火消しの辰と瓦版屋の娘(2022-12-03)

前のなまくら刀の感想書いてない?と思ったら、あれ2019年の11月だったようです。
note書き始めたのがその年の12月やから、ちょうどその前やってんね。

みやこちゃん繋がりで、紙風、なまくら刀、と来て、6番シードさんにハマるきっかけになったわけで、そら観ないわけにはいかないでしょう。
(さすがに毎週末遠征ってどうよと思わなくもないけど、しゃーない)
(どうせ行かなかったら後で後悔するんやから)

そんなわけで行ってきました同時刻同時進行コメディ。

いやほんとこれ凄いよな。

ちょうど今日のソワレのあとは、松本さんのアフタートーク会で、創作の裏話聞けたんですけど。
ストーリーとして、表と裏で一連の流れがあるたけじゃなく、出ハケにそれぞれ意味を持たせるって、ホンマ大変。

普通だったら袖に引っ込んだら終わりなところを、その引っ込んだあとのことも考えるってどんだけなの、という。

でも結局何が凄いって、その理屈取っ払って、普通に面白いってことやと思う。
みんなで同じものみて一斉に笑うって、なんて楽しいんやろう。

わたしは(大阪人のくせに)別にお笑い好きでもなんでもないんやけど、お笑いの何がいいって、みんなで同じ笑いを共有することちゃうかなー、と思うわけです。

舞台もライブも結局はそういうことやと思っていて、コメディやと、どっと沸き起こる笑いで、「ああ、隣のこの人も楽しいんや」って、ちゃんと伝わるのがいいんかな。
ちょっとしんみりするところとの、絶妙なバランスもいい。

観たあとに、「あー、楽しかった!」って何も言い訳入れずに言えるのって、凄くいい。
めっちゃスッキリする。

わたしはよく、「そんなしょっちゅう東京やらあちこち行って、いつ休んでるの?」って聞かれるクチです。
まあ、さすがにお財布との戦いもあるから、行きしは夜行バスとかでケチったりするし、正直体はしんどいこともある(もうエエ年やしね……)。

でも、わたしにとっての「休み」は、この「あー楽しかった!」なんです。
心が超リフレッシュなんです。

6番シードさんの舞台は、ホンマ心のリフレッシュに最適なんですよ。

ほんとにいつもありがとうございます。

さあ、最後はいつもの今回の推し。
みんないいけど敢えて言う。

その1!
辰さん!
ぶっちゃけなまくらの時からビジュアル推しは別侯さんなんですけど(分かりやすい)
(A4ブロマイドゲットしてしまったわよ)
スミマセン、正直写真でみるより絶対に動いてる辰さんの方がカッコいいって!
多分身のこなしがカッコいいんよな。
その場にいるだけでカッコいいって、ホンマ最強。

その2!
お玉ちゃん。
これまた正直、今日の舞台観るまでは、そんなに意識してませんでした(ゴメンナサイ)。
すずちゃんぶん投げちゃうキャラとしてももちろんいいんやけど、なんか、そういうのなしで良かったんですよ。
ぶっ飛んだキャラも、旦那さんを健気に待ってるところも、すずちゃんに向けるお母さんの眼差しも、全部ひっくるめて好き。
間違いなく一幕のメインだったなあ。

その3!
鈴霧!
わたし、ホンマオオダイラさん好きすぎへん?w
セナのときもそうやし、こないだのザナドゥおじさんのときの鬼も好きやったし。
いやでもこれも実際観るまではそうでもなかったんよね。
やっぱりみんな、動くと違うんやなあ。

その4!
ツイッターの呟きでは書き忘れてたけど、お炊!
マチソワ両方観て、わかってるのに笑っちゃうあの劇中劇のシーン。
たまらんわあ。蟋蟀さんじゃないけど、「……ウマ」って言ってしまうわw
いい具合に笑わせていただきました。

最後に。
推しとか関係なく、急遽であんなお芝居できるもんなん?の、エリザベス・マリーさん。
凄い。
ほんますごい。
間違いなくあの楽しい場をわたしたちに提供してくれた、立役者ですよね。
高宗さんのいち早い回復をお祈りするとともに、エリザベス・マリーさんに、心から感謝を。

幕が上がって心置きなく楽しめる、というのが約束されたものじゃないことは、ここ2年で観る側としても身に沁みているわけですが、やっぱりこうやって楽しい時間を過ごせることに感謝せなあかんねんなあ、と思った次第でした。

さあ、来年の30周年記念も気になるし、またせっせと通わなあかんから、頑張って仕事するぞー!!

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