奇跡講座ワークブック2周目👀#レッスン9

レッスン９
私は何も今あるがままに見ていない。

このテーマは、明らかに前の２回のレッスンから導き出される帰結です。しかし知的にはこのことを受け入れられるとしても、まだそれはあなたにとって何の意味もなさないでしょう。しかし、今の時点では理解することは必要ではありません。実は、自分が理解していないと認めることこそが、あなたの間違った考えを取り消すために必要な前提条件なのです。

これらの練習は、理解ではなく実践を目的としています。既に理解していることなら、練習の必要はありません。理解することを目指しても、既に自分がそれを理解していると思いこんでいたら、それはまさに堂々巡りになって、理解には至らないでしょう。

訓練されていないマインドには、自分に見えているものが、そこに存在しないと信じるのは難しいことです。このテーマは、多くの不安やさまざまな強い抵抗を引き起こすかもしれません。だからといって、このテーマを当てはめてみることを不可能にするわけではありません。どの練習においても、テーマを当てはめてみる以上のことは求められていません。

一つ一つの小さな一歩が暗闇を徐々に消し去り、マインドを暗くしていたデブリが取り除かれ、最後には理解が訪れて、その光がマインドの隅々まで照らしてくれるでしょう。

この練習は３，４回行えばじゅうぶんですが、周りを見回して、目に入るもの何にでも当てはめます。その際、このテーマを無差別に当てはめること、そして何も除外しないということが必要であるというルールを忘れないように。

例えば、

私はこのタイプライターを、今あるがままに見ていない。
私はこの電話を、今あるがままに見ていない。
私はこの腕を、今あるがままに見ていない。

すぐ目の前にあるものから始めて、範囲を広げていきます。

私はあのコート掛けを、今あるがままに見ていない。
私はあのドアを、今あるがままに見ていない。
私はあの顔を、今あるがままに見ていない。

ここでもやはり、見えるものすべてを対象にする必要はないけれども、特定の何かを除外することは避けなければなりません。この区別をする際には自分に正直であるよう、気を付けるように。あなたはその区別を曖昧にしたくなるかもしれません。

それではキャロルさんの解説をどうぞ❣️

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