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インドネシアで自家製ビールを造ってみたい[材料編]

ビールを造るうえで一番大事な材料!(当たり前)
今回は、インドネシア(ジャカルタ)で造ったので、向こうで実際に調達したもの、使ったものを紹介します。一部、インドネシアで手に入りづらそうだなーっていうのは日本で買っちゃったりしました。

本来、王道に倣って麦やホップを溶かすところから始めたいという気持ちもあったけれど、如何せん初めての挑戦だったのでありがたく先人の知恵でもありホップ缶を使用させてもらった。

モルト缶(ペールエール)


ビールの種類ごとに、プロが既にいい感じに麦やホップや愛やその他大事なものを諸々いい感じに配合して缶詰にしてあります。
インポートものですが、日本語訳の説明(日本の法律に準拠するための注意事項も丁寧に捕捉してくれている!)まであるので情弱でも安心して使える!ちなみに1缶で最大23リットルできる。23リットルって想像できます...?爆。今回はこちらで17リットル分を作ることに。
今回は日本でAmazon経由で購入。1缶2,222円(送料別)となっている。


そして基本的には、ビールの作り方はシンプルなんだけれども製造の上で重要なファクターになるのが殺菌!いやむしろ滅菌!!菌根絶!!という状態を保つことである。

80度のアルコール+霧吹き(容器)

インドネシアのドラックストアで買ったやつ。300~400円くらいだったかな。最初だったし、滅菌に慣れなさ過ぎてどんな量必要なのかわからなかくてとりあえず10本くらい買った。笑 (結果、半分くらい余って引っ越しの時によく行く屋台のおにいさんにあげた。持て余しすぎた。笑)
本によると、消毒には70~90度のアルコールに水を混ぜて使うのがいいらしい。霧吹きがあるとまんべんなく消毒できるのでとても便利!ちなみにインドネシアで探すのが面倒だったので(←)、私は霧吹きを日本でさくっと調達。

ポリタンク→BBQ用ジュースサーバー

大きい鍋でモルト缶の中身をぐつぐつやってから発酵させるための密閉容器が必要。モルト缶、大量の砂糖、大量の水が入らなきゃいけないからそれはそれは大きな容器が必要なのだ。Amazonなら簡単に買えるそうだけどそんな大きいのをインドネシアに持ち込むのは却って面倒だから似たようなのを調達することにした。なんでもそろうホームセンターACEで5ガロン(約23リットル)入れられる家庭BBQ用のドリンクを保管できるサーバー約10,000円で代用することにした。
※写真は検討した3ガロン用のタンク。写真がこっちしか\残っていなかったのでやむなく実際には購入していないものを参考として掲載。

保存用の容器は密閉できるものがよい。私はホームセンターACEで、一本150円くらいで購入。多分本当は油とかミルクとかをおすそ分けするようのやつだと思う、よくわかんないけど。笑 今までこんなおしゃれな瓶、使う機会なかったから大量購入できてよかった。笑
でも、17リットル全部にこのおしゃれな瓶を使うのはもったいなさすぎたし、重すぎて持ち帰れないので10本だけ買ってあとはミネラルウォーターのペットボトルを代用することとした。

大きい鍋

20リットル容量の鍋なんて大きすぎて他に用途がないから正直だるかったけどモルト缶中身+水+砂糖を合わせないといけないから8,000円くらいでLotte系の大型スーパーで購入。(1回、ラーメン茹でたけど深すぎて麺がうまく鍋から取り出せなくて大変だったなあ。)

砂糖

砂糖は、モルト缶の中身を溶かすときに使用する。作り方によると、

砂糖は少ないほうがホップの効いた味の濃い味になる

とのことだったので、通常量500g のところを400gとした。第一次発酵後、タンクから瓶に移し替えるときにもスティックシュガー量(4g程度)をいれる。あと、砂糖の量はアルコール度数にも関わってくるので、日本で造る際は砂糖の量はレシピより少なめに調整する必要あり!(詳しくはネットでアルコール度数を計算するサイトなどを参考に。)こちらはインドネシアのコンビニIndomaretで1,000gを150円くらいで購入。茶色い砂糖よりは白い砂糖を選んだ。

水は、モルト缶の中身を溶かすためと、発酵させるために使用する。
日本にあるたくさんの工場の立地を見てもわかるように、醸造にはきれいな水が不可欠。インドネシアは硬水のため販売しているペットボトルの水を買ってもお腹を壊す日本人もいる。今回は、日本人から絶大な人気を誇っている軟水寄りのPristineを使用した。

多めに購入して17リットル分くらい買っておいた。ペットボトルの容器は第一次発酵後の瓶詰め用の容器にも。(画像は瓶の項目の写真参照)
水が安心なブランドだと一気にビールへの信頼度も高まるからほんと大事!

よそうやつ

鍋から瓶、ペットボトルに移し替える際にこぼれないようによそう道具が必要になる。大事な液体、ということもあるが、大量の砂糖を含んでいるためアリを始めとする虫をおびき寄せてしまうから...!私は日用品店でおたまを購入。おそらく200円しなかったと思う。

計るやつ


モルト缶にビールの材料となるホップや麦芽を溶かしたものやもイースト菌は含まれているが、砂糖の量を正確に計る必要がある。またイースト菌は高温すぎても低温すぎてもうまく発酵が進まない。したがって、温度計計量カップを調達。これは近くの日用品店で買った気がする。どちらも200円程度かな。

買い物を終えて...

特殊な道具が必要でないこともあって、インドネシアでも問題なく調達できた。道具と水、砂糖などの材料の合計金額は約20,000円くらいで、モルト缶が送料込みで2,500円くらいだったから投資費用としては約23,000円ということになる。ちなみに今回はモルト缶を使用したが、ホップはインドネシアではあまり作られていないようで入手するのは難しいようだった。あと反省としては、材料や器具などの購入品ももっとしっかり写真に残しておけばよかった...

備忘録も兼ねてまとめてみたが、あくまでもこれは日本の法律外だったといういうこと、またもしこれを読んでいる人でよりよい代用品のおすすめがあればぜひぜひ教えてほしい!です!!!


画像出典
* http://www.pristine8.com/


次は、作り方~

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