Meilleure Soirée(2023-06-03_ソワレ)

(ちょっと間が空いたので、ひっそり書くw)

わたし、結構「ヒキ」はいいほうちゃうかな、と思ってます。

……舞台に限ってですけど。

毎回物凄い大当たり!!!っていうほどやないけど、「これ、おもろいんちゃうか?」と思って観に行った舞台は、大概イケてます。
(たまに、どうしても予定合わんくて、やむを得ず配信だけで観たやつとかは、「うーん……」ってこともある)
(配信だから入り込めなくて、良さが分からないまま終わっている可能性もある)
(だから実物観ないで配信だけとかDVDだけとか嫌やねん)

今回は、中之島春の文化祭で笑いの好みが合ってるんちゃう?と感じた、THE ROB CARLTONさんの舞台を観てきた訳ですが、まあこれが面白かった!

笑いの好みってね、すごい重要やと思うんですよ。
泣ける話って、そんなにね、人による感覚値って違わないと思うんです(個人の意見です)。
実際に泣けるかはさておき、「ああ、こういう話ね。確かに『泣ける』って言われるのは分かるな』って納得できるラインがあるんです。

……でもね、どうも「笑い」となるとそうもいかない。

M-1とかお笑い系の番組見てても、
「……今の、そんなに面白かった?」
ってなることもよくあります。
面白いと思う人がいるのは分かるけど、私はあんまり好きじゃないなあ、とか。

そういう意味で、笑いの方向性が合うというのは、コメディ系の舞台を観るときには、ものすごい重要ポイントやったりするわけです。

文化祭のときも、20分っていう短時間というのもあって、わりと笑いに寄せて作られてる話が多いなと感じたんやけど、なかなか「オモロイ!」ってなるものとは出会えんくて。

そんな中で「ウケるー」ってなったのが、THE ROB CARLTONさんだってのでした。
(相変わらず前フリ長)


いきなり「今からやるのは劇中劇でーす」って説明から入るスタイルも斬新やったしw

あのシュールな劇中劇の雰囲気と、舞台裏シーンに入ったときのギャップが最高。
舞台上の雰囲気と、「素」になったときの人間関係とか、凄く練られてるよなー、って思う。
後半になるに従って、笑いのレベルがどんどん上がっていくのがたまらんかった。

最後の最後に「子供が観に来てる」設定をあんなふうに使うとか、センス最高ですよね。
シュールで不条理系の話を大笑いするラストに転換する流れに、拍手喝采です。
無理やりトリプルコールのオチも大好きww

舞台観終わったあとにね、「良かったなあ」ってしみじみ噛みしめるのももちろんええんやけど、
「面白かったなあ!!」
って清々しく帰るのもいいもんやね。
そして、わたしが可愛い女子が出てこないおっちゃん(w 失礼)達ばっかりの舞台にハマるってのも珍しいw

大阪帰ってきて、なかなか地元で楽しい舞台に出会えてなかったけど、これでまたひとつ楽しみが増えたな。

またちょっとずつ開拓してこ。

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