

  • 学歴

  • お金

  • 性格(優しいか、面白いか)

  • お勤め先

ここで落とし穴…

とかあると思うんだけど、社会人である以上勤め先次第で生活や性格までも変わってしまうことを皆さん分かっていない!
三低と言われて、謙虚で自律的な男性がもてはやされていたけれど、それは本当に結婚する前に見抜けるのか?

もちろん給与による金銭的余裕もあるかもしれないけれど、今の価値観で自律した働き続けたい人にとって金銭的余裕があれば犠牲にできることなの?というところはすごく疑問で、
究極共稼ぎが一般的と言われる現代の日本において一馬力で家、外(仕事)という分担よりもふたりで外に出て稼がないと自己実現や金銭的余裕を達成しやすい。


じゃあそれを実現できる人を選んだほうがいいよね?
というよりも選ばないと、日々評価されにくい家事育児という言われる家庭業務もこなしながら仕事で評価されるように頑張らなきゃいけないの?
詰むよね?
両立という綺麗な言葉に隠された己の犠牲を感じるし諦めたくなっちゃう気持ちもすごくわかる。

じゃあどうやって選ぶか。

一般的に就職するとき

出典元

就職四季報で就活生が見る項目はこんな感じ

初任給
基本横並びだけど業種によって高いとお?!となる

30歳の時の年収
1,000万円、と言う先輩が内定もらった時にめちゃくちゃ自慢していたの覚えている(なお30歳前に転職してたw)

有給取得率
ブラック企業とか言われていたの懐かしいよね

企業ごとにこんな情報載っているの有益すぎるよね…(出典元:東洋経済

「え、でも年収高くて有給取得率高くても有給使ってひたすらジム通ったり友達とドンチャン遊ぶのがやめられない人ってどうなの?」

 ということですよ。

自分にしか時間を使えないか、自分以外にも時間を使えるか。
これも社風として滲み出てくるもので、というか会社の雰囲気としてしっかり伝播するものでやっぱり似てくる、という感じがあります。

そうなった時に自分も結婚も妊娠もしたい、でも働くのをやめたくないっていう人は自分以外にも時間を使える人たちのコミュニティ、企業所属の人を結婚相手としてロックオンすべき!
年収なんか自分の幸せな数十年に比べたらどうにでもなる。

じゃあ自分以外に時間を使える人たちのコミュニティ、企業ってどうやって知るの?

本当に育休取得率だけでわかる?

育休の平均取得日数まで見た???
男性育休で5日休んだとして、それって自分以外に時間を使える人だったと言える?

わたしは思った。
育休取得率も大事だけど、いかに活躍してくれるか、本当の意味で寄り添ってくれるかなんだよな。

その人個人の仕事捌きの有能さはあると思うけど、やっぱり会社、チームの許容度や先輩育休取得者の様子とかで分かってくるし、産後しっかり育休取って子育てをワンチームでやってる人は「何か手伝おうか…?」なんて質問はしないし、ママ側が復職するときに自分がどう調整したらいいかも自分で気づけている。

だから、ご家庭ごとの家事分担比率を可視化してスコアリングして四季報に載せたい!

家庭業務(家事育児)分担比率5:5ならば、フラットに尊重しあえる夫婦が多いんだとわかり、
家庭業務(家事育児)分担比率2:8ならば、片方に負担がかかるのも仕方ないというマインドなのかも?とわかる

そうすることで、「家事育児に積極的な人と結婚したいけどどこで出会えるのかわからない」女子も、「お互い共働きで支え合いながら子育てしたい」男子もそういう会社に入社すればいいし、入社出来なかったら紹介してもらってパートナー探しすればいい!

昨今マッチングサイトでも「家事育児に対するスタンス」を記載する項目があるくらいだからそろそろ企業単位でも公開できるといいと思っています。

四季報に家事育児分担比率を載せてもらうぞ〜〜〜!

ということで関心がある、興味を持ってくださる企業さんはinfo*hahakara.co.jpまでご連絡ください!
(四季報をつくっている東洋経済さんもぜひ!)

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