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sakomoko
2015年3月23日 22:01
自分の声なんて、誰にも届かないんだと思っていた。悲鳴を上げても、誰かに届く前に、掠れて潰れて、消えてしまって、気付いてなんて、もらえないんだと信じていた。 架空の遺書をノートに綴る女の子が、そのノートを落としてしまう、というお話です。 まだデビューするよりも昔に、自分のブログに、詩のようなもの、を載せていました。それが『死にたいノート』の原型です。死にたい、死にたい、と綴られた言葉は、そ